新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

広東省東莞で発生(鳥インフルH7N9)

2013-12-16 07:55:04 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

中国 広東省でH7N9報告。

  • 39歳男性。
  • 東莞の住人。13日に現地病院にて陽性、14日にCDC確認。
  • 状態は重篤。
  • 濃厚接触者53名はいまのところ所見なし。

ここのところ香港で2例続いていましたが、いずれも広東省深圳で感染と目されてきました。”事実上の”広東省3例目です。

深圳といい、東莞といい、日本人駐在員の多い土地です。鳥市場など、通常の日本人駐在員の行動範囲とは異なるところに感染源はあるのでしょうが、日本人が一人でも感染すると(公衆衛生学的に懸念すべき状態にほど遠くとも)「心理的強毒性」を発揮するのがこの疾患ですので懸念されます。

ソースは新華社
http://news.xinhuanet.com/english/china/2013-12/15/c_132970038.htm

China reports new H7N9 case
 

English.news.cn   2013-12-15 21:40:39

 


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