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新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

一歩コマをすすめた第一三共のCS8958(抗インフルエンザ薬)

2008-11-19 17:08:11 | インフルエンザ:対策/対策の進歩

第一三共製薬とBrita社が共同開発している新しい抗インフルエンザ薬 CS8958 が順調にコマをすすめ、第Ⅲ相の治験に入ることになりました。第Ⅲ相では、大量の患者に投与がすすめられ、実際の治療に近い形で効果と安全が確認されます。

<第Ⅲ相試験の説明 by治験ナビ>↓
http://www.chikennavi.net/word/phase3.htm

この治験は日本・台湾・韓国・香港で実施されますから、今シーズン インフルエンザになった人は、ひょっとして治験薬投与の機会にめぐまれるかもしれません。 このソースでは、国内どこの施設で治験やるかまで記されていませんから、第一三共に問合せると良いかもしれません。
 投与はリレンザ型の吸入式のようです。

ソースは11月17日付Life schientist↓
http://www.biotechnews.com.au/article/267604/asian_flu_study_marvel
Asian flu study a MARVEL

Biota’s next-generation flu treatment moves into Phase III
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Unknown (治験)
2008-11-20 15:58:51
治験とは生活には欠かせない医薬品、その全てが多くの方の協力によって生まれました。医薬品開発の最終過程では、臨床試験と呼ばれる人を対象とした試験が義務付けられおり、この試験には多くの方の協力が欠かせません。国から新薬としての承認許可を得る際に資料の提出が義務付けられています。その情報収集のために行われる臨床試験のことを「治験」と呼び、開発中の薬の人での有効性(効き目)や安全性(副作用)などを確認します。なお、治験は人を対象とするため、倫理面や安全面に最大限の配慮をして実施されています。http://www.mvn.jp/html/chiken_toha.htm
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