WHOフクダ氏、新型インフルの安心ムード@米国内の引き締めに努めています。
- 今回のパンデミックが始まって8ヶ月。ここのところよく聞かれる質問に「もうパンデミックは終わったの?」というのがある。しかし、安心するには誇張なしに早すぎる。("The answer is, really: 'It's too early to make the call.' ")
- まだスイス・チェコ、あるいはカザフスタンなど中央アジアでは高レベルだ。
人間は目の前に無いものは忘れがちという現実があります。また、米国民の意識が内向き化しているというのも、結構前からあちこちで聞く話でもあります。
そんな意識とも戦いアピールしてゆかねばならないWHOの大変さが伝わる演説です。
日本はピークアウト後、ちょっとだけモタついた時期もあり、まだ警戒感も何がしか残っているわけですが、あと数週間後には(帰省大移動シーズンでぶり返しが無ければ)進藤医務官が出てきて同様の演説を日本語でやってもらわねばならなくなるかもしれませんね。
ソースは12月18日付sanfranciscochronicle↓
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2009/12/18/MN931B5T4U.DTL