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Tabi-taroの言葉の旅

何かいい物語があって、語る相手がいる限り、人生捨てたもんじゃない

エディット・ピアフ

2007年10月08日 | フランス
映画、「エディット・ピアフ」を観てきました。素晴らしい感動の名作です。

ピアフ役を演じたマリオン・コティヤールの名演技が輝いています。恋人、マルセルが飛行機事故に遭った晩の半狂乱の演技は、もう演技を通り超えたすざましい迫力です。ピアフの歌に感激したマレーネ・デートリッヒがピアフに声を掛ける場面もとても感動的です。天才シャンソン歌手の生涯を描いた映画だけあって、「音」の処理テクニックには本当に驚かされます。

晩年のピアフがオランピア劇場で「私は後悔しない」を熱唱します。日本語字幕で流れる歌詞を目で追い、まさにこの歌こそ彼女の人生そのものだと感じたその瞬間、思わず涙が流れてしまいました。

♪水に流して~私は後悔しない~♪

いいえ、ぜんぜん
いいえ、私は何も後悔していない
私に人がした良いことも 悪いことも
何もかも、私にとってはどうでもいい

私は代償を払った、清算した、忘れた
過去なんてどうでもいい

私のいろいろな過去を束にして
火をつけて焼いてしまった
私は過去の恋を清算した

私はまたゼロから出発する


遠い昔、今は八戸に住む上野さんと交わした約束・・・「いつかペール・ラシューズの墓地にピアフの墓参りに行こう!」を、そろそろ実行に移したくなりました。

エディット・ピアフの墓:地下鉄3号線東端Gallieni駅から3番目の駅、ペール・ラシューズを降りると、目の前にはパリ最大の墓地・ペール・ラシューズ墓地。ここには、ショパン、オスカーワイルド、ドラクロワ、バルザック、ジム・モリソン、マリア・カラスなど、各界の著名人が眠る。

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エディット・ピアフ (つれづれなるままに)
2007-10-08 10:23:09
Tabi-Taroさん こんにちは
いつも楽しい話題を有難うございます。
私も映画「エディット・ピアフ愛の賛歌」を観ました。
一つのものに邁進する人は真が強い。
エディット・ピアフの波乱万丈の人生がよく描かれております。
越路吹雪が歌う「愛の賛歌」の原点であるエディット・ピアフの歌。
激しい恋に落ち、破局して、歌の道を進んでいく。
映画を観ていて美空ひばりを思い出しました。
晩年のオランピア劇場のエディット・ピアフは、東京ドーム公演の美空ひばりか・・・
一生懸命に人生を生きる人の話は感動します。

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