江戸っ子は「粋(いき)」の良さを尊びました。船着き場で人が来たら「こぶし腰浮かせ」で席を詰め、「お暑うございます」などと世辞を言います。そんなしぐさがさりげなく出来るのが、粋な江戸っ子でした。粋の反対が「野暮」です。往来で他人の迷惑を考えずに「とうせんぼしぐさ」や「仁王立ち」するのは野暮な人間のすることです。
「粋(いき)」は「息」でもある。 二人以上の間では「息が合う」のが大切です。狭い道では互いにすっと「肩引き」してすれ違い、軽く「会釈のまなざし」をします。そんな息のあったすれ違いはなんとも粋です。
さらに「粋」は「生き」「活き」「意気」にも通じます。「いきが良い」というのは、威勢のよい江戸っ子への賛辞ですが、不機嫌や体調不良などを表に見せて他人を不愉快にするのは「野暮」の骨頂。年をとっても「耳順(60代)のしぐさ」と言って「己は気息奄々(きそくえんえん)、息絶え絶えのありさまでも他人を勇気づけよ」「若衆(若者)を笑わせるよう心掛けよ」と、やせ我慢でも元気はつらつ、かつユーモアを忘れずに 生き生きと振る舞うのが、意気のいい江戸っ子ぶりでした。
こうして日常生活のマナーが、美的な感性にまで高められたのが「粋な」江戸しぐさでした。
「粋(いき)」は「息」でもある。 二人以上の間では「息が合う」のが大切です。狭い道では互いにすっと「肩引き」してすれ違い、軽く「会釈のまなざし」をします。そんな息のあったすれ違いはなんとも粋です。
さらに「粋」は「生き」「活き」「意気」にも通じます。「いきが良い」というのは、威勢のよい江戸っ子への賛辞ですが、不機嫌や体調不良などを表に見せて他人を不愉快にするのは「野暮」の骨頂。年をとっても「耳順(60代)のしぐさ」と言って「己は気息奄々(きそくえんえん)、息絶え絶えのありさまでも他人を勇気づけよ」「若衆(若者)を笑わせるよう心掛けよ」と、やせ我慢でも元気はつらつ、かつユーモアを忘れずに 生き生きと振る舞うのが、意気のいい江戸っ子ぶりでした。
こうして日常生活のマナーが、美的な感性にまで高められたのが「粋な」江戸しぐさでした。
見せていただきました。
あっしの両国橋の情報が間違いでなくて良かった
あっしの情報源は亭主です。
江戸時代が大好きで、結構くわしいのですが
ち~っとも粋じゃありませんのです。 ガックリ
ホームページに感心しているのに
ブログもすごいですね~
タロ様ちゃんと寝ているのですか?
ナポレオンのように短時間熟睡なのですね。
益々のご活躍お祈りしています。
それのしてもすばらしい!
あっちこっち訪問させて戴きます。
やせ我慢であるようでも
辛い時の笑顔は 我が身も 他の人をも救います。
けれど 大事な人には やはり 一人で哀しい思いはして欲しくないと想います。「そうだよねぇ お前さん。」 あうんの呼吸「息」が通うの 遣り取りの中 人って練れてくるのでしょうかしら。