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Tabi-taroの言葉の旅

何かいい物語があって、語る相手がいる限り、人生捨てたもんじゃない

ファラオの啓示

2006年11月16日 | エジプト
カイロ~ルクソール~アスワン~アブシンベルを巡るエジプト周遊の旅に行ってまいりました。旅行中、不思議なことがありました。

スーダンとの国境の町、アブ`・シンベルでのことです。着陸の直前に機上よりアブ・シンベル神殿が見えるからと、お客さま全員で左側の座席を確保しました。ガイドの案内の通り、一瞬でしたがアブ・シンベル神殿が見えたんです。大きい!!

夢中でシャッターを押しました。こんなときオートフォーカスは便利です。僅かなシャッターチャンスを見事に捉え、空の上から大神殿をカメラに収めることができました。ここまで見事に撮れた人はいないだろうと、一人ニンマリ。

ところがその晩、傑作画像を皆さまにお見せしようとモニターを探すのですがその写真はどこにも見当たりません。帰りの便は飛ぶ方向が違うため、着陸直前にしかゲットできない貴重な画像だったのに・・・きっとファラオが「俺さまを上から撮るとは何事か!」と神隠ししてしまったのでしょうか?

恐らくもう二度と撮ることのできないあの空からのアブシンベル神殿の威容は、今もしっかりと目に焼きついています。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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2006年11月26日 (みつえ)
2007-12-20 06:52:31
美しいピラミッドやスフィンクスは悠久の時を経て何を見てきたのでしょうかそして 何を伝えようとしているのでしょうね・・・。

美しいアブシンベル大神殿の朝焼けをうっとり見詰めていた私にオマル氏の講演は衝撃でした。支配され征服されたことのない日本という国の独自性を改めて諭された想いです。

古代エジプトの栄耀 栄華の繁栄の歴史を容赦なく奪われた民の『エジプトのエジプト人による国作りの歴史は、ほんの1952年から始まったに過ぎません』この言葉の奥に 自国への平和への熱いものがたぎるのを感じます。

オマル氏との素晴らしい時を得られた感動は又 taroさんの素晴らしい財産となったと同時にこうして お伝えいただいたことが 私たちの共有の財産となりましょう。
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2006年11月27日 (酒井)
2007-12-25 23:19:25
出発までは、「治安、衛生、美味いものなし」の観点から躊躇しておりました。しかし、出掛けてみて感動と素晴らしい出会いの連続でした。そして、心底、出掛けて良かったと思いました。

こんな意義深く素晴らしい旅行をいたしたのは久しぶりで、私の一生でいつまでも記憶に残る旅行となりました。
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