正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

宅間孝行さんのお気に入りー牛乳カレーうどんを考える

2009-05-26 | Weblog
 2009.5.25スタジオパークのゲストはNHK“つばさ”に出演のラジオポテトの社長役の宅間孝行さんでした。俳優、脚本、演出、と多才な才能持ち主で劇団主宰もしていると言うことでした。

 貧乏時代の得意料理として、牛乳カレーうどんつくりが実演されました。作り方は簡単、一般のカレーに牛乳を目分量でいれて鶏ガラのスープのもとをこれも適当に入れ味見しておいしいければ良い。これをゆでたうどんを丼に入れたものにかけ、薬味に白ネギを切って入れて出来上がりと言う内容です。

 私もカレーうどんは好きですが、私の作り方はちょっと違います。カレーにうどんのだし汁を入れて、これに野菜をぶち込むのです。なずび、ピーマン、小松菜、キャベツ、白菜、もやし何でもあるものを入れます。とくにピーマンが好きでピーマンカレーにした時は栄養満点だ!と自己満足をしています。兎に角野菜を入れることを考えます。カップラーメンも食べますがこの時もメンにお湯をかけて油ぬきをし、鍋に水を入れて野菜いれて煮てたべます。この私のなんでも野菜カレーは奥さんは決して食べません。ですから奥さん私の健康度は違います。
 
 この野菜カレーはごはんにかけてもおいしいのですが奥さんがうどん(これはやはり一種の手抜きというか、贅沢というか、飽食日本の象徴で、ごはんだけでは料理が無くなるので変化食としてか作りたくないときにかでてきます。つゆをつくってうどんを入れて天ぷら、ネギ、等入れて出来上がりです。手抜き以外の何物でもありません。でも和食を作ってくれとは言えないのです。じゃー今日のお昼はあんたの当番ね、なんてやられるのです。毎日食事に追われるといいます。私も奥さんを長期旅行に出したときは次の食はどうしようと、食事作りに悩みますので、いうことは分かります。でもねー、食べ物があるだけでも幸せなんですけれど、戦後女性が楽しすぎるようになって、日本がおかしくなっていると思います。専業主婦でも和食作りは大変ですから、共稼ぎでは尚出来ないでしょう。そのとき簡単食、インスタント料理が登場するのです。メンやパン食になるのです。手を抜いた分、体に無理がかかります。長年続けると健康度は衰えるのです。)うどんを用意してカレーがあるときに成立します。通常も私は野菜が多いカレーにします。

 さて、宅間さんの牛乳カレー、食事バランスで見ると、小麦粉の主食7割、野菜1割(カレーの中に入っているものとして)、牛乳1、肉0.5(カレーの中に入っていました),その他0.5と言う内容で、食育ですすめる食事バランスガイドのSV数の平均で見ると全体を10とすると主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の割合は3:3:2:1:1になりますが(食育を勧めているの当事者はこのことを知っているかは問題です。私は良い基準とは思いません。)、これと比較するとうどんの主食が多くて野菜が少ないので、栄養バランス的には欠陥食というべきで、おっしゃっていたようにお金がない時の一時避難的食とかんがえます。がこのとうな栄養バランスが悪い食を毎食続けているのが若い人の食事と言えます。というよりもっと悪いのです。

 「正しい食事」をすすめている私的には、うどん=小麦粉、それに牛乳食でいわゆるパンとミルクの学校給食とおなじ、アメリカの小麦戦略の影響を受けた食事ということで、これをスタジオパークという人気の番組で宣伝されたという感じでにがにがしく見ていました。このようにマスコミは何気なく放送していますが、見る人はそれを食べてみようと考えます。キッチンカーの粉食奨励を公共放送でやったのです。

 小麦粉食というのは、パンは砂糖とバターで食べたり、メンはおいしいダシにつけて食べる簡易食ですが、野菜の摂取が少なっかたりで、栄養バランスがわるくなりますので、食事をする場合は「ごはんと一汁三菜」に近づけるようにすべきと思います。食べるなら如何に野菜や果物を摂取するかを考えるべきと思いました。
 
 でも、リストラ、不景気の時代、安い簡便食は多いことでしょう。私は「みそ汁とごはん」があれば、みそ汁に何でも野菜を入れれば、丼ごはんにみそ汁をぶっかけても、うどんやラーメンよりは良い食事になると考えます。


 日本の若い人達にお願いします。ごはんとみそ汁を生かす食事を考えて下さい。米が麦に負けています。食料自給率は低下しています。このことは君たちの将来に問題を残すと考えます。

 うどんやパスタラーメンを食べるなら、他人丼、みそ汁かけごはん等ごはん料理で考えて下さい。そう言う発表をお願いします。

2009.5。26日讀賣朝刊に
”節約志向ファーストフード好調”と言う記事が載っていました。「節約志向の高まりから低価格メニューの多い「ファーストフード」業態が4.8%と好調だった。中でもめん類のチエーンは添付数も増えたこともあり12.1%と大幅に伸びた。」とあります。

 ファーストフードは栄養バランスが良くないのでこれを排除しようとするのが世界の食の指導方向ですが、日本は益々食の乱れの方向に進んでいるようです。
食は体、命なのです。良い食事、正しい食事を志向すべきです。


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