正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

鍋料理と一汁三菜ー栄養バランスの良い食事、食事の経済性、食料自給率問題等々を考える

2011-02-04 | 食事教育
鍋料理とごはんと一汁三菜、主食、副菜、主菜の割合3:2:1と言う関係はどうなのでしょう。

鍋料理にかに鍋、ふぐ鍋、鶏鍋、海鮮鍋、寄せ鍋、ちゃんこ鍋等々ありますが、なんとなく肉類がメインになっている感じです。

鍋になっても副菜、主菜の割合は変えないのが英バランスがよい健康食の原則です。
しかし、食事はケの食事、つまり日常の食事と晴れの食事とがあるのです。時たまのごちそう料理は好きな物を好きなだけ再生が許す範囲で食べて良いのです。

しかし、普段の食事の中での鍋料理は単に一汁三菜が一つの鍋に入っていること、家族の分の量が一つの鍋に入っているということになっっているだけです。
ですから、肉類の主菜は三分の一、野菜類が三分の二と野菜類を多くすべきなのです。

ケの食事を検索したら
「・・・
さて、2011年がすぐそこまで来ているということで、
本日は、日本の食文化と行事食、主に、正月三が日で
皆様が口にするであろう「正月料理」について綴っていきたく思います。
(昨年のゼミで発表したものです。簡単に纏めてみました。)
○行事食とは何か
私達の生活を民俗学的に考えると、ハレ(晴)とケ(褻)に分類され、
また、我々の食事に関しても、ハレの食事とケの食事に分けて考えられる。
・ハレの食事の代表例には
正月の御節料理・端午の節句の柏餅・・・
などがあり、古来から、神仏に感謝し豊作豊漁を願う目的があった。
・ケの食事の代表例は
普段の日常食
であり、我々の日常活動の維持を目的とされてきた。
・・・・」

私たちはケの食事を考えるべきです。
例えばテレビの料理番組、晴れの食事なのでしょうかケの食事なのでしょうか。

私は、家内から1年間の食事作りを命ぜられて食事を作っていますが、1食1人弁当としますとその弁当はいくらのを買うべきかを考えました。450円として二人で900円、1日3食で2700円、月81000円、これを標準と考えましょう。

お店の弁当は原価が半分として250の二人分で500円、三食で1500円、月4500円・・・
食事というのはそう言う経済性も考えなくてはならないのです。

もう一つ経済性を考えなくてはならないのです。
それは、輸入食料が安いからと言って食料をすべて外国に依存して良いのかという問題です。
世界には食料が豊富にあるし日本より原価は安く生産できる、そう言う食料を輸入すればいいのだ、何も日本で生産しなくても良い、と言うように食料輸入論者、TPP参加推進論者も言います。今は食料は輸入した方が安いが、だからといって命の食料を外国に任せて良いのでしょうか、と言う問題があると考えるのです。
それは結局は高い物につく、日本人のプライドを失い、命を失い、日本は日本でなくなるようになるそう思うのです。

日本が軍隊を持たない、戦争をしない、食料は外国に依存する・・・そう言う日本は外国の望むところです。弱い日本は歓迎なのです。

如何に輸入食料が安くても自国内で食料を60%は確保すべきです。今40%です。今はまだ食料は有りますが、今後人口は増加します、他方これ以上食料生産量は増えません。
いずれ食糧不足の時代は来ます。
その時日本は外国に食料を恵んでもらうのでしょうか。高い価格で輸入するのでしょうか。金を出せば奪うように輸入して良いのでしょうか。貧しい国の食料を奪って良いのでしょうか。日本に食料を買うお金が有るのでしょうか。テレビや自動車が今のように輸出できるのでしょうか。

どんなに高くても食料は自国で飢え死にしないだけは確保すべきです。
そう言う確保の方策がないTPP参加はあり得ないのです。アメリカは日本の参加を待っています。それはカルフォルニア米を売りたいし、小麦もトウモロコシももっともっと売りたいのです。

アメリカの罠にはまりつつある管首相で有ってはならない。管首相はそう言う対策が出来る人ではなさそうなのが心配です。

世界の食料価格、最高更新=1月、7カ月連続上昇―FAO時事通信 2月3日(木)22時11分配信

 【ジュネーブ時事】国連食糧農業機関(FAO)が3日発表した1月の世界の食料価格指数は230.7(2002~04年=100)となり、統計を取り始めた1990年以降の最高を更新した。上昇は7カ月連続。FAOは食料価格の上昇圧力が続いていると指摘、「今後数カ月間は高止まりする公算が大きい」と分析している。
 1月の指数は前月(改定値)から7.6ポイント上昇。新興国の需要増加で指数がピークに達した08年6月の224.1を上回った。世界的に食料価格の高騰が顕著になっており、インフレや社会不安が広がる恐れがある。 

NHKニュースウオッチ2月4日
高等続く大豆・食用油ついに家計や学校給食にも影響が・・・





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