正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

アメリカに利用された日本人ー食にもCIAの手先的仕事をした人達がいる

2009-06-18 | Weblog
 私は「たかじんのそこまで言って委員会」を録画して必ず見ることにしている。
本音というか、真実というか、裏側というかそう言うことが勉強できるからです。

 2009年6月14日では陰謀説の特集をしていました。
9.11陰謀説。CIA陰謀説。経済・金融陰謀説・・・等々が披露された。

 9.11陰謀説は9.11同時多発テロ、裏には恐るべき陰謀がある。と民主党参議院議員 藤田幸久さんが説を展開、確かに疑問点が多々あることが分かったが、そこの委員会に出席していたデイープ・スペクターさん、むきになって藤田さんの説明を妨害していた。

 「この人馬鹿じゃないの。頭悪いんじゃないの。よっぽど暇なんじゃないの。貴方馬鹿でしょう。どうなの答えなさい。」と言うようなこと、何度もしゃべっていました。「あなた馬鹿じゃないの」

という発言を公共の放送で発言していいものでしょうか。しかも我が国国会議員に対してである。あれだけ侮辱を受けたら名誉毀損で訴えるべきです。デイープ・スペクターさんの頭の方ががおかしいのではないかと誰でも思ったことでしょう。
 
 アメリカ人なら感情的な発言でなく理論的な発言が出来るのではないかと思われますが、デイープ・スペクターの実力というかCIAではないかと疑われる発言でした。委員の勝谷さんが最後にデイープ・スペクターさんを指さして「この人がCIAと言うことが分かった」と言っていましたが、私もそう思いました。デイープさん思わず本性を現しましたね。

 それはどうでも良いのですが、次の陰謀説「日本にはCIAの手先がウジャウジャいる!」プレゼンターは元外務省高官 天木直人さんですが、日頃思っていることを言われていました。
 
 アメリカワシントンDCにある国立公文書館50年を経て公開される米国外交機密文書が閲覧できる。そこで、数年前[CIA]に関する秘密のファイルが発見された。そこには戦後CIAの依頼を受けアメリカの工作活動に手を貸したという日本人の名前が、出てきた・・・誰でも知っているあの総理大臣が、あの元外相が、大物の名前も記されていたらしい。天木氏によれば現在の日本の政界、財界、官僚、メデイアなどあらゆる所にCIAの手先が入り込みアメリカ側につきアメリカ側の利益を考え日本の国益を損ねている奴らが存在している、というのだ。この説にはデイープ・スペクターさんを除いて全員信じるという例を出していました。

 「CIAが活動することは当然ですが、問題はCIAに利用されて日本人が日本を売るそう言う日本人が沢山いるのです。CIA秘録に戦後の主要国の中でCIAが軍事力を使わずにその国の政権を作り上げたのは日本だけだ。それは歴代総理、特に岸信介首相の反共政策と安保条約、・・・岸→佐藤栄作→福田派、その系列・・まさに小泉首相の6年間あの政策がはたしてどこまでが・・・」「親日派と言われているアメリカ人がいますがその人達の中に工作をしている人達がいっぱいいる。・・・」

 その時三宅さん談「私は新聞記者やっていたから仕事柄ある程度のことは知っている。岸政権というのは完全にアメリカのテコ入れがあったことは間違いないと思っています。池田内閣の時、今の外交機密費と言われている前身「対共産圏情報収集費というのができた。その内の半分は総理官邸に環流するという密約があって、それは官邸で持っている内閣機密費より多いのです。それは政権を維持して行くためには、どんな政権もそうです。ある程度の金が潤滑油として必要なのです。どの国もある。

 ある程度までCIAの金であった時代がある。それを自前でやるために外務省に基金を作ったんです。われわれ記者にもアメリカの大使館員という人がコンタクトを求めてきてその人はCIAとは言わないが、そうだろうなーと思われた」

 ここでデイープさんが再度馬鹿げた発言「なんで問題にしたいのか分からない。アメリカの手先になってだれが迷惑しているのか」といってわめきだして議事進行の妨害ともとれる動きをし誤魔化そうとしていました。

 日本人がアメリカのスパイのようになってアメリカが喜び、儲かるようなことをしたら迷惑を受け損をするのは日本人全員です。分かり切ったことですが、そこをぼけて話をはぐらかそうとしていました。「もっと具体的に言いなさい」などと、デイープさんがアメリカの擁護をしているのが、一般の視聴者には見え見えでした。天木さん「それは日本国民ですよ」と答えたら「それは大雑把すぎる。具体論ないんですか」「今の経済見て下さい。日本の経済不況は、明らかにアメリカの利益のために日本の利益を失った。これはいろんな人が言っています」これからどうすべきかについて天木さん「情報公開です。一人でも多くの国民が一つでも多くの真実を知れば大変な抑止力になる。つまり外務省がそうなんだけど密約密約といってやってきた。何で密約やるのか、おかしいでしょう。」
という内容で、委員の皆さんはデイープさんを除いて「そうだそうだ」ということでした。

先ず①密約をして国民は知らないと思っていても、アメリカ公文書に記録が残っていて、50年後には機密があきらかになるということを官僚は、大臣は、首相は知らなければならない。情報は公開されるのです。
 次に②国益を損なった人は「売国奴」として、例え死後であろうと事実を究明して責任追及しなければならない。日本の欠陥はこの個人的な責任追及のシステムがないので何度も過ちを繰り返しています。
③「天知る地知る己知る」だけでは無いのです。アメリカはその密約で利益をどの様に確保した報告が必要です。成績が個人について評価されるので自慢話をしたくなるのです。あれは俺がやったんだ。と写真も出てきます。

 さて、私がなぜこれを取り上げるかと言うことです。

 戦後の食を考えたときCIAではないが、日本の国益を損ないアメリカの国益になる仕事をした人達が大勢いると言うことです。

 問題なのは、日本の国益を損なっているという意識無く行われていることが多いのです。

その一人厚生省栄養課大磯敏夫課長をあげます。
「食と農の戦後史」(岸康彦著)P97
「米国農務省の資金は製パン技術者の講習、PR映画の制作・配給、小麦食品の改良・新製品開発など各方面に使われたが、キッチンカーほど目覚ましい成果をあげた事業はない。・・・この事業が米国の資金で始まったことについて、農林省内に抵抗があったことは既に述べた。では、キッチンカーを所管していた厚生省はどうだったか。キッチンカーの考案者である大磯は退官後、次のように語っている。
「何もアメリカの片棒をかついだわけではない。私はむしろアメリカの金をせしめて、日本のために使ったんだから、うまいことやったもんだと思っているくらいだ。日本人の栄養改善は絶対やらなければならなかった。そりゃバウム氏は、小麦の宣伝に使ってくれと始めは言ったよ。だけど私はね、日本人の食生活が豊かになれば、自然に小麦を食うようのなるんだから、長い目で見ろと言ってやったら、バウムもオーケーと言ったんですよ。
だからキッチンカーはあくまで日本食生活協会が日本人のために走らせるという形になったんで、その証拠に、あれがアメリカの資金でやったなんて気づいた人はまずいないでしょう」(高嶋光雪著「日本侵攻 アメリカ小麦戦略」)」

この高嶋光雪氏の「日本侵攻 アメリカ小麦戦略」が果たされた功績は大きかった。アメリカの小麦を日本に売却するその戦術をアメリカの公文書や当事者にあって話を聞いて事実関係を明らかにされたのです。そして「NHK特集 食卓の陰の星条旗」という番組を制作され、その番組は4回以上は放映されています。その後本にまとめられて、家の光協会から出版されたのですが、多分妨害があったでしょう。現在は絶版になっています。
 これを残すべくだと考えられたのが、食文化研究家の鈴木猛夫氏で「アメリカの小麦戦略と日本人の食生活」と言う本を書かれこれは売られています。

 この大磯氏の問題点についてはおいおい明らかにして行きます。
大磯氏は10年間の長きに亘って課長を務めそのアメリカに貢献したことはアメリカにとっては神様みたいな人なのです。

 「(大石武一についで)つづいて12月には、今度は厚生省の大磯敏夫氏が同様にオレゴン小麦栽培業者連盟から、アメリカに招待されている。」(高嶋光雪「日本侵攻 アメリカ小麦戦略」111P)

 高嶋光雪さんは「あの粉食キャンペーンが、今日の米離れの一因とも言われていますが・・」と詰問したそうです。高嶋さんはいろいろ調べてこの人が日本を損なったと考えたのです。それは2冊の「アメリカの小麦戦略」を読めば分かります。

 その大磯氏の答えはいずれ後ほど


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