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バンドウユミ  Private Blog
  ALBA所属 ひよっこナレーター の 上々↑↑ライフ

『 特別展「人体 神秘への挑戦」 』

2018-03-24 07:44:00 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
理系は幼少期からてんでダメ。
でも異常なくらい興味を示したものがあって。
それが「恐竜(化石)」と「人体骨格標本」。
しかも男尊女卑の風潮の残る土地柄で、おおよそ女の子らしくないものを好む子供でした私。

 『 特別展「人体 神秘への挑戦」 』

平日・昼下がり・雨(3/20)。なかなかの混雑っぷり。
中にはどう見ても親御さんに半ば無理矢理連れてこられたであろうちっちゃい子の姿も。怖がってた。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「解剖手稿」。
ヴェサリウスの「ファブリカ」。
18世紀ヨーロッパのワックスモデル。
そして キンストレーキ(オランダ語でいわば「人造死体」)。

圧倒的な量、そして密度。そして情報。
そして禁忌からある程度解放され研究が進んでもなお、完璧には解明されていないという事実。

展示の殆どは撮影NGで、その中には臓器標本の実物も展示されています。
苦手な方は見ずに進めるようにルートが分岐されているという親切設計です。
やはり「脳」のコーナーは圧倒的に人気でした。

脳を司令塔とするネットワーク体系だと思われていた人体も、研究の進んだ現代では「違う」ということが証明されてたりとか。
とてもとても興味深い展示でした。
惜しむらくは混み過ぎててじっくり見ることができなかったことだなぁ・・・。

 




特別展で入場するともれなく常設展も見られるので、地球館・日本館とも久し振りに見てきました。
幼稚園?の園外学習?みたいなのに当たっちゃって、フロアによってはすんごい騒がしかったです。
ガラスもべたべた触ってるし、走るし大声だし。
引率の先生、せめて注意しようよ。てかしてよ。
基本的に そういう意味で 楽しい場所ではないよ。
「はしらないでね」「おおごえださないでね」ってあちこちに書いてあるんだよ。
・・・なんて呆れてたら高校生くらいの女の子二人が走ってた。ダメだこりゃ。



 フーコーの振り子。好き。

 江戸時代の天球儀・地球儀。

 そして刺さるクジラ。



【追記】

特別展入場の際にすぐ後ろにいたお父さんと男の子。

父「ここは人間の体のことがわかっちゃうんだよ。体の色んなことがわかれば、お医者さんになれちゃうんだよ」
子「ふーん」
父「お医者さんになったら、お金いっぱいもらえるんだよー」


生々しいったらありゃしない(笑