座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

そろそろ見納め

2020年11月29日 | 境内の様子

紅葉の時期は、落ち葉が多く清掃奉仕が大変ではありますが、目を楽しませて頂いてもおります。そのためか、ついつい記事の内容が、紅葉の話になってしまいます、、、

先週見頃だとお伝えした本殿前の紅葉も、この数日が見納めになりそうです。境内では桜の葉はおちきり、銀杏も大分進んできております。そうすると細かい部分も含め、年末年始に向けて本格的に境内清掃が始まります。

12月に入ると年末年始の準備に追われあっという間の1か月になってしまいます。今できる準備から早め早めに動いて、参りたいと思います。


夜の境内

2020年11月28日 | 境内の様子

日が暮れのが早く、年末年始が近づいている事をこのところ特に感じております。

日が落ちてからの境内を、お目にかかる機会があまりないかと思いますので、写真でお伝え出来たらと思います。

今年も多くのお子さんにお願い事を書いていただきました

先日、境内を照らす照明の工事が行われとても明るくなりました

太鼓橋と鳥居もライトアップされ、この時間ならではのものを感じます

神社では、年末年始に向けての準備が本格的に動き始めております。今回はどの様な年末年始になるか分かりませんが、様々な状況にも対応出来るよう、しっかりと準備を行ってまいります。


南天の実

2020年11月27日 | 神社知識・作法・歴史

日に日に冷え込みが厳しくなってきております。

境内には、いくつか南天が植えられており、今の時期赤く丸い実をつけております。

南天は難転とも言い、災難を福に転じてくれる縁起の良い植物と言われております。

災いが入ってきやすい方角の北東が鬼門と言われております。ですので古くから、家の敷地の鬼門にあたる所に南天を植えられていたりします。

また、南天の実には咳止めの効果があるとされ、のど飴の成分として使われていたり、お祝いの御赤飯には南天が添えられていたりしますが、これは腐敗防止の効果があるそうです。

この様な昨今ですが、南天のように『災いを転じて福となす』となるような、皆が安心して生活が送れる日々が来る事を、切に願っております。


令和二年新嘗祭

2020年11月25日 | 神社祭事並びに行事予定

先日、11月23日(月)15時より令和2年の新嘗祭が斎行されました。

遅くなりましたが、その当日の様子を写真と共にお伝え出来たらと思います。

新嘗祭は秋の実りの感謝のお祭りの為、様々なお供え物をお供え致します。

また、氏子崇敬者の方々からご奉納頂きました、お米、お野菜も共にご神前にお供えをさせて頂きました。

宮司が新嘗祭祝詞、奉祝記念事業竣功奉告祭祝詞を神様のお恵みに感謝をして奏上致します。

宮司、氏子会会長玉串を奉りて拝礼

日に日にコロナウイルスの影響が増してきている昨今ではございますが、我々神職も日々の日供祭でも終息祈願をさせていただいております。皆が安心して生活を送れる日が一日も早く訪れる事を祈念致します。


懸税(かけちから)

2020年11月22日 | 神社知識・作法・歴史

冷え込みの厳しい今日の始まりでしたが、日差しが出てくるにつれて、暖かく過ごしやすい一日となったのではないでしょうか?

何度か当ブログでもお話をしておりますが、明日11月23日は新嘗祭が各神社で斎行される日でございます。

春の2月17日五穀豊穣を祈念し祈年祭が斎行され、秋の11月23日に春に祈願し神様のお恵みをいただいて、豊かな実りいただいた事を感謝をして新嘗祭を斎行致します。

皇居では皇居内の水田で収穫された陛下からの初穂を伊勢神宮の瑞垣御門の柱に懸けられ、この陛下の初穂を先頭に全国各地から奉納された初穂を瑞垣に懸けられます。

これを懸税(かけちから)といいます。

当社では、注連縄奉納同志会様からいただきました初穂、神奈川県神道青年会様からいただだきました初穂、また当社のバケツ稲で取れました初穂を懸税として本殿に柱に懸けております。

明日は今年収穫されました新穀を始め、様々なお供え物を神様にお供えし、感謝の真心を込めてご奉仕をさせていただきたいと思います。


落ち葉の嵐

2020年11月20日 | 境内の様子

今日は朝から強風が吹き荒れ、境内は大量の落ち葉が渦を巻いていました。他の月であれば半月分くらいはあるのではないかという量です。

風もこの季節にしては暖かく、時間が戻ったかのような不思議な天気でもあります。

天気予報と違って雨が降らなかったのは幸いですが、どうにも本殿から鳥居迄の一通りを掃除する事はできませんでした。

桜の木はもう大分葉を落としましたが、銀杏などはまだまだですね。もうひと頑張りというところです。


令和3年新年祈祷 本殿へ入らず御祈祷を希望される方への事前受付について

2020年11月19日 | 御祈祷・授与品

新型コロナウイルス感染症に伴い、令和三年新年祈祷を本殿に上がらずお受けになられたい方の事前受付を開始致します。
令和2年12月1日から令和2年12月31日までお申し込みの方は令和3年1月1日以降、都合の良い日にご来社、受付にて御祈祷木札をお渡しさせて頂きます。令和3月1月1日以降も受付致しますので受付でその旨をお伝えください。
尚、通常通り本殿内での御祈祷はご予約制ではございません。当日受付となります。

事前受付の流れ

①神社にご来社して頂き、申込用紙をご記入、初穂料を納める
  ↓
②祝詞を奏上し、祈祷木札を本殿でお祓い
  ↓
③1月1日以降、都合の良いときに神社へご来社頂き、御祈祷木札を受付にてお渡し

以上となります。ご不明な点は神社までお問い合わせ下さい。


紅葉

2020年11月18日 | 境内の様子

昨日もそうでしたが、今日も日中は外で動いていると汗ばむ程の暖かい陽気に包まれた一日となりました。

先日色づき始めた、本殿前の紅葉がこの数日で綺麗な赤色にそめ始めました。

見頃も近づいて来ている様に感じます

この時期になると、この紅葉のところ写真を撮っていかれる方が多くいらっしゃいます。このままいくとこの三連休に丁度見頃を迎えそうです。三連休は今のところ天気はもつ予報が出ておりますので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。


落葉に思う

2020年11月17日 | その他

今は落ち葉の盛りとも言える時期です。

毎朝境内を掃き掃除するのが神職の日課ではありますが、少し風が吹くとすぐに次の落ち葉が舞い降りてきます。今日は朝の内に本殿近くの掃除は終わりましたが、その後七五三詣や他の来客があったりなどして、本殿から離れた部分は落ち葉を掻き寄せたまま夕方になってしまいました。

しかし夕方にもなると境内は再びかき混ぜたように落ち葉が散らばっています。

もし落ち葉が全く無ければ楽には違いありませんが、それは神社の望ましい姿かといえばそうでもないような気が致します。

しばしば神社を『鎮守の杜』と呼ぶように自然そのものが神聖なもの、というのもそうですが、やはり毎日掃除をする事が“常に清浄を心掛ける”、つまり神社でのお祓いに通じるものがあると感じるからです。

神道では人の心を鏡に例える事があります。元々清らかなものではあるけれども、時と共に曇るものなので磨かなければならないものと。清掃はそれを思い出させてくれるいわば修養の一つでもあります。

枝を見ると今年の落ち葉もまだまだありそうです。落葉の時期が終わるのは例年年末頃。心して係りたいと思います。


七五三

2020年11月16日 | その他

朝晩と冷え込みが厳しい時期となりましたが、日中はまだ日が差すと暖かく気持ちがいいものです。

昨日の11月15日は七五三詣での日であり、当社でも11月は、七五三のお祝いの子の賑やかな声に包まれる時期でもございます。

この七五三詣は、

・7歳の女の子

・5歳の男の子

・3歳の男の子

・3歳の女の子

のお祝いで、これまでの成長を神様に奉告し、これからのお子様の健やかなるご成長をお願いするご祈祷です。

この11月15日がその日となった由来は、五代将軍の徳川綱吉が11月15日に子の祝儀を行った事が始まり言われておりますが、ちょうど田畑の仕事が落ち着いた頃でもあるのが広まった理由の一つかもしれません。

こどもの健やかな成長を祈る親の気持ちは、いつの時代も変わる事がありませんね。

 


15日月次祭

2020年11月15日 | その他

本日7時より、霜月15日の月次祭を国の隆昌と、氏子崇敬者様ご多幸を祈念申し上げ執り行ました。

神事の初めにお供え物、玉串、宮司、参列者の順でお祓い致します

宮司にあわせて神様に一礼し、お供え物を整え

宮司が祝詞を奏上(読み上げ)いたします

まず最初に、宮司が玉串をお供えし拝礼

その後、ご参列の皆様に玉串をお供えしていただき、拝礼

最後に、宮司に合わせて神前に拝礼

今回は禰宜からの講話の日。11月23日に新嘗祭が斎行される事を踏まえ、近年問題となっております国内の自給率・食品ロスの問題がある中ですので、今一度神様のお恵みに感謝、食への感謝を考える時間となりました。

また、本日11月15日は七五三詣の日とされており境内が、賑やかな声に包まれた一日となりました。

お祝いを迎えられました皆様、本日は誠におめでとうございます。


月次祭の準備

2020年11月14日 | 境内の様子

明日は15日、恒例の月次祭の日です。

祭典に向けて境内の注連縄の更新や手水舎の清掃などを行いましたが、11月15日は所謂『七五三の日』でもあります。11月15日と日曜日が重なる事はあまり無い事ですから、縁起を担いで多くの人が来られるでしょうか。感染症対策を取りつつ、いつも通りご参拝の方をお迎えできるよう準備を進めております。

もう今年の月次祭が何回も無いと思うと感慨深いものがあります

御祈祷受付はビニールの幕を引き、定期的に消毒しています


白酒

2020年11月13日 | 神社知識・作法・歴史

先日、新嘗祭(にいなめさい)にお供えをする白酒(しろき)が届きました。

まず、新嘗祭はその年に収穫された新穀などを神様にお供えし感謝を奉告するお祭りです。

当社では、その新嘗祭のお供え物の一つに白酒がございます。

 

「延喜式」によると、神田からとれたお米で醸造した原酒を、そのまま濾して作る白色のお酒とあります。

また一方、黒酒(くろき)というもののあり、こちらは白酒に薬灰(久佐木という草根の焼灰)を加えて適度な灰色に着色したものであるとあります。

古来より宮中では、白酒と黒酒も新嘗祭に神様にお供えされ、天皇陛下自らも飲まれてきております。

 

ご覧の通り白いのが沈殿しているのが分かります

今年は新型コロナウイルスの影響を受けた年とはなりましたが、その中でも神様のお恵みによりまして、無事収穫を迎え旬のものを頂けることを今一度、感謝をしてみて下さい。


境内に菊花

2020年11月12日 | 境内の様子

今の七五三の時期は紅葉こそありますが、花が咲かず彩りの少ない季節であるかもしれません。

そのため、先月頃から境内に菊花を飾っています。菊と言っても一輪咲きの和菊ではなく、“ベルギーマム”という種類の西洋菊です。しかし色も様々でとても写真写りの良い綺麗な花ですね。

氷点下にも耐えるくらい寒さに強く、育てやすいのが私達素人にとっては嬉しい所でもあります。

これから開く蕾もあり、今月一杯は美しい花を楽しむことができそうです。


黄色の絨毯

2020年11月10日 | 境内の様子

今日は日差しが出たものの、朝から空気がひんやりとしていて肌寒い一日となりました。

境内では紅葉が進み、落ち葉の多い季節になってきております。

境内にはいくつか銀杏の木があり、どの銀杏も段々と黄色く色づき始めております。

その中の一本、手水舎の横に銀杏があるのですが、そこから落ちてくる葉は手水舎の周り、神社入り口へと降り積もってきます。その葉はつやがあり鮮やかな黄色ですので、今年はあえて手水舎の裏のところは掃かずに敷き詰めてみようと、昨日よりひそかに企てております。

初日

2日目の今日

まだ本格的に落ちてくる時期ではないので一日ですぐにとはいきませんが、そう遠くはないと思いますので、綺麗な黄色に染まる日を楽しみにしつつ、境内清掃に励んでいきたいと思います。

因みに2014年の今の時期です。風が強かった日だったのでしょうか?一日で降り積もった銀杏です。

今も社務所横のこちらの坂にも、銀杏の木がありピークを迎えると同様の光景になるかと思いますが、坂に積もると滑って危険ですので、こちらに関して小まめに清掃致します。

綺麗に完成致しましたら、また当ブログにてお知らせいたしますので、その際は是非ご覧になりにご来社下さい。