座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

夏詣最終日

2022年08月31日 | 境内の様子

6月15日~8月31日の約2ヵ月間、当社では夏詣期間でございました。

夏詣』は、元日に新しい年の始まりとして、その年の平穏を願い神社仏閣に詣でる『初詣』。その初詣から過ぎし半年の月日に感謝し、来る半年の平穏を願うべく神社仏閣に詣でる『夏詣』として、平成26年に浅草神社から始まった新しい習慣です。

当社では3つの期間に分けて3つの限定御朱印を頒布したり、境内に撮影スポットを設けたり致しました。

限定御朱印

境内の撮影スポット

本日は夏詣最終日。限定御朱印の頒布・風鈴と撮影スポットの設置は本日で終了となります。4日ぶりの真夏日となり、蝉の鳴き声と風鈴の軽やかな音色が境内に響いていて、夏らしい1日でした。

そして月が替わるので、明日は7時から月次祭が斎行されます。紙垂と注連縄も気温が上がる前の午前中に取り換えました。気持ちも切り替えて、社務に取り組んで参ります。


厳島神社の清掃

2022年08月30日 | 境内の様子

明後日、9月1日は月次祭。月次祭の前日は境内の紙垂や注連縄を取り換えるのが習慣ですが、境内の摂末社の清掃も行っています。

清掃前

清掃後

少しの間にも雑草や落ち葉が溜まってしまいます。写真ではあまり分かりづらいですが、清掃する前に比べるとかなり綺麗になりました。

気温も落ち着いてきたので汗もそこまで掻くことなく、清掃出来ました。

厳島神社の弁天池には様々な柄の鯉たちが優雅に泳いでいて、よくお子様と参拝された方がお子様と一緒にご覧になっております。ご参拝された際には是非お立ち寄り下さい。


夏の終わり

2022年08月29日 | その他

皆様はどのような時に“夏の終わり”を感じるでしょうか?

季節の変わり目に明確な区切りがあるわけではありませんので人や地域で違うとは思いますが、個人的には今日、もう夏が終わるなと感じました。

『夏詣』も今月末で下げる予定です

やはり風神祭が終ったことと、また今日の風が今までより冷ややかに感じたからでしょうか。

実際にはまだ蝉は鳴いていますし、台風の影響か湿った日が続くようで“天高く…”というような清々しい秋は先の事ではありますが、来月には兼務神社の秋祭も各所で行われます。気持ちを新たに参りたいと思います。

今年の夏の限定御朱印もあとわずかです


報徳二宮神社例大祭

2022年08月28日 | 兼務神社

気温は高くありませんが、早朝から雨が降ったり、止んだりと愚図ついた空模様でした。

本日、8月28日10時より、当神社が兼務しております相模原市南区相模大野鎮座の報徳二宮神社の例大祭を斎行致しました。昨年同様に新型コロナウイルス感染症拡大の観点から、お神輿や直会は無く、規模を縮小して神事のみという形に今年もなってしまいました。

神社役員の皆様のご協力のもと、無事に斎行することが出来ました。氏子地域の益々の弥栄、ひいては新型コロナ感染症の早期終息を心よりご祈念申し上げます。


令和4年 鈴鹿明神社風神祭 斎行

2022年08月27日 | 神社祭事

本日午後4時より、氏子地域の生活や田畑に台風など雨風の害が無いように祈る『風神祭(ふうじんさい)』が執り行われました。

令和2年~令和3年と神事のみ行い奉納演芸などは自粛を続けていたのですが、今年は審議の結果時間を短縮して感染症対策を取りつつ、神楽殿にて奉納演芸を行う運びとなりました。今は神事が終わり舞台で一つ目の演目が始まったところです。

雨も今日を避けるように明日からという予報になりました。まだしばらくは暑い季節が続きますが、今日のお祭りが少しでも皆様の活力へ変われば幸いです。


明日風神祭

2022年08月26日 | 神社祭事

しばらく雨続き…という天気予報でしたので心配しておりましたが、どうやら明日の風神祭の頃までは降られずに済むようです。

境内では芳名板へお名前を出すためのテープを予め貼るなど、出来る範囲での準備を進めました。

季節柄、雨の中での風神祭も過去何度かありましたので、天気に恵まれるのは有り難い限りです。

祭典は明日16時、そして奉納演芸は17時に開会となります。


風神祭の準備

2022年08月25日 | その他

今日は曇り空。昨夜の雨で熱帯夜は解消され、今朝は過ごしやすい気温となりました。

日中も30℃までには届かず、昨日に比べると身体的にすごく楽な感じがします。

明後日27日午後4時から風神祭が斎行されます。引き続いて午後5時から余興として氏子囃子保存会によるお囃子の演奏と子供たちのダンス、高校生による和太鼓やビンゴゲームなどを予定しています。

境内や祭典の準備を少しずつ始めています。

当日のステージとなる神楽殿には提灯などを設営

風神祭の祭典に用いる玉串も取りました。

天気も時々雨から曇りにかわり、なんとか境内で余興も出来そうです。

余興の観覧やビンゴゲームへの参加は自由です。今年は時間を縮小して午後8時までとなります。

当日はマスクの着用や話しながらの飲食をしないなど感染予防にご協力いただきながらご観覧ご参加いただければと思っております。


処暑

2022年08月24日 | 境内の様子

昨日は24節気の処暑。

暑さが和らぎ台風のやってくる季節という事のようです。

処暑になっても熱帯夜は続き、気温も高く湿気もあるので暑さが和らぐとは程遠い感じです。

今日は朝から強い日差しが降り注ぎ、午前6時の時点でもう気温は28度に達していました。

湧水が流れ込んでいる神池は少し涼やかな風が吹いています。

日中の気温も35度前後となり神奈川県では熱中症アラートが発令されています。

今週末には秋雨前線が南下して雨や曇りの愚図ついた天候が続き、その先には秋らしい日和がやってくるのでしょうか。

暑さをもたらした夏の高気圧の張り出しが弱くなるとこれからやってくる台風が日本列島に影響を及ぼす可能性も出てきます。

先ずは台風などが来る前に家の周りの点検と備えを今一度確認しておくのも良いかと思います。

温暖化の影響で今までと異なった異常な量の雨や風がやってくる場合があります。備えあれば憂いなしの心持で今年の秋を迎えたいものです。


百日紅

2022年08月23日 | 社外活動

今日も雲がおおく時折薄日が差すような日和になっています。

湿気もあり気温も高いのでムシムシとした感じです。

境内にある樹齢300年程の百日紅が白い花を咲かせ始めました。

百日紅にはピンク色の花と白い花があるそうです。

百日紅は8月頃から咲き始めますが、当社は古木であるからか少し遅れて咲く傾向にあります。

花が咲いている部分がかなり高い位置なので分かりづらいかと思われます。

未だ二分咲き。満開になると目に付くようになってくると思います。

今週末の土曜日は風神祭が斎行されます。午後4時に祭典が執り行われ、午後5時より余興があります。

雨天の場合でも室内で行う予定です。宜しければ足をお運び下さい。


芳名板名簿 取り外し

2022年08月22日 | 境内の様子

午前中はそこまででしたが、お昼過ぎには陽射しが強くなり、暑い一日となりました。

風神祭まで残り1週間を切りました。境内には例大祭にご奉賛いただいた方々のお名前を載せている芳名板を設置しております。

風神祭の際にもご奉賛いただいた方々のお名前を載せます。風神祭まで雨が続くようなので、午前中に脚立を使って名簿の取り外しを行いました。

残り数日。風神祭が無事斎行出来るようにしっかりと取り組んで参ります。


七五三展示会開催

2022年08月21日 | 七五三詣

昨日今日と参集殿にて『七五三衣裳・着付・写真予約展示会』が開催されました。

昨年同様予約制でのご案内となりましたが、お陰様で多くのご家族のご来社をいただいて無事終了となりました。

これ以降の美容室・写真室のご予約はお電話にて承ります。

ご不明な点がありましたら神社までお問い合わせください。


百日紅(さるすべり)

2022年08月21日 | 境内の様子

連日の猛暑に比べると、暑さも大分落ち着いてきた気がします。

今朝の清掃の時間に白い花びらが参道に散っていました。よく見ると境内の百日紅が少しづつ花を付けていました。

この百日紅は中国原産で元々は弱い木であったそうですが、品種改良され今に至るそうです。サルスベリは゛サルも滑る程樹皮がツルツルしている゛からサルスベリがついたと言われ、また漢字の百日紅は゛百日咲き続ける紅色の花゛から百日紅とついたとも言われております。

まだ蕾が多いようですが、これから満開になっていくでしょう。暑さもこのまま和らいでいけばよいのですが。


七五三展示会の準備

2022年08月19日 | 七五三詣

週末の20日と21日の2日間、当神社参集殿にて『七五三衣裳・着付・写真予約展示会』が開催されます。それに先立ち、本日会場に沢山の衣裳が運び込まれました。

参集殿には美容室と写真室が入っており普段も初宮詣や神前結婚式などの際にご利用いただくことが出来ますが、秋の七五三の季節は特に混み合う時期。

例年夏にはこのように展示会を開き、その場で衣裳選びから着付・写真撮影の予約までできるようにしております。

ただ多くの方に来ていただきたい気持ちはあるのですが、感染症対策として今年も展示会は予約制とさせていただいております。

展示会に来られない方については週明けの22日月曜日以降にお電話等での予約受付をさせていただきますので、ご理解のほどよろしくお願い致します。


令和4年度 神奈川県神社庁相模中央支部総会

2022年08月18日 | その他

度々こちらにも掲載していますが、当神社も所属する座間市・大和市・綾瀬市・海老名市・厚木市・愛甲郡の神社の共同体である「神奈川県神社庁相模中央支部」の総会が開催されました。

本支部は“神社本庁並びに神奈川県神社庁に協力し併せて斯道の興隆と会員共同の利益の増進に寄与することを目的とする”…となっていますが、御察しの通りこのコロナ禍で研修会など事業の実行や意見交換もままならない状況が続いています。

この総会も計画段階では“会議後に懇親会を行ってはどうか”という意見があったのですが、その後感染症の拡大状況をみてそれは中止になりました。

ともあれ議題の決算予算は承認を得て無事総会は終了しました。

支部の、そして各神社の運営が早く以前のように戻ります事を祈っております。


大麻(おおぬさ)

2022年08月17日 | 神社知識・作法・歴史

神社での神事、お祓いをするときに私たち神主は゛大麻゛(おおぬさ)という道具を使います。

もともとは神前にお供えした布・反物を、霊験があるといって参列した人が分けて持ち帰ったことがはじまりとされています。

やがてそれが振ることで神様のお恵みを伝えるものとなり、だんだんと今の形に定まっていったようです。

写真にあるように、木の芯棒に紙垂(しで)をたくさん付けたもので、白い紙垂は欠かせません。

白は汚れやすい色ではありますが、「汚れを集めるように」という願いも込められております。なにより白は見る人に清々しい気持ちを与えます。

私たち神主も、こうした初心を忘れずにして、日々のご奉仕につとめて参りたいと思います。