座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

ハロウィーン

2022年10月31日 | 

神社や神道と離れた事で恐縮ですが、今日は10月31日『ハロウィーン』の日です。

実は宗教的な祝日であるというのをご存知の方もおられるかと思います。元々は古代ケルト人の『大晦日』で、キリスト教では『諸聖人の日(11月1日)』の前夜。この諸聖人の日の前夜(All Hallow's Eve)が変化してハロウィーンという呼称になったと言われています。

古代ケルト人の間ではこの日が一年の終わりで死者の霊が家族の元に帰ってくると信じられており、「帰ってくる霊のために食事やお菓子を用意しておく」「死者の霊に目をつけられないように子供たちは幽霊や怪物の仮装をする」「夜になるとかがり火を囲んで収穫祭のお祭りをする」そして「11月1日の朝には祭司が配る新しい火をかまどに入れる」などの様々な風習があったようです。

詳しく見ていくと日本のお盆と節分を合わせたような祭日であったことがうかがえます。

現在ではただ騒ぐのが目的の日のように見られてあまり好ましく思わない方もいらっしゃるでしょうが、元々は神聖な日です。もう無視できないほどに街中にカボチャが飾られてもいますし、パーティーなどなさらない方も歴史に思いを馳せて、心静かにこの祭日を過ごしてみてはいかがでしょうか。


脱穀

2022年10月30日 | 注連縄奉納同志会

昨日に引き続き、秋晴れの澄み渡る快晴に恵まれました。

早いもので10月も残すところ僅かとなり、年末に向けて様々な準備を始めております。

本日は早朝より、10月16日に行いました稲刈り後、乾燥が終わりましたので注連縄奉納同志会と氏子青年会で脱穀並びに藁選りを行いました。

今年は大変強い藁を収穫出来ました。

先ずは脱穀!脱穀機を用い、スムーズに作業を進めております。

脱穀後は人力で藁を選っていきます。これが結構な重労働となります。藁選りを確実に行うことで、注連縄の出来が左右されます。

この藁をもって、12月中旬に本殿を始め、すべての注連縄を作り替え、奉納されます。本日は注連縄奉納同志会と氏子青年会の皆様お疲れ様でした。


ざる菊【第二弾】

2022年10月29日 | 境内の様子

澄み渡る秋晴れの中、七五三詣・初宮詣とお祝いをお迎えになられたご家族様で、午前中は境内が大変賑わいを見せました。

10月初旬に写真撮影に映えるようにと、境内に出し始めたざる菊ですが、昨日時期をずらして、第二弾が到着しましたので、早速境内に出し始めました。

10月初旬に入ったものは、花が咲き誇りちょうど今が見頃を迎えております。昨日到着したものこれから段々と満開に向かっていくような状態です。

お写真を年賀状に使われる方も多いのではないでしょうか?

少しも良い写真が撮れるよう、これからも境内美化にもつとめて参ります。


紅葉も徐々に

2022年10月28日 | 境内の様子

朝晩と日中の気温差が大きくなってきました。今日は気温差が10度位となっています。

気温差が大きくなると木々の色付きも進んでくるようで境内のイチョウなど徐々に紅葉し始めています。

常緑樹との色の違いが出始めました。

紅葉が進むと境内が少しずつ明るくなっていきます。

イチョウは大木なので陽の当たる上の方から黄色くなっています

先週から寒気が入って朝晩の冷え込みがあり今朝も10度前後と寒く感じました。

気温差が大きくなると綺麗に色付くといわれているのでこのあと秋晴れが続くと紅葉は順調にすすんでいくようです。

11月半ばに七五三のピークを迎える頃には紅葉もピークを迎えるのではないでしょうか。


山茱萸(さんしゅゆ)の実

2022年10月26日 | 境内の様子

今日は朝から青空が広がりました。気温はかなり低くなっているようで今秋1番の冷え込みとなっているようです。

境内の木々も少しずつ色付いてきていて、落ち葉も徐々に増えてきました。

そんななか春に黄色い花を咲かせる山茱萸に赤い実がついています。

3月頃に咲く山茱萸(さんしゅゆ)

葉っぱが出る前の枝に黄色い花を咲かせた山茱萸ですが、このような実がなっています。

今年はあまりなっていませんが、例年は赤い実が枝いっぱいについています。

この赤い実は生でも食べられるそうで薬用として古くから使われているそうです。

食べるとグミのような感じで完熟すると甘酸っぱいそうです。

昔は良く食べられたものかもしれませんが今は食べられることさえ知られていません。

この季節の赤い色はまだ紅葉していない木々の中では一際目立つ存在となっています。


七五三詣の看板

2022年10月25日 | 七五三詣

しばらく後に、新しい七五三詣の看板幕が届くことになっています。

そこで今日、先んじて看板を支える枠の設置を行いました。

境内の入口、鳥居の手前に掲げる予定です

七五三詣はお祝いの行事ですから、こうした飾りが増えるごとに境内も明るくなるような気が致します。

“分散”が定着しつつあるとはいえ、やはりこれからの11月が七五三の季節。神社の人間としては、また境内がお祝いのご家族で賑わってくれることを願っております。

本殿前には縁台や菊花も用意していますのでご利用ください


季節の狭間

2022年10月24日 | 境内の様子

予報では一日曇り、と聞いていましたが実際には昼まで降ったり止んだりで、昨日に比べると随分肌寒い一日になりました。

昨日書いた通り暦の上では「霜降」を過ぎたところ。草木につく朝露が霜に変わる頃と言います。まだこの辺りは霜が降りるほどではありませんが、十分冷たい冬の入口と言っても過言ではないのではないでしょうか。

午後、雨は止みましたが空気は冷たいまま

イチョウは青々として紅葉の気配はありません

一方で参集殿前のサクラはほぼ落葉してここだけ見ると冬の景色です

台風の季節の様な激しさはないものの、今は意外にも寒暖の波があり服装を間違えて我慢しているような方も多いのではないでしょうか。

正に今は季節の狭間。皆様もお身体ご自愛いただいてお過ごし下さい。


霜降(そうこう)

2022年10月23日 | 境内の様子

本日は朝から気持ちのいい秋晴れの空が広がっています。最高気温も25度と昼間は半袖でも過ごせるほどでした。

日曜日という事もあり、七五三詣・初宮詣の方で境内も賑わっていました。

このような暖かい気候となりましたが、暦の上で本日は霜降(そうこう)でございます。秋も末となり霜が降りるという意から霜降と呼ばれております。

日中は暖かいですが、やはり朝と夜は最近特に冷え込むなと実感します。

また次の節気は「立冬」になりますのでまもなく冬が来るということです。残り少ない秋に意識向けて、秋の味覚を堪能したり、紅葉を観賞したりなど秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。


神奈川県神社庁相模中央支部理事会開催

2022年10月21日 | その他

昨日に続いて秋晴れとなった今日の午後3時より神奈川県神社庁相模中央支部の理事会が開催されました。

この支部は、厚木市、愛甲郡愛川町、清川村、座間市、海老名市、大和市、綾瀬市に鎮座する神社神職の集まりで、神社111社の神職50名程の規模となっています。

支部では、管内神職の研修から各神社の伊勢神宮の御札の取り纏め、神社本庁や神奈川県神社庁の諸行事の助勢など様々な事が協議されています。

今日は、11月初旬に斎行される当支部の神宮大麻(伊勢神宮の御札)及び暦頒布始祭の奉仕や年明けに行われる初集会などが協議される予定です。

支部の事務局を当神社が担当している関係で今回の理事会は当神社参集殿での開催となりました。

神職の集まりは神奈川県神社庁相模中央支部で、又神社の管理などをされている総代などの集まりは相模中央氏子総代会ということで、神社は神職と氏子総代の両輪で護持運営しております。

支部で決定したことを必要に応じて管内神職や氏子総代などへ伝達しております。

支部会は午後5時頃終了の見込みです。


秋の土用

2022年10月20日 | 

秋晴れの空が気持ち良く澄み渡る、気持ちの良い一日になりそうです。

今日10月20日から11月6日は秋の土用期間になります。

夏の土用は良く耳にする事が、あるかと思いますが、実はこの土用は年に4回ございます。

・春の土用・・・立夏の前の18日間
・夏の土用・・・立秋の前の18日間
・秋の土用・・・立冬の前の18日間
・冬の土用・・・立春の前の18日間

どの土用も大事な季節の変わり目。また、大地が不安定な為、大事な決断をするのには、適していないとも言われます。

今日からの秋の土用は、夏の疲れを取る為の期間。

又、秋の土用は゛辰の日゛に「た」の付く食べ物を口にすると良いといわれております。秋の自然の恵み・大地の恵みをいただきながら英気を養って、これから来る冬の備え、秋の土用を乗り越えて頂ければと思います。

 


稲刈り

2022年10月19日 | 注連縄奉納同志会

先日10月16日に、雨に打たれること無く注連縄奉納同志会・氏子青年会の会員の皆様のご奉仕により執り行われました。

注連縄奉納同志会 会長のご挨拶を以て稲刈りスタートです

手でひとつづつ、刈り纏めていきます

このはさがけは、昔からの稲の乾燥方法として用いられ、太陽の恵みと風を通し乾燥させる事でより美味しい御米になるとされています。はさがけが終わると先端にビニールシートを掛け、雨流入しないように致します。そして最後にスズメに食べられないよう網を全体に掛けていきます。本日の作業はここまでとなります。

次の工程は10月30日に脱穀作業を行い、12月中旬に収穫した藁を用い、注連縄を作成致します。

今後の様子も『社務日記』でお知らせいたします。

注連縄奉納同志会・氏子青年会の皆様、長時間にわたり誠にありがとうございました。


令和4年度 座間市遺族会戦没者慰霊祭 斎行

2022年10月18日 | 神社祭事

本日10時より、境内忠魂碑前を斎場として『座間市遺族会戦没者慰霊祭』が斎行されました。

天気予報では当初丸一日雨印で実際に早朝の内は霧雨が降っていたのですが、幸いにも神事前に雨も風も止み、清冷な空気の中祭典を執り行うことが出来ました。

忠魂碑前に設えた祭壇

遺族会会員並びに来賓の皆様ご参列のもと祭典が行われました

例年通り慰霊祭の後には同所にて市主催の追悼式が執り行われ、行事が無事終了致しました。

英霊の御霊が安らかでありますことと、世界平和が実現されますことをお祈り申し上げております。

 

…実は慰霊祭がこの形式で行われるのは今回が最後で、来年以降は追悼式のみが行われるそうです。

規模縮小の理由の一つには遺族会の高齢化もあるとの事でした。

今まで神事をさせていただいてきた身としては寂しい気持ちもありますが、“遺族会に新たに加わる方がいない”という事は“日本が長く戦争を行っていない”という事の裏返しでもありますから、受け入れるべき流れであるだろうとも思います。

ただ形式は未定ながら、年に一度の祭典は神職で続けていく予定でおりますので、宜しくお願い致します。


座間市遺族会戦没者慰霊祭準備

2022年10月17日 | 境内の様子

当神社の境内には忠魂碑や従軍記念碑など先の大戦等に係る石碑の集められた一角があり、毎年座間市遺族会の主催による慰霊祭が執り行われております。

今年も祭日を明日18日に控え、境内では市の職員の方が事前準備をされました。

参列者用テントの設営

祭典の行なわれる忠魂碑前

明日は雨の予報という事で早目のテント設営でしたが、建て終わってすぐに小雨が降りだし、偶然間に合ったといったところです。

このまま大雨大風にならず、恙なく祭典が奉仕できますように祈っております。


七五三詣・初宮詣

2022年10月16日 | 境内の様子

今日は久しぶりに25度まで気温が上がり、少し暑いなと感じる程の快晴となりました。

本日は日曜日の大安!

休日の大安とお日柄が良いので多くの七五三詣、初宮詣の方が見受けられました。

境内では記念に写真を収めている方が多くいらっしゃったのでお天気が良くて、何よりでした。

雨天の場合でもお写真が撮れるように待合室や本殿前の濡れない場所にも雨天の時には設置しております。

これから11月15日かけて七五三の方が多くいらっしゃいます。平日の駐車場は参集殿前の境内にある駐車場、第二駐車場。そして土日祝日は二つの駐車場に加えて臨時駐車場の計3つとなります。

駐車場の近くには看板が設置してあります。土日祝日は神社の入り口付近に警備員がおりますので案内に従っての駐車をお願い致します。

ご祈願を受けられました皆様方の御多幸とご健勝を心よりご祈念致します。


月次祭・七五三詣

2022年10月15日 | 七五三詣

早いもので10月も半ばとなりました。本日は7時より月次祭を斎行し、国の隆昌と氏子崇敬者の皆様の弥栄をご祈念申し上げ致しました。この月次祭は毎月1日、15日の午前7時よりどなたでも参列することができます。開始3分前までには本殿にお入り下さい。

また、令和奉祝記念事業で敷石工事を担当して頂きました山六工業様より新米のご奉納があり、御神前にお供えさせて頂きました。

月次祭での宮司祝詞奏上

神饌を御神前へお供え

10月に入り、七五三シーズンに入り、本日もお祝いのお子様で境内が賑わいを見せております。お祝いを迎えられたお子様の健やかなるご成長をお祈り申し上げます!本日は誠におめでとうございました。