座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

地元中学生による職場体験

2023年11月29日 | 境内の様子

本日は座間市立南中学校の生徒が職場体験に当社に来られました。

女性の生徒が4名いらしたので巫女の装束に着替え、正式参拝をしてから奉仕をして頂きました。

朝の清掃活動からして頂いたのですが、おそらく今年一番の落ち葉の量ではなかったでしょうか。大変だったとは思いますが一生懸命に清掃して頂きました。

それからは年越大祓式、年末年始の準備から実際に社務所での案内や受付をして頂きました。

皆様、初めての体験ばかりで戸惑いもあったと思いますが真剣に取り組み、明るく奉仕活動に勤しんでいました。最後には終了報告祭を執り行い、奉仕活動も終わりました。

今日培った経験は今すぐではないかもしれませんが決して無駄ではありません。これからの皆様の学生生活が健やかで楽しく過ごせるよう心からご祈念いたします。


落ち葉が吹き荒れ…

2023年11月28日 | 境内の様子

昨日までの寒さとは打って変わって、最高気温が22℃と10月中旬並みの暖かさになりました。

これも南風の影響で気温が上昇していますがそれと同時に強風が吹いています。

朝の清掃で綺麗に掃き終えた落ち葉も午後にはこのように一面落ち葉の景色になっております。

これからは寒冷前線が南下して全国的に寒さが強まっていくようです。気温の変化が激しい日々が続いておりますので皆様も体調を崩されないようにお体ご自愛下さい。


百日紅の色づき…

2023年11月27日 | 境内の様子

境内には大きな百日紅(さるすべり)の木がございます。

この百日紅は、幹肌がツルツルとしたなめらかな質感で、サルが登ろうとしても手や足がかからずに滑ってしまいそう。そこから『さるがすべるき』→『さるすべり』と言われるようになったといいます。

また、漢字で百日紅と書くのは初夏から秋までの凡そ三ヶ月もの長い間の開花時期がある事が由縁と言われており、白い花を咲かせます。

夏の時期には青々としていた葉もこの季節になりますと綺麗な紅葉に変わります。まだ、葉が青い部分もあるので1週間後ぐらいが見頃ではないでしょうか。

現在の百日紅

夏の百日紅

この時期になると様々な木々が境内を色づけています。この時期にしか見られない神社の風景をぜひご覧ください。


七五三詣

2023年11月26日 | 御祈祷・授与品

本日は霧雨が朝から降り続けて、気温がかなり低く感じました。

11月15日に近い土日よりも本日が一番七五三詣の方が多くいらっしゃいました。やはり日曜日の大安でお日柄が良かったからではないでしょうか。

今日を過ぎればあと数日で今年も12月です。

ただ先日も書きましたが11月が終ると七五三詣ができないというわけではありません。御祈祷は随時受け付けておりますので、ご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。


白酒(しろき)

2023年11月25日 | 神社知識・作法・歴史

11月23日に令和5年鈴鹿明神社新嘗祭が斎行されました。その新嘗祭のお供え物の一つに白酒(しろき)がございます。

こちらの写真の「新嘗祭御神酒」とある箱の中に入っているものでございます。

「延喜式」によると、神田からとれたお米で醸造した原酒をそのまま濾して造る白色の酒とあります。

また、黒酒(くろき)というのもあり、白酒に薬灰(久佐木という草根の焼灰)を加えて適度な灰色に着色したものであるとあります。

古来より宮中では、白酒と黒酒も新嘗祭に神様にお供えされ、天皇陛下自らも飲まれてきております。


第42回節分祭打合せ会(1回目)及び新嘗祭直会を開催

2023年11月25日 | 奉祝記念事業

先日23日に斎行された新嘗祭斎行後に当社参集殿にて令和6年に執り行われる節分祭の打合せ会を氏子会の総代・評議員により開催されました。

節分祭の第一回目の打合せ会は毎年12月27日に斎行される年越大祓後に行っておりましたが、本年まで新型コロナウイルス感染症の影響で自粛を余儀なくされておりましたが、今年5月に政府からインフルエンザと同等の5類に移行されたことにより神事も通常通りに斎行される運びとなりました。

令和2年を最後に3年間豆撒き神事を行っていなかった関係から早期の準備となりました。

今年は物価高騰などの影響もありいろいろ考慮しなくてはいけない部分も多く、総代会や評議員会に今後の準備の進め方などひとつひとつ確認しながら了承を得て先に進めている状況です。

議事を進める前に野口会長の挨拶

引き続き古木宮司挨拶

豆の購入や景品や協賛の扱いなど3年間の途切れた糸を何とか繋いで少しでも元の形に近づけるよう配慮しながら行って参ります。

打合せ会終了後には休憩をはさんで新嘗祭の直会を行いました。

氏子会顧問の島村氏のご発声に乾杯を行いました。

直会は午後5時過ぎに氏子会森谷副会長の音頭により中締めとなりました。

氏子会役員の皆様方大変お疲れ様でした。


季節外れの南風

2023年11月24日 | 境内の様子

今朝は快晴、境内に吹く風は南風で、霜月末にあるまじき暖かい日になりました。

もう落ち葉の季節という事もありますが、強風の一日でもあり舞う黄葉はかなりの量です。

この11月の初めも史上稀にみる気温の高さだったという事ですが、それを思い出させるような陽気です。

ただし土日は再び寒気に見舞われる見通し。こう寒暖の差が激しいと迷うところですが、もう冬本番も近いはずです。

皆様も体調を崩されぬよう十分お気を付けください。


令和5年新嘗祭斎行

2023年11月23日 | 神社祭事

本日の15時より令和5年新嘗祭を斎行致しました。

この新嘗祭は今年収穫の新穀を神様にお供えして、神恩による収穫に感謝する祭事です。祈年祭と共に特に大切とされている神事です。

『新嘗祭』の嘗(なめる)、には味わうといった意味があり、この収穫を感謝する代表的な稲作儀礼として、その起源は弥生時代まで遡ると言われています。

今年も氏子さんから新米を始め、野菜・果物をご奉納戴き、御神前にお供えし祭典を執り行いました。


小雪

2023年11月22日 | 

本日は暦の上で小雪(しょうせつ)。

冬といっても、寒さも雪もそれ程でないという意で小雪と呼ばれています。

朝と夜はとても寒く感じますが、確かに冬本番の寒さと比べると寒さもきびしくないかもしれませんね。

また境内では紅葉が見ごろとなっております。もみじは葉を真っ赤に染めて、とても綺麗です。お近くにお立ち寄りの際にはぜひご覧ください。

そして明日は15時から新嘗祭でございます。ホームページでも記載いたしましたが、15時から15時30分まで本殿での御祈祷を停止させていただきますのでご理解とご協力をお願いいたします。

 


新嘗祭神饌の鯛

2023年11月21日 | 神社知識・作法・歴史

明後日には神社の三大祭の一つである『新嘗祭』を控えています。社務所ではご神前にお供えする鯛の準備等を行いました。

普段ご神前にお供えしているのは当神社の場合「米・酒・塩・水・海菜の乾物・野菜・果物」といったところですが、大祭の時は更に「餅・鯛・氏子地域からご奉納の野菜果物」などが加わります。

鯛は寝かせたままお皿に載せてもいいのですが、折角の大祭です。麻を用いて泳いでいる姿に整えました。

整形した鯛

過去の新嘗祭でのお供え物。新穀と並んで鯛も見えます

神饌=お供え物には2通りの形式があり、一つは『生饌…新鮮な生の物をお供えするもの』、一つは『熟饌…調理した食べ物をお供えするもの』です。

多くの神社では生饌の形式をとっておりますが、食べ物であるからにはどちらの形式でも“準備したての物をお供えする”のが真心であろうかと思います。

その意味では今回は随分前もっての準備になってしまいましたが、魚をお取り寄せした関係でこのようなタイミングになってしまいました…難しいものです。


ホームページリニューアル

2023年11月19日 | その他

以前より準備をしておりましたホームページがリニューアルいたしました!ホームページのリニューアルに関しましては、当社氏子青年会の会員の会社 有限会社TSS様にお願いをしこの度完成いたしました。

URLは以前と変わりませんので、ご覧いただけたらと思います。

↓↓↓

【公式】座間郷総鎮守 鈴鹿明神社 | 地元座間に愛される古の鎮守の杜 (suzuka.or.jp)


明日は座間市民ふるさと祭り!

2023年11月18日 | 七五三詣

本日は少々風はありましたが、11月中旬ともあって初宮詣・七五三詣のお子様で境内が賑わいを見せました。

明日は日曜日。御祈祷の予約は必要ありません。9時~16時30分の間が受付時間となっております。皆様の御来社お待ちしております。

さて、明日は座間市民ふるさと祭りが座間中学校で開催されます。当社神輿保存会入谷睦も会場でお神輿を担がせて頂きます。

今年は少々時間の変更があり、12時30分~12時55分の間でグラウンド内を担ぐ予定となっております。

昨日、本日と準備を重ね、先ほど晒巻きが完了しましたので、前日準備として座間中学校へ向けて出発しました。是非、明日は本年最後の神輿渡御を見にいらっしゃってください。


中学生の職場体験

2023年11月17日 | その他

本日は、栗原中学校の生徒さんが職場体験に来られました。

職場体験とは申しましても神明奉仕ですので、先ずは本殿にてお祓いをし神様にご報告申し上げ、神職より神明奉仕に於ける心構えについて話をしました。

本殿にてお祓いを受けます

御鈴神事


玉串拝礼


神職よりお話し

生徒さんは大変緊張した面持ちで話を聞いておりました。

その後は基本となる掃除をはじめ、年末に向けての準備を手伝って頂きました。

慣れない場所での慣れない作業に大変疲れたことと思います。

この神社での職場体験を通して、希望に満ちた若人が神社はもとより日本文化へ更に興味を持って頂けることを願っております。


七五三の御祈祷の時期

2023年11月16日 | 七五三詣

昨日11月15日はカレンダーでもよく書かれているように一般的には『七五三の日』。予約制を採っている神社ですとこの15日か、それ以前の土曜日曜を御祈祷の日としているところが多いようです。

当神社では御祈祷は受付不要ですが、そうすると逆に“七五三の御祈祷はいつ頃までやっていますか?”と聞かれることがあります。

七五三詣の飾りつけ自体は12月中旬までには片づける事になりますが

結論から申しますと、当神社では何月に来ていただいても七五三の御祈祷を受け付けております

この10月11月に七五三の方が多いのは事実ですが、やはりご家庭のご事情というのがおありでしょう、毎年お正月前後の冬の時期や、反対の真夏の時期に七五三詣で来られる方もいらっしゃいます。

そもそも三歳(髪置)五歳(袴着)七歳(帯解)のお祝いはそれぞれ発祥を異にする行事で、11月15日を七五三の日とするのも江戸時代頃からの伝統です。

もし時期を過ぎてしまったと気にされている場合でも、お気軽に社務所までお尋ねください。


霜月十五日月次祭斎行

2023年11月15日 | 神社祭事

本日朝7時から月次祭が斎行されました。

この月次祭では国の隆昌と氏子崇敬者の皆様のご多幸と弥栄を毎月1日と15日にご祈念申し上げております。

どなたでもご参列できますのでご興味のある方は月次祭当日の朝7時までに本殿へお越し下さい。

今年も残りあとわずかとなり、御正月の準備なども始まっております。不備などが無いように気を引き締めて、社務に取り組んで参ります。