座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

祭式研修会へ参加しました

2018年05月31日 | 社外活動

昨日、当神社の神職一名が神社庁にて開催された「祭式研修会」へ参加して参りました。

先月と今月とこうした研修の機会が続いていますが、先月の衣紋研修会は相模中央支部の主催、先日の教養研修会は神奈川県女子神職会の主催、そして今回は神奈川県神社庁の主催で開かれたものです。

今回の祭式研修会は文字通り神社の神事における“祭式作法”を学び直すもので、約40名と多くの参加者がありました。

午前中は姿勢や足の運び、いわゆる二拝二拍手一拝といった敬礼作法などの基礎的な作法、午後は数ある行事の中から祭典前の清めの儀式である「修祓」と御神前にお供え物を奉る「神饌献撤」についてお教えいただきました。

研修は神奈川県神社庁庁舎内の一室を会場として行われました

神奈川県神社庁外観

研修冒頭での講師先生のお話の中で“神奈川県では他県に比べ定期的に行われる研修が多くあり、これは神職として恵まれた環境なのだ”というものがありました。

それでありながらこのように大人数の参加者があるという事は、正しい作法の必要性というのを皆が毎日のご奉仕の中で感じているからなのでしょう。

しかし何度研修に参加したとしてもそれを活かせるかどうかは自分自身の意識に依るものです。 参加した事に安心するのではなく、学んだ事を思い出しつつこれからの神明奉仕に繋げていきたいと思います。


梅の収穫始まる

2018年05月29日 | 境内の様子

今日も昨日と同じような時折薄日の差す雲の多い天気となっています。

今日は朝から境内の梅を収穫しています。

ピンポン玉くらいの大きさになった梅をとっていきます。

枝で擦れたなどして傷が付いている物もありますが大きい梅がとれました。

境内には梅の木が複数あるので今週いっぱい空き時間を利用して収穫していきます。


大安吉日

2018年05月28日 | 境内の様子

今日は大安。 外の御祭も神社での御祈祷もご奉仕させていただいております。

天気も曇り空で気温もそれほど高くはありませんが少しムシムシとして地鎮祭などを奉仕すると汗が出てきます。

神社での御祈祷は午前中はお宮参り、午後になると新車のお祓いが続いてありました。

今日のお祓いは境内で致しますが、雨が降った場合は屋根のある別の場所(参集殿入口)にて行います。

新車の納入を午前中に行ってから午後にお祓いに来社される方が多く見受けられます。又、次の日の早朝来られる方もいらっしゃいます。

当社では御祈祷の予約をする必要が無く、毎日午前9時より午後4時30分まで受付を行っていますのでどうぞお気軽のお越し下さい。


暦の研修会へ参加しました

2018年05月27日 | 社外活動

先日、当神社の神職の一人が県内にて開催された教養研修会「暦について」へ参加致しました。

神奈川県神社庁や地域の支部等では定期的に研修会を開き、神職の作法への習熟や知識の充実を図っています。 内容は色々ですが、やはり神事における祭式作法を主題にした「祭式研修会」となる事が多いでしょうか。

今回は暦という少し珍しい主題での研修会で、一度逃すと次はなかなか開かれません。 時折参拝の方からご質問を受けるものでもありますので、大変興味深い話を聞く事ができました。

当日いただいた資料

この鈴鹿明神社でも毎年の暦を出しております

暦はカレンダーの様に日付や行事を知らせるものですが、それ以上に “祝い事をするならどの日か” “この日は土木工事をして良い日なのか” と様々な物事をするに当たって吉凶を占うためのものでした。

そのためよく見ると大安や仏滅などの『六曜』、建(たつ)や除(のぞく)などの『十二直』、また中国の星座を表すと言われる『二十八宿』といった占いの要素が日付に並んで記されています。

 

研修会ではこの吉凶の読み方、年廻りにも関わる『気学』、家の吉凶を読む『家相』について学ばせていただきました。 今後の社務に活かせるよう努めて参りたいと思います。


年祭について

2018年05月26日 | 御祈祷・授与品

『年祭(ねんさい)』というのをご存知でしょうか?

神式で行う葬儀を神葬祭(しんそうさい)と言いますが、それから年月が経ち、御霊の安らかである事とお祀りする家族の無事平穏を祈るお祭りが年祭です。

毎年行うのが一番丁寧なやり方かと思いますが、一般的には『一年祭』『三年祭』など区切りの良い年の命日、或いは命日より少し前の日に行われます。

仏教でいう『〇回忌』にあたるものだというと分かりやすいかもしれません。

こういったお祭りは以前は自宅で、地域によっては墓前で行われるものであったようですが、現在は神社や斎場などで斎行する場合も多くあります。

当神社でも人数に応じて部屋を用意し、年祭を行っています。 お問い合わせはお電話でも直接神職へお聞きいただいても大丈夫です。 お気軽にお尋ねください。


御祈祷

2018年05月25日 | その他

五月も終わりに近づき日々暑くなり汗をかく時間が多くなったように感じます。

御祈祷受付の際に家族や友人も一緒に入る事は可能かと聞かれる事が良くあります。

当社では、皆様ご一緒にご案内させていただいておりますので受付が終わりましたら、皆様揃われて参集殿控室の方へご移動下さい。

また、車椅子でお越しの方がいらっしゃいましたら、スロープにてご案内させていただきますので、受付の際にお申し出下さい。

当社では、初宮詣をはじめ厄除け・家内安全・交通安全・合格祈願・安産祈願…個人の御祈願や 商売繁昌や会社の安全祈願…の会社の御祈願がございます。※あくまでも一例でございますので、お気軽にお尋ね下さい。

社務所

参集殿

受付の場所が平日と土日祝日で異なります。

平日は社務所にて、土日祝日は参集殿にて受付をしており、受付時間は9時~16時30分の間でしたら何時でも結構です。

皆様のご来社をお待ちしております。


ヒマワリの種まき

2018年05月24日 | 境内の様子

神社の駐車場を囲む場所に、ちょっとした花壇のような箇所があります。

冬から春にかけては小さな花を植えていたのですが、流石に5月を越えては保たず、しばらくの間は空白の花壇に。 それでは少し寂しいという事で、先日ヒマワリの種を植えてみました。

植えてすぐに雨になり、その後快晴となりましたので幸先は良いのではないでしょうか。

品種はあまり背が高くならない“小夏”というものだそうです。 ヒマワリはこの座間市の花でもありますので、綺麗に咲いてくれることを願っています。

数年前、市内で撮影したヒマワリ 


アジサイの開花

2018年05月23日 | 境内の様子

今日は昼前から静かに雨が降り始めましたが、蒸すというよりは涼が勝る空気で、夏を前に一息ついたような天気になりました。

境内を見ると若葉の広がる中に早くもアジサイの花が咲き始めていました。

アジサイは別名「七変化」「八仙花」と言い、青・紫・赤紫と花の色が良く変わるのが特徴です。

今の色は薄緑色で、これはまだ花に葉緑素が多く残っている咲き始めの色なのだとか。 全て色付いた時はもう梅雨も目の前となりそうです。


社用車の洗浄

2018年05月22日 | その他

今日は大変天気も良く、若葉が眩しいくらいの一日でした。

午後は出張祭典の予約もありませんでしたので、地鎮祭などの社務で用いる車の洗浄を行いました。

境内を綺麗に保つのと同じように、お祭りで使う道具もできるだけ清潔にしておかなければなりません。

毎日使っているものは多少の綻びを見逃してしまいがちですが、細かい所も注意してみていきたいと思います。


竹を長持ちさせるには

2018年05月21日 | その他

普通草花や樹木は切った後切り口を水につけておくと水を吸って長持ちします。 しかし竹についてはそれが通用しないようで、幹を切って水につけてもこの季節はすぐに葉が萎れてしまいます。

「濡らした布で葉の部分を包んでおく」というのが一つの解決策ではあるのですが、この方法も裏に仕舞っておく時にしか使えないものです。 神社では注連縄を張る時や装飾の意味で竹を使う事が多くありますので、一旦設えた竹をどう長持ちさせるかというのが課題でありました。

ですが先日、新しい方法を耳にしました。 「根ごと竹を掘り出して水につける」というものです。

竹は一帯が地下茎で繋がっている構造になっていますが、それぞれの根本には小振りの根がついていて、どうやらそこを残せば水を吸い上げるのではないかという話です。

今回は試しにという事で小さめの竹を水につけてみました。 上手くいくと良いのですが…


新緑の中でのお宮参り

2018年05月20日 | 境内の様子

今日も朝から青空が広がり空気も少しひんやりして気持ち良い日和となっています。

木々は新しい枝大きく伸ばし新しい葉をいっぱい付けて気持ち良さそうに風になびいています。

昨日と同様に朝から御祈願が入っていてご奉仕をさせていただいております。

日曜日とあって朝早くから赤ちゃんの父方母方と共に親族揃ってお宮参りに来られています。

御祈願が終わると社殿前で記念写真を撮られる方が殆どです。

御社殿前で御親族と共に記念撮影をご希望の方は神職か巫女へお申し出で下さいましたらお手伝せていただきます。

又、雨天の場合でも参集殿内にも撮影する場所をご用意しております。

きちんとした集合写真をご希望の方には当社にある写真館での撮影もございますので神社へお問い合わせ下さい。

天気も少しずつ安定して地域によっては運動会を行うところもあるようです。

今週、来週と週末は天気が良さそうなので行楽日和となるようです。


御祈祷について

2018年05月19日 | 御祈祷・授与品

県内では明け方にさーっと雨が降った所もあるようですが、座間は地面が乾いていたのでどうも降らなかったようです。

午前は風もなく薄曇りでしたが少し蒸し暑く感じられました。

お宮参りや厄除け、自動車のお祓いなど午前から午後にかけて受付がありご奉仕しております。

特に午後になると自動車のお祓いが増えてきました。

御祈祷の受付は毎日午前9時より午後4時半まで行っており、予約は特に行う必要がありませんのでご自身のご都合にあわせてご来社いただけます。

住所や祈祷者名などご記入ののち準備が出来次第御案内となり、社殿ではお祓いや祈祷内容などを読み上げる祝詞奏上、玉串をお供えしてのお参りなどを行います。

自動車のお祓いは社殿での御祈祷の他に境内にお停めいただいた自動車のお祓いも行います。

お祓いの詞を奏上したのち自動車の前部、そして時計回りの左側面、後部、右側面、自動車全体をお祓い致します。

運転席などドアを開けてハンドルやシートもお祓いを致します。

後部座席の中もお祓い致します。

ドアを閉めた後側面をタイヤの足元までお祓い致します。

 雨の場合でも神社参集殿前の屋根がある場所に自動車を停めていただくので晴天の時と同じようにお祓いを致します。

自動車のお祓いは、新しくご購入されたものだけでなく愛着があり長年利用されているものなど様々です。

受付の際に自動車の状況などをお聞き致しますのでお知らせ下さい。

交通規則を守ることはもとよりお祓いを受けて交通安全を心掛ける事こそ毎日気持ち良く利用する一助となると思われます。

ご来社をお待ち申し上げております。


桜桃の季節

2018年05月17日 | 境内の様子

境内には桜の木が多く植わっていますが、一本だけさくらんぼをつける木があります。

今朝掃除の途中に見やるとちょうど実が膨らんで熟しかけているところでした。 熟しきると鳥が啄むか風で落ちるかですので、木を飾るのはこの短い一時期だけの事です。

さくらんぼの木は漢字で書くと「桜桃(おうとう)」。 花も桜と同じ時期に白く咲きますが、厳密に言うと桜とは違う種になるそうです。

私達鈴鹿の神職にとってはこの初夏の風物詩のようなものです。 以前試しに口にしてみた事がありますが、薄甘くて上品な味、ただし果実として売られているものと比べてしまうと甘さも香りもそれに及ぶ物ではありませんでした。

とはいえ普段特別な管理もしていない木の事ですので、ご参拝の皆様は見かけても口にされない事をお勧めします。


地鎮祭日和

2018年05月16日 | 神社知識・作法・歴史

今日も朝から良く晴れています。気温も朝から高めで昼過ぎには30度近くまであがる予報です。

しかし、風が少し強めに吹いているので幾分涼しく感じます。

しかも今日は大安。地鎮祭など外の御祭には一番良い季節となっています。

当社でも何件かご奉仕をさせていただいております。

 

地鎮の儀で使用する鎌・鍬・鋤

地鎮祭のご依頼は、家を建てる建主(施主)か工事を請け負った施工会社からのお申込みが殆どです。

何度も地鎮祭をお申込みいただいた施工会社は御祭の式次第や作法は良くご存じかと思いますが、家を建てる御施主様は初めての方が多いかと思われます。

参考資料『氏神さまと建築儀礼』神社本庁発行

祭典の式次第は地域によって若干の違いはあるもののこのような流れで行われております。

又、地鎮祭を依頼するまでの流れについては下記の手順にてお申込みいただけます。

氏神様や土地の神様に家を建てる御奉告と工事の安全を祈念するための地鎮祭です。

これらの冊子は当社の社頭にて無料配布しておりますのでお気軽にお持ち下さい。又、ご不明の点がございましたら当社までお尋ね下さい。


皐月15日月次祭斎行

2018年05月15日 | 神社祭事

本日7時より、恒例の月次祭が神社本殿にて執り行われました。

毎月1日と15日の変わらぬ神事、ただし今回は衣更えを行ってから最初の月次祭で、季節の移ろいを感じます。

 次の月次祭はもう6月1日、梅雨に入ろうかという所です。

一年の折り返し地点が近いと思うとため息が出てしまいますが、気を引き締めて参りたいと思います。