史上最年少で芥川賞を受賞した綿谷りささんの小説「夢を与える」を読みました。多少ネタばれになりますが、子供タレントから中学•高校と進むにつれてブレイクし、国民的人気タレントになった主人公とその家族の物語です。高校生まではタレントとしては順風満帆にみえましたが、かわいらしく良い子として期待される人気者の主人公は、高校生の高学年になり人並みに恋がしたくなります。実際彼女は恋に落ちるのですが、恋人に裏切られた上にさらにダークなイメージとなり、タレント生命はほぼ終わります。しかし、おそらくそれにより彼女は自分らしさを取り戻すことができそうな予感がして物語は終わります。面白い小説だと思います。
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