■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

炎のクリエイター 撮影 & 画像補正

このブログに使用の画像は、殆んどを「iPhone15 pro」で撮り「CANON Power Shot G7XⅡ」と「CANON一眼」などの撮影機器でフォローしています。画像に補正を施せば、とっておきの一枚を奇麗にできます。 ※画像の転載・転用は禁止させて頂きます。 石山寺の秋月祭。紫式部が水面に映える十五夜の月を眺め、源氏物語の構想を練ったと伝わる。画像は後白河天皇以下歴代天皇の玉座とされた「月見亭」で、ここから眺める中秋の名月は、瀬田川の清流に映る幻想的なイメージも含めて、近江八景の「石山の秋月」とされている。2024年は9月17日(中秋の名月)・18日(満月)に、本堂でイベントが執り行われる。

「ユリカモメ」 に生まれ変わったら・・・

2013年01月31日 00時10分23秒 | 街角風景
琵琶湖畔に群れを成す「ユリカモメ」は、人なつっこくて手からでも餌を食べるので、食パンの耳をポッケに入れて、一眼レフを連写しているオジサンがいる。こんなことならば一眼レフを持って来れば良かったと後悔するも、気を取り直し「CANON IXY」で・・・・餌も持たず横取りならぬ「横撮り」してやったゼイ。「ユリカモメ」は「都鳥」とも呼ばれたらしいが、現在の和名「ミヤコドリ」は、黒っぽい鳥であるため違った鳥と推測され、古典文学に登場するその正体は「ユリカモメ」を指すようだ。



武蔵の国に大きなる河ありて、それを「すみだ河」といふ。
白き鳥の嘴と脚と赤き、しぎの大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。
京には見えぬ鳥なれば、みな人見知らず。
渡しもりに問ひければ「これなむ都鳥」と言ふ。
(伊勢物語より抜粋)



このように、「都鳥」は「隅田川にいる鳥で、体が白く、嘴と脚が赤い、シギ程度の大きさ、魚を食べる水鳥」とされているが、この条件に当てはまる鳥としては「ユリカモメ」が最も近いのだ。しかし、簡易カメラでは、相当近付かないと普通に撮れないので苦労した。



現在の京都では「ユリカモメ」は、鴨川などで普通に見られる鳥であるが、鴨川に姿を見せるようになったのは1974年のことで、それ以前は「京には見えぬ鳥」であったのだ。この鴨川で餌をついばむユリカモメは、基本的には魚や甲殻類を食べるが、夜間には比叡山上空を通過し、夜を安全に過ごすのは琵琶湖のベッドタウンと言うことだ。

名にしおわば いざ事問はむ 都鳥
     わが想う人は 在りや亡しやと
 (在原業平・伊勢物語)
「都」という名を背に負っているならば、都鳥にいざ質問してみよう「私が思う人はそこに健在でいるのかどうか?」と。



《結論》
しかし、どれもホッペに黒点があり、キョトンと同じ顔をしている。ワシが「ユリカモメ」に生まれ変わったとしたら、この中から親兄弟を特定出来る?・・・・・・自信がない。


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一応「とり」繋がりで「焼き鳥」でも紹介して置くことに・・・・・。これだけモモの焼き鳥のみが並べば、逆に爽快な気分になる。



豚の「ガツミノ」のたれ焼きと、米国産「ロース」の岩塩・黒コショウ焼き。



美味しいベーコンを頂いたので、焼いてもらおうと持参したら、出来上がりはサービスで獅子唐が挟まっていた・・・・・有り難い。

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「のり弁当」 は、ほっは・ほっは・へ~

2013年01月29日 00時07分15秒 | お弁当屋さん
「ほっかほっか亭」のコマーシャルが、普段でもお得な古典的メニューの「のり弁当\290」を、期間限定でバージョンアップすると言う・・・・・

はふ、はふ、ひっひひ~
ほっは、ほっは、へ~
 (ほっかほっか亭) と告知している。



その内容は、「から揚げ2個サービスのキャンペーン(2月2日まで)」としているが、もともとこのメニューは、店舗の目玉商品で、白ご飯の上に「おかか」がまぶされ、「焼き海苔」を乗せ、更に「ちくわの磯辺揚げ」「白身魚のフライ」を乗っけ、「レンコンの煮物」「しば漬け」が添えられているのが全容なのだ。



まず食べる順序としては、普段なら「白身魚のフライ」からひと口かぶり付いて、のりのご飯にいくパターンを繰り返し、次に「ちくわの磯辺揚げ」にいって、食べ切ったとしても、海苔の下の「おかか」がこれをサポートしてくれ、気づけば白ご飯を総て食べ尽くしてしまうと言う、究極に考えられたお弁当ととして、コアなファンには芸術的な作品であるのだ。



そこへ「から揚げ2個」の追加は、合成肉ではあるがシットリとジューシーに揚がっていて、ファンとしては大いに嬉しいのだが、食べる順序に限って言えば・・・・・少々困惑気味だ。

※から揚げ2個サービスキャンペーンは、ほっかほっか亭各店の次の地方で実施されている。近畿地方(淡路島を除く)・中部地方(静岡・長野・山梨・新潟を除く)・中国地方・九州地方(宮崎・鹿児島を除く)。

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この 「のり弁当\290」も、デフレ傾向の産物として大衆に贔屓され続けてきたが、アベノミクスの「三本の矢」はインフレ2%をを目指していると言う。もともと「三本の矢」は、毛利元就の教訓であるが、実際に「3本纏めて折ってみろ」の逸話は作り話。今、庶民に突きつけられたのは、生活水準の向上は作り話で・・・・・

「税金高・ガソリン高・電気代高 ~ 給料安」 に泣かされそうだ。
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お餅は「あも」と言う・・・

2013年01月27日 00時20分48秒 | 日記
遥か昔のことであるが、京の宮仕えの上級女官を「女房」と言って、彼女達の女らしさを表現するために出来た言葉を「女房言葉」と言ったとある。そんな歴史が京都にはあり「はんなり(華やかさの中にも雅やかさがある)何て言葉も生まれたのだろう。



例えば、上の画像の餅は「かちん」や「あも」と言う。お寿司は「おすもじ」、香物は「おくうのもの」、豆腐は「おかべ」、饅頭は「おまん」と呼んで、彼女達の厳しい生活を、優しく柔らかく美しく優雅に感じ取ろうと実行した、宮中の願いと知恵が伺える。その当時は豆腐田楽のことではあるが「おでん」も一連の言葉で、今回は関東炊き←※つつくとリンクで、薄ぅ~くスライスした「あも」で、しゃぶしゃぶも同時に行う。



ところで、何故かうちのオジイも餅のことを「あも」と言っていたのだ。いくらかその筋の祖先がいるとは聞いていたが・・・・・あもを醤油と一味唐辛子で焼く。そして、ずんぐりムックリの「辛味大根」と「鰹出汁」で戴く「辛味あも」は刺激的な辛味が美味しい。



その他にも、「女房言葉」には興味深い次のような言葉があった。
・おいた(いたずら)
・おかか(鰹の削り節)
・おかき(欠餅) ※当初は鏡餅を砕いて食べたことから。
・おじや(雑炊)
・おみおつけ(味噌汁) ※「つけ」は飯に付けて出すもののことを言う。
・おなら(屁) ※「鳴らす」から来た語。
・おひや(水)
・おまる(便器)
・おめざ ※幼児が目覚めたときにぐずるのを防ぐ為に与える甘菓子など。
・くろもじ ※植物名及びそれで作った楊枝。
・なみのはな(塩)
などなどで、案外普段用いている言葉もチラホラ。



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これは、ワシの地元で有名な和菓子屋さん「叶匠寿庵」「あも」だが、どことなく上品な雰囲気で、餡と餅が内外逆転したかのようだった。

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「水タコ」 を食べる風習・・・

2013年01月25日 00時02分17秒 | 魚介料理
北海道では冬場にタコを食べる風習があるそうだ。そう言った日本の風習には絶対に根拠があるもので、タコには栄養ドリンクの主成分と同じ「タウリン」という栄養素が豊富に含まれているので、一番体力を消耗する季節「冬」のイベントなのだろう。



普通に言うマダコ(真蛸・Octopus vulgaris)は、タコ目・マダコ科で「タコ」と言えばこれのことを指す。一方、ミズタコ(水蛸・Enteroctopus dofleini)は、同じくマダコ科に属する世界最大のタコで、別名オオダコ(大蛸)とも言うそうだ。ところが、北海道で「マダコ」と言えば「水タコ」のメスを指し、オスは「水ダコ」と呼ばれている、ややこしく特別な地域なのだ。



本日は「水タコ」の生を刺身にしたが、「マダコ」にくらべると水分が多く、トロ~ンとした皮膚部分だけでなく、肉質は超柔らかで刺身に最適な感じなのだ。人によっては水っぽくコクが無いと言う人もおられるが、それが水タコの名前の由来にもなっており、食感としてはこちらの方が歯触りが良いと思うし、タウリンの多さでもマダコを凌いでいるので、本来の意味合いからも言うことなし。



ビロ~ンとした皮をめくって、純白部分の足を削ぎ切りにした刺身。皮に付いて来る大きな吸盤は、歯応えや食感が他の部位よりも珍味っぽいので、これも刺身にして盛ってみた。ワシは当然「水タコ」の方を好むひとりである。
今回の日記は、北海道の知り合いから聞いた話を参考にまとめてみた・・・・北海道へは行ったこと無いけどね。

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仲間だと言ったら、言えないこともない「カマドのタコ」のたこ焼きは、どろソースと呼ばれる辛口の味付けであった。

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シンプル味の・・・欲張りパスタ。

2013年01月23日 02時04分26秒 | レシピ紹介(炎クリ流)
パスタ料理に欠かせないものと言えば、オリーブオイル(EXV)とガーリック。それらをメインに、バター・チーズ・生クリームなどを使って風味をつけるパターンや、鷹の爪など香辛料作戦でアクセントをつけるパターンなどがあり、それによってレパートリーも増えると言うものだ。本日は高級そうな麺を頂いたので、敢えてシンプルに「オリーブオイル」と「塩」と「コショウ」のみで味付けしていく事にした。



但し具材は豪華に欲張りに・・・・・アサリ・イカ・海老・ズッキーニ・茄子・赤パプリカ・黄パプリカなどなど、火が通りにくい順にオリーブオイルで炒め、塩コショウして別皿に取り置く。



麺を茹でる時は、味に幅を持たすためにジャガイモをスライスして一緒に茹でてみるが、これをすると麺自体に深みがでるだけでなく、茹で汁で水分調整する時に美味しさが加わるのも狙っている。

具材を炒めたアトのフライパンでオリーブオイルを加熱し、パスタが茹で上がる直前に「茹で汁」を適量オイルに入れ、沸騰させて「乳化」させ「コンソメ顆粒」でほのかに味を付ける。茹で上がったパスタとあえて味を馴染ませ、具材も混ぜたうえで、塩はアンデスの「ローズソルト」と、「黒コショウ」で味を整えて出来上がり。



仕上げはフライパンで時間との勝負にもなるので、あわてるようなら火を消すも良し!ボウルであえるも良し!パスタがパサつく場合は、ベタ付かない程度に確認しながら茹で汁を追加すると、シットリと仕上がるので試してパスタ。



こちらは趣を変えた、水菜とロースハムの「はりはりパスタ」と、今回はイタリア親父に徹してみた。


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アンデスのローズソルトは、細かくする器具がなかったので、結構大変なものだ、色艶は綺麗であたかも宝石のようだが・・・・自分なりに美味しいものを追求すると苦労は絶えない。

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「やまかけ豚丼」は、会社の台所で作る10分飯・・・

2013年01月21日 00時41分44秒 | オフのお昼ご飯
いつもの日曜日のワシのお弁当・・・・・毎週悩んでいるのは、仕事場では一旦席に着いたら中座できないために外食は諦めて、自作「やまかけ豚丼」創作にかかる。どんぶり鉢に白ご飯を盛り、豚バラ肉をフライパンで焼いていく。



味付けは、ニンニク少々・味醂・日本酒・醤油の合わせ調味料を作って置き、適度な焼け具合になると絡めて豚の焼き肉に仕上げる。盛り付け時に長芋の摩り下ろしをセンターに配置し、更に卵黄と刻みねぎを少々トッピングした。



案外、豚肉の濃い味付けを、長芋のとろろが和らげてくれるし、卵黄も手助けしてくれているようだ。これは10分足らずで作った「やまかけ豚丼」だが、普通にお家で作っても美味しそうな「会社での10分飯」だった。会社の台所には、電熱器一個と電子レンジ一台、30センチ四方の流し台があるだけの所・・・・・所要時間10分。出来上がり画像は、しがないファーストフードのメニューのようでもある。



既に「牛丼」の具材なら他愛も無く作ってのける技を習得した。切り落とし牛の炒め肉に、味付けはニンニク少々・味醂・日本酒・白ワイン・醤油・砂糖などなどで、敢えて牛肉のみとした。これでお酒の肴にもなるし、白ご飯の上に乗せれば簡単に丼にも応用が利くので重宝する。




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生協で買った「中華チマキ」は、やや濃い味付けで、竹の皮に包まれていた。銀杏や椎茸などもホクホクになって良い味を出している。

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老舗 「京料理 たん熊」 の正月お祝膳

2013年01月19日 05時53分30秒 | 和食・懐石料理
今年も新年会のお料理は、創業昭和3年の「京料理 たん熊(北店)」の懐石料理で、京都でも3本の指に入るくらいの老舗料亭である。ワシの思い過ごしではなく、今年の料理は昨年と比べて食材の質が落ちたが、予算は同等と見ている。



参考に、左が「たん熊の八寸」で、御祝肴の可愛い器には、鶴の陶器に入った黒豆・紅白田作り・からすみ・数の子・車海老・叩き牛蒡・ごまめ煮が上品に盛り付けてある。一方、右は同じ御祝肴だが、昨年に出されるのが遅いとクレームをつけた「いさり火の八寸」である。内容は、鱈の白子ポン酢・なまこの酢の物・黒豆・海老・鯛の子・ベーコン・おたふく豆などなど。酒飲みには後者が好ましいような・・・・・って言うか好みかも知れない。



その他の料理を順に紹介すると、「しびマグロの叩き」と「お雑煮白味噌仕立て」・・・・・これは地元奈良のお雑煮を思い出してしまうような、白味噌仕立ての濃い味付けから、懐かしさが感じ取れた。



「フグの湯引きポン酢(左)」は、昨年のもの(右)と較べると、切り身が無くなっているのが寂しい。これで「純粋の鉄皮」のみとなった訳で、今年から使っている「ポン酢ジュレ」は、ジュレである必要性をさほど感じなかった。



「鰆の焼き物と酢レンコン」は、去年の魚は「天然ぶりの塩焼き」で、一昨年は「若狭ぐじの塩焼き」と、魚の高級度合いのみで言えば坂道を転げ落ちるようだ。「海老芋と棒ダラなどの煮物」は、ワシが炊いた棒ダラ←※つつくとワシの棒ダラ画像にリンクの方が、相変わらず勝っているようだ。



「はまぐり赤飯蒸し」はモッチリと上手に炊き上げている。「蕪蒸し蟹身餡」は日本海の香りで、双方とも絶品で流石に老舗と言う技と味が垣間見えた。



「鰻まぶしご飯」は、山椒の実がご飯との間にたくさん挟まれていたのが刺激的であったし、デザートでもある水菓子が〆の一品となった。ん~、今年は「松葉蟹とセコ蟹ミソの酢の物」が無くなっていた。下の画像は昨年のもの。




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ワシ達のテーブルにある「赤ワイン(右)」はお馴染みの味だったが、舞妓はんが社長の席から「一本おくれやす」と持ってきてくれた「赤ワイン(左)」は、遥か昔に飲んだ記憶があるような、とても酸味が強く濃い味のもので、馴染みは薄いものだった。

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「八宝菜」 をマジメにつくる!

2013年01月17日 00時07分22秒 | レシピ紹介(炎クリ流)
中国は広東料理のひとつである「パーパオツァイ」こと「八宝菜(はっぽうさい)」は、純粋な和名に直せば「五目うま煮」と言う。たくさんの具材を油で炒め合わせ、塩・醤油・コンソメ・オイスターソースなどで味付けした後、片栗粉でとろみをつけて行く。なぜ今回のチャレンジになったかと言うと、お友達の農家から美味しい白菜が送られてきたからで、スーパーで買うものと較べると雲泥の差と言うか、出汁まで出そうな勢いの白菜なのだ。



八宝菜の「八」は「8種類の・・・」という意味ではなく、「数多くの」「色々な」の意味で、一般的には豚肉・鶏肉・ハムなどの肉類と、海老・あわび・イカ・ナマコなどの魚介類、椎茸・キクラゲなどのキノコ類、筍・人参、ピーマン、白菜、チンゲンサイなどの野菜類、その他ギンナン・ウズラ卵をゆでたものなどなど。



美味しさの秘訣は、何と言っても火力にある。要はさっさと炒めて、野菜から余分な水分を出さないのがコツで、一人前の分量の少量を一気に仕上げまで済ますことである。家庭の火力の弱いコンロでそれを補う方法を記しておくのでお試しあれ。水分があまり出ないので、旨みがそれぞれの具材に閉じ込められるような仕上がり。しかし、現実問題一人前ずつ作るのはいささか不経済でもあるのだが、今回に限り旨さのみを追求した。

1.中華なべの横に少し長めに炒める切った具材、直ぐに火が通る切った具材、合わせ調味料、水溶き片栗粉を完璧に用意する。
2.フライパンにたっぷりの油を熱し不要な分をオイルポットに戻す。
3.煙が出るくらいフライパンが熱くなると取り分けた具材を順に炒める。
4.2~3分くらいで仕上げまで一気に炒(ちゃ~)するのがコツ。
5.鍋肌から合わせ調味料を馴染ませ、水溶き片栗粉でとろみを付けたら出来上がり。


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起源としては、中国人美食家の「李さん」が、友人の家を訪ねた折、友人の妻が鳥を〆、在り合わせの野菜などを煮て出したところ、それが実に旨かったので世に広めたとある。尚、「中華丼」は日本人がご飯の上に八宝菜を乗せて食べたのが始まり。



この「和風中華丼」もまた、一人前の具材と合わせ調味料を完璧に用意しての調理で、なぜ和風かと言うと、鰹出汁も入れただけに尽きる。丼に関しては、若干のお汁があっても良いかも知れないが・・・・・今見るとご飯が見えないのは撮影をミスったかも。
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マッコリには・・・何でもあう。

2013年01月15日 06時56分11秒 | 美味しいお酒
マッコリには、熱処理されて炭酸を混ぜ「微発砲」と表示してあるものがあるが、実はこの「マッコリ」と言うお酒、生で活性している本場ものもある。ペットボトルに入れてあると、パンパンに破裂しそうになっているのが本場ものと見分ける方法。左が熱処理後のマッコリで、右が生マッコリなのだがブクブクと常時泡が立っている。



ブクブクと醗酵しているのが「生」の醍醐味だろう。あっさりしていてアルコール度数もさほどない・・・・日本酒「清酒」製造過程の「どぶろく」のようなものだろうが、喉に引っかからない分ゴクゴク行けてしまう。



お友達が、天理でお豆腐屋さんをしている。自分で考えた「胡麻揚げ」と言うお揚げさんを創作して、商品にもしたそうだ。それを焼いて生姜出汁醤油で戴くと、とても香ばしくプロの油の香りが蘇って揚げ立てのような感覚に仕上がった。



言わずと知れた「たこ焼き」は、女子高生グループでも自分家へ「たこ焼きパーティ」と名うって集める。関西の各家庭には平均2種のたこ焼き機があると言うのも頷けるが、我が家は電気ホットプレート形式と、ガスと、鉄板のみの3種ある。



揚げ物にも、マッコリはあうのだ。「牡蠣フライ」にストレートのウスターソースをかけて食べるのや、「タコのから揚げ」は下味が付いているのでそのまんまビールでも良さ気。



北海道直送の「ほっけ」は肉厚なのが良い。はらりとほどけるホックホクの身からでる湯気がたまらない。



種無しであって皮ごと食べられる葡萄は、ほぐして冷凍しておくと、お洒落なデザートのように美しい。まるで宝石をほうばるようだが、味はマンゴスチンのように味わえる。


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から

「赤から」からカップラーメンが出た。そんなに辛くないのは、一般の辛党の標準にしてあるからだろうか? 従来からの「赤から」ファンには頼りない辛さだった。



昨日、成人式が行われていた。
大雪の波乱の中「新成人」になられた方へのインタビューを聞いていると、
将来への不安や就職活動への深刻さを語っておられた。
なかなかシッカリとしたビジョンを持っている「ハタチ」もおられ、
見ているものが目を覆いたくなるような意見もなかったのが救いだろうか。

沖縄で暴れている「ハタチ」に聞かせたいくらいだった。
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ドライブインの卑しんぼ・・・・・

2013年01月14日 00時01分34秒 | 食べ歩き
「丹後」から「福知山」そして手打ち蕎麦の「出石(いずし)」から「丹波」へと、京都へ抜ける高速道路にはいるまで、少しの下道を行かなければならない。その位置に誰が通っても寄ってしまうような「ドライブイン」があって、あらゆる近郊の海・山の恵みとも言えるお土産物からお食事まで・・・・・何でも揃っている。



こんな光景は高速道路のサービスエリアでもよく見かけるが、ここには地酒・丹波ワイン・地ビールなども遠慮なくある。動物性のお土産は、山の猪肉・鹿肉・熊肉や、海のマグロ・鯨・カニ・タコなどなど。



はて? 皆さんはどんなオヤツがお好みだろうか。


たこ焼き・お好み焼き・ピッツァ・フランクフルト・甘栗・パン・ケーキ・特産物などなどのオヤツが勢ぞろい。ワシは必ずと言っていいほど「天麩羅コーナー」に出向き物色する。とは言っても、魚の白身を擦って油で素揚げする・・・あの「さつま揚げ」のようなものである。



お好み天麩羅には、「いか天」「長芋天」「海老天」、どうも洋風のものよりこちらを選んでしまうのは何故だろう。そのコーナーには「五平餅(ごへいもち)」や「焼き餅」、うるち米と6:4の「海苔巻き どや餅」なども顔を揃える。




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迷った挙句先日紹介した「明太子棒」と言う天麩羅に決定したのだった。
美味しけりゃいいっか!




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福知山城に、思いを馳せる‥‥‥

2013年01月12日 00時14分34秒 | 史跡・歴史巡り
皆さんご存知の「明智光秀」は、「謀反人」や「三日天下」の汚名で超有名な戦国武将であるが、その生涯に至っては、案外デマだったと言うか、某N局の大河ドラマとやらで作り出された武将の偶像化なのだ。



「敵は本能寺にあり」と言って中国「毛利攻め」から踵を返す場面も、実はそんなことは言ってはいないし、福智山城(後の福知山城)から出陣して、亀山城(後の亀岡城)を経て、真っ直ぐに本能寺を目指していることから、一途な信長討ちを推測できる。



名前からして当時は「惟任日向守光秀(これとう ひゅうがのかみ みつひで)と名乗り、正式名にいたっては「明智日向守源朝臣光秀惟任日向守大神朝臣光秀」であったが、ややこしいのでまたいずれ。その明智光秀公は、織田信長からの中国攻めの命で、山陽から攻め入った秀吉とは別に同時に山陰から攻め始めた。丹後の横山城を制圧、そして福智山と名付けたようだ。



本日は、光秀公の居城でもあった「福知山城」を紹介する。現在のような縄張りは「光秀公」がおこなった。天守は三層四階の大天守閣と、二層三階の小天守閣が、市民の瓦1枚運動などの熱意によって1986年に、初期天守閣の特徴を模って復元された。市街地を一望する福知山盆地の中央に突き出た海抜40mの丘陵にあり、その地形から臥龍城(がりゅうじょう)の別名を持つ。東から西に流れる由良川が天然の堀となり、北側では土師川と合流する。東・北・西残り3方は断崖で要害の地であったのだ。さて、光秀公の作った城下の眺めを東西南北と見て頂こう。





明治時代の始めに、廃城令で根こそぎ取り壊された結果「石垣」と、移築されてきた「銅門(あかがねもん)番所」だけが残った。当時の物はその2つとなっている。石垣は、野面積み・乱石積み・穴太衆積みなどと呼ばれ、光秀公の築城当初のままの姿を留めている。自然石をそのまま用いて豪放で一見乱雑なものに見えるが、石材は奥に長く用いられて、強固な石垣に組み上げられている。



福知山城の大天守復元時に移築された「銅門(あかがねもん)番所」は、外敵の判別を行うところだろう。田辺城の復元「二層櫓(にじゅうやぐら)と、小天守閣下の石垣は、建造物建立の際、当時のままの石垣に復元して組み替えられた。



石垣角部の積み方は算木積みで、勾配としては基底部は傾斜が緩やかで、徐々に傾斜を増して行き、上部はほぼ垂直になる扇の勾配で積まれてある。また宝篋印塔・五輪塔・石仏などの罰当たり的な石材が大量に使用され「転用石」と呼ばれているのも、安土城や二条城などの「信長」に関わるお城に共通する特徴を持っている。相当の寺院や墓所を破壊して石材を調達した事が窺われる。





現実的にも、いざ篭城戦になると水脈の心配が付き纏うため、海抜40mに対し深さ50mの井戸「豊磐(とよいわ)の井」が掘られていた。城郭内湛水井としては日本一の深井戸で、今も海抜30mの高さまで清らかな水を湛えている。



天守閣内部は郷土資料館として公開し、古代から近代にかけての城や福知山にかかわる歴史資料を展示している。鉄砲狭間(てっぽうざま)の外から見たものと、城内から見たもの。



余談であるが、光秀が信長に嫌われたのは、家康接待時の粗相・信長に反抗した・毛利侵攻が進まなかったなどと、色々憶測が交わされているが、実際のところは「作戦参謀として優秀」「公家や宮家との付き合い方作法の熟知」「武士よりひとつ上の貫禄」などから、信長のやっかみを買ったのではないかと言うことだ。信長も光秀のことは「侍」として尊敬しており、本能寺の変で取り囲まれた旗は「桔梗」と聞いただけで「是非に及ばず」と諦めた‥‥‥とあるのが根拠なのだが。

■開館時間/午前9:00~午後5:00
■休館日/毎週火曜日
■入館料/一般券:子ども100円・おとな310円



お約束の、福知山城の石垣補強も無事済ませた。
これで半世紀は大丈夫だろう。

紹介しきれないので、福知山城の画像をアルバムに纏めた。





‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥

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舞妓はん・芸妓はんの 「始業式」

2013年01月10日 00時02分15秒 | 日記
舞妓はん・芸妓はんの仕事始めに当たる「始業式」が、1月7日にお茶屋の女将さんなども一堂に顔を揃え、「祇園甲部」・「宮川町」の各お茶屋組合でそれぞれとり行われる。いつもの華やかな衣装はではなく、この日ばかりは舞妓はん・芸妓はん全員が正装の黒紋付きを着て、簪(かんざし)と、五穀豊穣祈願のホンモノの稲穂を挿すいでたち。





正月の正装と、新年を迎えるにふさわしい厳粛な雰囲気の中、「おめでとうさんどす」と新春の挨拶が交わされて、その後すぐにワシが勤務する会社の新年会に駆けつけてくれたらしい。何でも行き先も知らされず、車に乗った舞妓はんもいたと言うことだ。



お馴染みの芸妓はん「小耀ねえさん」が、ダイエットに成功したらしく、シュッとした顔立ちになって挨拶に来てくれた。若い舞妓はんの頃からお顔を覚えているので、28歳と聞いても、どこかピンとこない。綺麗になられたのは間違いない。



本日は、カメラのレンズを至近距離用に間違って装着して来てしまった。そんな事であまり気が向かないので、テーブルに置きっ放しにしていると、面白がった舞妓はんが手にとって、同じく舞妓はんを撮りまくっていたのだった。いくら何でも、このアップは仲間が撮ったとしても本人が見ると嫌がるかも・・・・。



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大手チェーン店「華の舞」の刺身盛り合わせ。二次会で寄ったが既に出来上がっていて、あまり食べた記憶が無い。

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昔ながらの 「焼き肉屋っさん」

2013年01月08日 00時05分52秒 | 日記
滋賀県は高島郡?国道161号線の白髭神社から少し南にある焼き肉屋さん。雪がバンバン降っている寒い日に、ご飯を食べるために寄った「焼肉バンバン」。その周辺には、お店は勿論の事、民家や工場もなく、だだっ広い駐車場にポツンと車を止めるジャムおじさん。



焼き肉屋さんと言えば、次に出てくる言葉は「ビール」の一語・・・・・これに尽きると言っても良いほどだ。しかし、ワシは常日頃から焼き肉は、白ご飯と食べても絶対に合うはず!いえいえ、むしろそちらが王道なのか?とも考えていたが、ビールを飲むと実行は出来ないでいた。



テーブルに着くと、正面に油の染み付いて、追い討ちに錆の浮いた旧式焼肉ガスコンロ。ポットの番茶もまた昭和スタイルのセルフ。肝心の肉はと言えば普通にイケル。バラ肉定食に、単品でホルモン・上ミノを追加した注文は、白ご飯と味噌汁がセットされているのだ。



モクモクと油煙をあげながら、時には火も噴いて焼きあがるお肉。どんぶりに山盛りの白ご飯・・・・その上に焼き上がった肉をのせ、一緒に食べれば初体験。やはりビールより良くあっている。好き嫌いは当然あると思うが、好んで食べる人と、嫌がってお店を出てしまう人と、これほどクッキリ別れるお店は無いと思う。




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お店の雰囲気は「じゃりンこチエ」のアニメの如く、バクチ好きの父親テツが、お金をせびりに出てきそうなほどの昭和調。そして焼き肉屋さんを切り盛りしているのは、浪花っ子ならぬ高島のおばちゃん。貴乃花と若乃花の手形がヤケに光っていた。

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酒に鬼、飯に鬼、そして心に鬼。

2013年01月06日 00時11分31秒 | 美味しいお酒
世間一般で「鬼」を使用する場合は、そこに「鬼」が不在の場合が多い。鬼の居ぬ間に洗濯・鬼に金棒・渡る世間に鬼はなし・鬼の目にも涙・鬼の霍乱・鬼の形相などなど、人間離れした者に対しての比喩に使われているようだ。最近では、携帯を限りなくかけ続けるときに「鬼電」とかも表現するようだが・・・・・。



辛口酒をイメージする場合にも「鬼」と言う文字が用いられる。これは、大江山の鬼退治に縁(ゆかり)があって、人里を荒らす鬼を退治しようと立ち上がった村人たちが、鬼にご馳走を食らわして、水だと偽って「端麗辛口の水のように飲める酒」を飲まし、酔いつぶれる鬼を一網打尽にした民話から連想されているようだ。双方とも大江山近くの蔵元の「鬼涙」と「鬼ころし」は、近所の事だからストレートな命名。



前述した「鬼」と、酒の斬れ味からの「斬」、あわせて『鬼斬』は、奈良道にある「今西清兵衛商店(春鹿)」の販売する日本酒度+12は、ワシが独自に名付けた通称「赤鬼」で、穏やかな香りとまろやかな深みのある旨み、そしてシャープな切れ味の男酒が売り。一方、同酒造の「青鬼」は生原酒で出来立ての香りがガツンと来る日本酒度+13の強者なのだ。



そして先日訪れた、宮津の帰り道に寄った白嶺酒造大辛口「酒呑童子(しゅてんどうじ)」は、「さけのみ わっぱ」と読んだ人もいるが、日本酒度+13~+15で蔵No.1の出荷数を誇り、山廃仕込みと言う製法で作られた辛口の本醸造酒なのだ。



白嶺酒造の「酒呑童子」と、春鹿酒造の「赤鬼」を飲み較べる・・・・・鬼どうしは甲乙つけ難い味で、あとは飲む方の好みになるのは最初から判っていたが、辛口味の奥にはそれぞれの「隠し鬼」が潜んでいた。




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今回は「CANON IXY」と「CANON一眼7D」と「携帯」での撮影です。
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結論として「鬼」などはこの世に存在しないが、人間の心の中には「鬼のような心」が湧き起る場合もある。それを持ったとしても「出さない」「出させない」ことこそ、先人の戒めではないだろうか?



「鬼」を「斬る」と言うのは「お酒」ばかりではなく、以前にも書いたように、ご飯に置き換えると「おにぎり」。人間から鬼のような心を追い出そうとする縁起物なのだ。縁を結ぶ「おむすび」とは、TPOによって使い分けることを提案する。
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佐久奈度さんへ 「初詣」

2013年01月04日 00時25分13秒 | 日記
関西では、お寺や神社などの寺社仏閣の総称を、親しみたっぷりに「○○さん」と呼ぶ。毎年の事、立木さん(立木観音)へお参りしていたのだが、今回は一風変わった「佐久奈度さん」へ。



琵琶湖から瀬田川を南に下ると、右手の山頂付近に「立木さん(下の画像左・赤丸の辺り)があり、通り過ぎて瀬田川の鹿跳橋(ししとびばし)を渡って、右手に立木さんの第三駐車場がある。それを横目に左の高台にある神社。奈良時代の創祀だと言う「佐久奈度神社」は、「立木さん」より由緒ある神社なのだ。境内から瀬田川(下の画像右)が見える。



立木さんの駐車場の係員が、立木神社第三駐車場へと導こうと旗を振る。「いえいえ。立木さんじゃなく佐久奈度さんです」と答えると、車また車での停滞地域を牛蒡ヌキし、居並ぶ満車の駐車場を尻目に、直で佐久奈度さんの境内まで自家用車でスゥ~イスイ。由緒はあっても参拝者は少なくて、2人いた先客に聞いてみると「立木さんの駐車場に止められないのでこっちへ来た」と失敬な返事が返ってきた。



こんなに空いている神社は珍しい。飲み友達のMさんとU子さんが頑張っている社務所へ。おみくじは、42番を引いたので縁起が悪いと思い込み、恐る恐る差し出すと・・・・・ここ最近3年連続で「吉」中途半端やなぁ~。強風でパタパタするおみくじを、U子さんが押えてくれた。



いつもなら同行者がいるので「樽酒」を戴くのだが、今回は「甘酒」で我慢した。但し3杯。



【佐久奈度さんの起源】
奈良時代から「さくなど」という名は、急所(さくなだり)に由来する「ともくなどの神(境の神)」にちなんでいると言われている。瀬田川の激流があらゆる罪や汚れを乗せて、流し去ってくれる場所として考えていたようで、平安時代になると、神社は祓(はら)い所として名高くなり、お祓行事が行われるようになった。この伝統は現在まで引き継がれ、7月31日には川の流れを利用して「人形(ひとがた)の祓い」、「茅の輪(ちのわ)の祓い」などが行われる「御洗祭(みたらしさい)」がある。かつての社殿は瀬田川畔にあったが、天ヶ瀬(あまがせ)ダム建設によって、現在の高台に社殿は移動されたと言う。

【立木さんの起源】
伝説で語り継がれているのが、修行中の弘法大師と言うから平安時代の話で「佐久奈度さん」より新しいが、大師が瀬田川畔に立ち寄った際、対岸の立木山に光を放つ霊木を発見。しかし、急な流れの川を前にし立ち往生。そこへ突然白鹿が現れその背に弘法大師を乗せ、霊木の前まで導いたのち観世音菩薩に変化し消えた。この奇跡に感じ入った弘法大師が、霊木に観世音菩薩を刻んだのが、立木観音の始まりだそうだ。

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先日、麗ちゃん先輩と約束した、東京築地はテリー伊藤の兄のお店で、通称「アッニーの玉子焼き」は、丸武と言う屋号で甘み控えめが美味しい。

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