インディゴ染め（１）

いつも、インディゴで染めのレースが欲しいなあ、
と思って探していたのですが、見つけることができませんでした。
しかし、ホームセンターですばらしいものを見つけました。
インディゴ染めのキットです。
そこで、安いレースをまとめ買いして、早速染めてみました。
レース以外に、薄手のコットンと、やや厚手のリネン、
それとシミが付いてタンスの奥にずっとしまってあった
キャミソールも染めてみました。

私の着ているものをジャンルに分類するとしたら
「ナチュラル・ガーリー・おばさん」とでも言いましょうか。
くてくてのリネンやコットンでできた
ゆったりめのガーリーな服が好きなのです。
ナチュラル系というと白や生成りを着る方が
多いと思いますが、私は服のシミや汚れを
異常に気にするタイプなので
白っぽい色は、なんとなく落ち着きません。
黒ばかり着ていた時期もあったのですが、
年を重ねてゆくとなんだか重苦しく感じられて
あまり着たくなくなりました。
ここ何年か購入している洋服の８割が
インディゴ染めの製品です。
インディゴの青色は、若いぴちぴちのお肌より、
年取って年輪を重ねた肌に、
よく馴染んでくれるような気がします。
また、今は白髪染めをしていますが、
止めて白髪にしたときにも似合うと思うのです。
なので、ピンタックやギャザーは良いのですが
レースやフリルは２センチ以内、１列というふうに
自分で決めて、スイートになり過ぎないように
微妙なラインを保っています。
歳を重ねても女らしくてレースやフリルが
似合う方もたくさんいらっしゃいますが、
私の場合、性格はかなり男っぽいほうなので、
服装と中身にギャップができてしまい、
着心地が悪くなってしまうのです。
今回染めたレースも,
写真の一番下以外は、全て２センチ以内です。
これを使って何を作ろうかと、
あれこれ考えている時間がとても楽しいのです。