流石に暑い、暑すぎる

いや、テキサスなので暑いという事はある程度覚悟していたけど、それでも今年の暑さは異常らしい。

8月も後半になると、通常華氏100度（摂氏38度）を超えることはAustinでも珍しいらしいのですが、今年は8月に100度を下回ったのは1日だけ。。。今日はなんと華氏110度（摂氏43度）と、8月27日としては大幅にRecord High更新となっている模様。

特にここ1週間強の暑さは異常で、通常朝方は25度程度なんだけど、ここ数日はもう少し気温が高く、この週末も外を走るのはやめて（まあ寝坊したのも大きな理由だが。本当に朝、日の出直後くらいじゃないとすぐに気温があがるので）、アパートのジムのトレッドミルでのランニングにしました。

ここ最近、気温が高くても出来るだけ外を走っていたら、日によってはその日の体調に影響が出るほどバテることもあったので、少し気を付けています。

雨が降ることも殆どなく、毎日毎日日差しもすごい。湿度が低い分、それでも日本の夏よりましか、と思っていたけど、気温の高さがこれだけ続くと流石にきついっすね。今日は買い物に行って、車を停めてスーパーまで歩いていくだけで嫌になりましたね。

来週後半くらいから少し状況は改善するらしいので、それに期待したいです。やっぱり走るのも外がいいよね。写真はアパートからの外の風景。こうやって見ても暑さは伝わらないと思うけど、17時半なのに摂氏40度超えです。こっちって夏時間の影響もあって最高気温が遅い（17時頃）なんだよね。

Austinの日々

一応全米でも有数の成長する街として知られているAustinなので、中々小洒落た店も多い。

ここに流入してくる人たちは西海岸のシリコンバレーとかからが多いらしく、自然と若い世代が多いと聞くので、そういった店のノリもなんか西海岸の今のYouth Cultureっぽいんだよね（って、そういうカルチャーに詳しいわけでもないんだけどなんとなく自分の描くそういったイメージ）。

という事で、48歳の自分としてはいまいちドンズバっていう感じにはならないんだけど、そういうAustinっぽい店を発見したので記録しておくことにします。確かどこかの雑誌で見たことがあって気になっていたFeels So Goodというこちらのお店。Austinのダウンタウンから車で10分程度の、倉庫みたいな場所が店舗です。その中で、「これ、ちゃんとライセンス料払ってるのか？」という疑問が湧いてくるバンドTシャツとか、ユーモアのあるグラフィックTとかを中心に、古着や中古レコードなんかを売っています。

新品Tシャツで大体30ドル強、古着Tは30ドルくらいから、意外とプレミアム系の300ドルくらいのものを売っているラックもありました。店の外観のグラフィックの感じとか、Tシャツの雰囲気、まあ確かにAustinぽいな、と思いますね。少なくともMichigan州にはこういった店はなさそう。。

最近若い世代でもレコードを聴くようになったというのは、日本も米国も同じで、こういうおしゃれ系の店でもレコード置くようになってますよね。こちらの店はちょっと相場は高めで、自分が買いたいな、と思うものはありませんでした。家の近所のAustinでは結構有名らしいWaterloo Recordsという店があって、そっちは意外と掘り出し物もあるので、ちょいちょい買ってしまうんですが。今日も行ってみたら、Art GarfunkelのソロやJoan Baezのライブ盤とか99セントで売っていて、買おうか悩みました。。買わなかったけど。。

Austinは少なくともこういう店とか、レストランとかでも「たまには行ってもいいかな」と思う店があるのは助かる。アジア食材店もそれなりに充実してるしね。この暑さ（引っ越してから2か月以上経つけど、ほぼ連日40度超え）には辟易していますが、それを除けば総じて生活はOKかな。

久しぶりのMoMAと買い物

メトロポリタン美術館に続き、「久しぶりに行ってみよう」シリーズとして、これまた超久しぶりにニューヨーク近代美術館、MoMAにも行ってみた。住んでいた時には「いつでも行けるから」と思い、実はそんなに行っていなかったし、それからNYCに再訪の際にも来ていなかったので、少なくとも10年以上ぶりの訪問でした。

その当時から展示物がどの程度変化しているのか、正確には思い出せないけど、結構昔見たものでも無いものもあった気が（貸出しとかしているのかな）。でも私がこれまで実際に見たすべての絵画の中でもトップクラスに好きなAndrew WyethのChristina's Worldはしっかりと良い場所に飾られており、何度も時間をかけてじっくり見させていただきました（ショップでこちらの絵のプリントも購入。昔も同じものを購入した気が）。しかし、この障害を持った女性が振り向いて納屋を見ている（と思われる）この絵のどこに自分がここまでずっと惹かれるんだろう。。

今日土曜日は、昼前に外に出てみると、Park Avenueが歩行者・自転車天国になっている。どうやら昼の一時までこのようにPark Avenueを開放しているらしい。たくさんの人が自転車に乗ったり、ランニングや散歩をしているので、自分もその流れにのって、Park Avenueをずっと南に歩いてみた。1時ちょうど前にCanal Streetに到達したので、そこで折り返しSOHO近辺をぶらぶら。おしゃれなショップを覗いたりしていると、めちゃくちゃ久しぶりに購買意欲が刺激されるものがあり、すげー久しぶりに服を購入。。

一着はNOAHというNYCのストリート系？のブランドのTシャツ。なんかポップなんだけど、そんなに子供っぽくないグラフィックと、48ドルという「まあ買ってもいいか」という価格にも惹かれて購入。このブランド、確か日本でビームスがやってたよな。

もう一着は、全く知らなかったO.N.S Clothingというブランド。良い雰囲気だったので店内に入り、「アメリカのブランド？」と聞くと、「香港のブランドで、3年前にアメリカに進出した」との事。写真のコットンリネンのシャツを試着すると、アジアのブランドだからかサイズ感もそんなにデカくないし、雰囲気や風合いもいい感じ。暑いテキサスにばっちりで、値段も98ドルと意外とリーズナブルだったので思わず即決してしまいました。

この約一年、本当に必要な実用的な服（寝巻用のスエットとか）以外ほぼ購入していなかったので、ちょっと新鮮な気分にもなりましたね。やはりNYC、刺激を受けられるものですな。

New JerseyとNYCへ

テキサスの夏は流石に暑い。慣れてきたとは言え、さすがに40度前後の最高気温が2か月近く続くと若干げんなりしてくる。

という事でどこかに行こうと考えていたけど、昔NYCにいた頃の同僚が誘ってくれたこともあり、彼のNew Jerseyのビーチ沿いのコンドに遊びに行き、その後NYCに滞在して友達に会ったりすることにした。まあ夏休みっていう事で。NYCの夏、時々めちゃくちゃ暑くなる時もあったけど、概ね過ごしやすいし。

というわけで、最初にニューアーク空港に飛んで、彼にPick Upしてもらいビーチ沿いのコンドヘ。以前一度来たことがあるけど、ビーチまで歩いてすぐの最高の立地。ちょうど天気も最高で気持ちよく過ごせました。ビーチ沿いにいくつかコンドミニアムが並んでいて、ずっとビーチが続いているので、途中で散歩してみたんだけど、よく見てみると、ほんっとに所謂「白人」しかいない。。アジア人は見る限り自分と妻だけだし（元同僚夫婦も白人系）、黒人も、おそらくヒスパニック系も全くと言っていいほどいない。その日は天気が良かったので、数百人はビーチにいたと思うし、もちろん全員を確認したわけではないけど。

元同僚に聞くと、彼らのコンドミニアムから二つ先にあるビーチクラブは相当排他的なWASP系のクラブで、おそらくウォール街とか、そういった人種ばかりだそうだ。しかしアメリカ、しっかりと分かれるところは未だに分かれているよね。

そちらに2泊ほど泊めてもらい、その後はマンハッタンに移動。「ひさしぶりにメトロポリタン美術館でも行ってみるか」ということで、まずはその別館であるCloistersという中世美術を中心に展示している場所へ（けっこう落ち着いていて好きなんですよ）。NYC在住の時は、支払う金額はいくらでもよい、と思っていたけど、それはNYC州在住の特権だったんだね。。自分たちはしっかりフルプライスの30ドルをお支払い。いやー高くなったよねえ。昔はたしかそんなしなかったはず。。。

Cloistersで疲れちゃったんだけど、「30ドル払ってるしな」という貧乏性が顔を出し、本館にも立ち寄ってきました。さて滞在も後3日になってきたけど、和食とか美味しいものを色々食べて帰りたいと思います。