商社マン-東京→ニューヨーク→東京→Liverpool→東京→Ann Arbor→Austin日記

07年8月から5年間NY、帰国して2年半東京、その後何故か英国Liverpoolに。。引き続き思った事書いて行きます。

James Bluntを聴いて

2006-03-28 00:18:35 | Weblog
いや驚いた。僕が先週知ってしみじみ「いい曲だなー」と思ったJames Bluntの’You're Beautiful'、とっくの昔にヒットしていたんですね。昔はいくらパンクだなんだといいながら、それなりに最新洋楽大ヒット曲くらいはチェックしていたんですが。

きょう家に帰ってきて、妻に「すごいいいCD買ったから、聴こうよ」といってこの曲をかけたら「とっくに知ってるわよ。え?先週知ったの?!」と驚かれた。うーん、本当に知らなかった。。。

この曲、たしか先週のTV東京のShowBiz Countdownかなんかでビデオクリップを見て多分始めて認識したが、本当にいい曲ですな。普段Bob Dylanだの、岡村靖幸だのClashだのと古い音楽しかまともに聴いてない僕が、超ストレートなバラードでここまで感動したのは久しぶりです。でも当たり前ですが僕程度がいいと思うものはみんないいと思うわけで、このアルバム、馬鹿売れしてるみたいですね。

新しい音楽に対する感度は急速に落ちている気がする。ファッションに対する感度もかなり落ちていると思うが、それでもまだクソ重たい「LEON」を立ち読みするくらいの気力はある。そういえば音楽雑誌も全く読んでないなあ。この1-2年完全に興味が読書に向いており、視野が狭まりすぎていたかも。これは年齢上のやむなき問題なのか。。。

このアルバムに話を戻すと、全体的にまとまりがいいが、正直’You're Beautiful'ほどのインパクトのある曲は他にはないですね。一発屋で終ってほしくないので良い曲ガシガシ書いてほしいです。
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牛グッズ4

2006-03-26 23:26:10 | Weblog
妻が中国の従姉の家から、強引にもらってきた牛柄のコースター。
「伊利」という中国大手乳業メーカーのノベルティーグッズのようです。
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幼稚園の同級生の話

2006-03-22 00:52:39 | Weblog
昨日妻の仕事が恵比寿であり、母が住む恵比寿のマンションの近くだったので、母のところによって、色々3人で話をした。

その時に、母が、「あなたの幼稚園の同級生で仲がよかったY君が、引きこもりになって大変なのよ。」と話し始めた。話によると、Y君は勤務していた会社に全く来なくなり、会社の人が心配して一人暮らししているアパートまで来てノックしても全く出てこない、大家さんが鍵を開けて中に入ってみると、ゴミの中に埋もれて寝ているY君を発見したとのこと。Y君は生きているが完全に引きこもり状態になっていたようだ。
この事を既にリタイアしてインドネシアで暮らしていたY君の両親は、Y君のお姉さんからの電話で知って、慌てて帰国。とにかくY君をまだ残していた日本の実家に連れ戻し、暮らし始めたとのこと。最初の頃は母親がつくったものも一切食べず、夜中にコンビニで買ったものを食べるような生活をしていたが、今はやっと母親が作ったものを一人でこっそり食べるくらいには回復(?)したとのこと。

Y君は幼稚園・小学校とけっこう仲良かっただけにショックだった。確かに繊細なところもあるが、いいやつだったんだけど。確かY君の母親はけっこうな教育ママで、中学受験でもすごく勉強していた印象がある。でも確か希望の(本人のではなく、母親の)学校にはいけず、それから結構屈折してしまったのかもしれない。

妻の知り合いの息子さんにも引きこもりになってしまった人がいるが、周りの知り合いを見渡してもそれなりにそういう人たちがいることから考えると、日本全国で何十万人いる、という話を聞いても、頷かざるを得ない気がする。
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妻がまた事故にあった!

2006-03-19 01:48:02 | Weblog
今日、海外赴任中で一時帰国をしている友人と、昼間からビールを飲んでいい気分で歩いていると、仕事に向かっているはずの妻から携帯がなって出てみると、「また事故にあっちゃった。。」という電話。

今回は妻の声も結構落ち着いていたので、人身事故ということはないだろうとこちらも冷静に話を聞くと、やはり車にぶつけたとのこと。とにかく現場に直行した。

現場は環八からちょっと入った信号のない交差点。一時停止で止まってゆっくり出てきた妻が、優先道路を走っていた車にぶつかったらしい。

妻の話を最初聞いていると、まるで妻は全然悪くないように聴こえたが、相手の車の状態(前方ではなく、側面にぶつかっている。明らかに向こうが走っているところに妻が突っ込んだ形)とか、こちらが一時停止しなければいけない状況とかを考えると、妻の方が分が悪い。

それでも自分が悪くない、ように主張するのは、中国人だからかそれとも妻の個人的な性格の問題なのか、イマイチ我が妻ながらよく分からない。とにかく安全運転してほしい。だいたい自分では運転がうまい!とか言いながら、事故にはいたらないまでもぶつけた回数はかなり多いと思う。車はぼろぼろですよ。

実はつい昨日車検を通したばかりなのに。しかも保険の更新の2日前。やっぱり次回の保険が上がるのだろうか。人生色々ありますなあ。
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「金か夢か」という話

2006-03-14 00:15:56 | Weblog
土曜日のライブ後の話の続き。
ライブの後、恒例の打ち上げがあり朝まで飲んでいた。バンドのメンバーとその妻(及び彼女)、ライブに出てくれたNさんとバンドメンバー、その他という面子だった。
Nさんは昔からの友達だが、プロで活動していて、一時期はけっこう名前が知られるくらいになったが、最近は所謂メジャーの世界では活躍していない。自分をまげてメジャーになるよりもマイナーでも自分の音楽の世界を貫き通したい、というタイプ。

一方僕の妻も、中国楽器のミュージシャンとして活動しており、その世界ではそこそこ知られるようになってきている。そういうそもそもマイナーな音楽である以上、日本全国に知られるほどのメジャーな存在になるのは難しく、そのことがよく分かっている妻は、「名誉か金かで、名誉が取れないなら金はとる」というようなところがある。

そんな二人が酔っ払ってきたら話が変な方向に進んできた。最初に口火を切ったのは妻だったが、Nさんに対し、「Nはせっかく可愛くて、才能もあるのにこのままじゃいけない!」というような話をしだした。
そうしたらNも当然「いや、やろうと思えば正直でできるが自分を曲げてまで金をほしくはない!」と返してきた。
そうやってやり取りしているうちに酔っ払った妻は、「でも正直Nが羨ましいところもある。だって私は自分のメンバーに、○万円も上げているのに、全然心が通じ合わない。結局それはお金の問題じゃないんだよね。。。」とやけに繰り返し言っていた。妻のちょっと切ない一面を見た気がした。

彼女も突っ張っているけど、実は繊細だから一番分かりやすい金の力に頼ろうとしていたんじゃないかなと思ったからだ。金の力は分かりやすい。特にそれで人を思い通りにコントロールできたときは物事が簡単に見えるだろう。だけどもしそれでも人が動かなかったら、激しい無力感と怒りとやりきれなさを感じてしまうだろう。そんな矛盾に妻は直面しているのではないか、と思った。

一方のNさんだが、「私のためならギャラがなくてもいいといってくれるミュージシャンが回りにいる!」といっていた。それは恐らく事実だろう。だけどそのミュージシャンが本当に最高のミュージシャン達かというとそれは分からない。恐らくどこかに「ちょっと不満な部分はあるけど、ただでやってくれるからいいか」という妥協がかならずあるはずだ。そして彼女はきっとそれを分かっていると思う。

「金か夢か」使い古されたそんな話だが、結構対照的な彼女達の話を聞いていて、どこかで金と夢が交わるハッピーな瞬間があるのだろうか、と思った。彼女達にはその瞬間が訪れてほしい。

ところでじゃあ自分はどうなんだろう。。。
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昨日のライブ

2006-03-12 22:07:58 | Weblog
昨日ライブがあった。一生懸命集客した甲斐があり、予想以上に人が来てくれてありがたかった。全部で90人くらいだろうか。昨年は100人くらいだったはずなので微減という感じかな。

今回は今までのライブよりカバー曲を増やしたので、90年代パンクが好きな人たちは楽しめたのではないかと思う。といってもそんな人はほとんどいないというのが残念なところだが。

演奏自体は個人的にはイマイチ。特に途中なんか耳がよく聴こえなくなって、一曲ほとんど音はずしっぱなしという曲があった。モニターのかえしがあまりよくなかったような気がする。リハのときもっと真剣につめておけばよかった。あまかった。

終ったあとは恒例の打ち上げですが、妻が酔っ払って大変だった。結構いろんな人に絡んでいた気がする。

今回ライブをやって何だか前みたいに夢中になれなくなってしまった。カバーだろうがオリジナルだろうが、今の音楽性のままだと今後どんどんお客さんが離れていくだけだという気がする。ライブ自体はかなり盛り上がったんだけど、もやもや感が残りました。。。
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ライブまで一週間を切った!

2006-03-06 22:20:50 | Weblog
3月11日(土)がライブなので、後一週間もない。なぜか流れで二つのバンドを掛け持ちすることになってしまったため、昨日は両方のバンドで三時間づつ、計6時間も練習した。こんなの学生のとき依頼だ。。。

今自分がベースを弾くほうの練習を録音したMDを聞いているが、はっきり言って終ってる。。。。自分の本職(といっても趣味だが)の方をうまいと思ったことは一度もないが、やっぱり全然違う。音の厚みもまとまりも何もかも。。。

一応後一回本番当日に練習することにしたがこれで何とかなるんだろうか?いやー不安ですね。あまりにダサくて耐えられずサワーを飲みながら聴いている。。。
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牛グッズ3

2006-03-05 01:15:10 | Weblog
これは確かフランスで買ったと思う。マグネット。
家の冷蔵庫にはっている。いかにもヨーロッパぽくて結構お気に入り。
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'Cheeseburger' by Bob Greeneを読んで

2006-03-05 01:02:47 | Weblog
昨年は本当に本をたくさん読んだ年だった。おそらく1年で150冊以上は読んだと思う。理由は分からないが三十をむかえ何となく焦燥感があったんだと思う。
今年に入ってから、本を読む量が減っている、というか読まなきゃ、という焦りが減っているというべきか。
というわけで今年は少しは違うことに挑戦する余裕があるのかな、と勝手に自分で判断して、「よし、洋書を原文で読もう!」ということにした。

きっかけは近所の古本屋にこの人のエッセイ集の翻訳本が売っていたから読み始めたんだが、Bob Greene、かなり面白い。翻訳本を読んだ感じでは、「この人はたぶん英語でも読みやすいだろうな」と思ってアマゾンで輸入本を購入して読み始めているが、予想的中。すらすら読める。

僕が読んだ翻訳本は「アメリカン・ビート」というエッセイだったが、今読んでいるのは「Cheeseburger」というタイトルの原書。タイトルの心は、筆者が「非常に好きなもの」だからということらしい。つまり自分自身が好きなエッセイを集めたということなんでしょう

内容は、結構盛りだくさんで、この人の特徴である、「有名人だろうが無名人だろうが平等に(というか、その人そのものに肉薄する)扱う」という姿勢は崩れていない。モハメド・アリを扱ったエッセイなんて本当に秀逸だった。

でも多分こういう優れた海外のエッセイストっていろんな国に居ると思うんだけど、なんであまり日本では紹介されないんだろうな。やっぱり結構ドメスティックな内容が多いからだろうか。でも内容はどうでも、そこに描かれている感情の機微とか表情なんて結構万国共通だと思うんだけど。。。。

やっぱりアメリカのエッセイストでRodger Simonという人がいて、この人の翻訳本も古本屋で見つけて面白かったので、アマゾンで原書を買おうと思ったけどほとんど売ってない。アマゾンでも売ってないくらいマイナーなのはいかがなものかなあ。。。
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