1月28日「蟹満寺(かにまんじ)」に行ってきました。京都府木津川市(きづかわし)
山城町綺田(かばた)JR奈良線「棚倉(たなくら)駅」から歩いて30分ほどです。
09:00 駅に着きました。 JR奈良線は京都駅から宇治・城陽(じょうよう)を経て
木津駅まで一部単線19駅34.7㎞の路線です。木津から平城山(ならやま)駅を挟んで
奈良駅までは「JR関西線」です。したら奈良線にせんと「木津線」にしたらええのに。
よけいなお世話か。 (^^♪
ホームもいいね。 連絡橋もいいね。 (^^♪
ブログのネタはと探しておりましたら「蟹満寺」という珍しい名前のお寺さんを見つ
けました。そんなら行くべ。 というわけでやってきた次第でございます。 (^^)/
パネルの横にカニさんいるし。
「ずわい蟹」みたいね。カニ刺し食べたくなった。(^^♪
パネルもお寺さん紹介してるし、有名処みたいね。 (^^♪
駅舎斜め向かい「和伎座天乃夫峡売(わきにいますあめのふきめ)神社」通称「湧
出宮(わきでのみや)」雨を降らせる神だそうです。ここもパネルに載ってる。
駅前は「奈良街道」です。京都側へ歩いていきます。
踏切を渡ってと。京都方面。
奈良方面。ここから奈良駅まで単線なのかな。 (^^♪
有名処のはずなのに途中に案内板がない。駅前の案内板だけで分かると思てるんか。
地図の読めない、ipadのナビ見ながら歩いても迷ってしまうおっさんやで。 !(^^)!
閑話休題 再びてくてく。 (^^♪
府道70号 上狛城陽(かみこまじょうよう)線にでました。プレートがある。
これだこれだ。 やっとあった。 (^^♪
いいね。田んぼを走る電車。 (^^♪
落葉樹、いい枝ぶり。おっちゃんこんなん好きです。 アートやね。 (^^♪
あれですな。
カフェもカニさんなのね。(^^♪
前がせまいもんで、斜めから山門の全景をと。後ろに金網があったのですが、その中
にお寺の放生池があるそうです。気がつかなんだ。 (^^♪
「普門山(ふもんざん)蟹満寺」創建年不明 七世紀末頃。正徳(しょうとく)元年
(1711年)京都 智積院(ちしゃくいん)の亮範(りょうはん)僧正が再興した真言
宗智山派の寺院です。
「今昔(こんじゃく)物語集」巻十六第十六話などに「蟹満寺縁起」として創建に
まつわる物語が記されています。
「観音像」と蟹の供養塔です。下に手水場ですな。
カニさんだ。 (^^♪
こじんまりしたお寺さんです。
「十重石塔」
信心深い両親と娘を蛇から助けてくれた観音様と蟹と蛇を祀るために建立した寺院
さんです。「鶴の恩返し」ならぬ「蟹の恩返し」の物語。しかし蛇さんにしてみれ
ば、なんでやねんの迷惑な話なんですな。 長いので端折ると・・・
その昔、親父が歩いていると、蛇に飲まれそうなカエルを見つけ、可哀そうだと思い
蛇にわしの娘を嫁にやるからカエルを助けてやってくれと、なにを血迷ったかとんで
もない取引をします。親父は正気に戻りましたが、あとの祭り。
娘が蛇の嫁になってしまいます。観音様に親子三人で助けて下さいと拝んでいたら
娘が昔助けた事のある蟹と観音様が現れて蛇を蟹のハサミでバラバラにしてしまった
ので嫁に行かずに済んだというぶっ飛んだ物語です。ヘビさん可哀そう。 (^^♪
こちらは水子地蔵。
境内いたる所にカニさんいます。賽銭箱。
線香立てにも。
寺紋の「蟹牡丹(かにぼたん)」です。「落ち牡丹」と云う葉を描いていない牡丹紋
を胴体に、眼をつぼみ 足とハサミを葉で表現したしゃれたデザインです。めずらしい
御紋だそうで、寺紋で使われているのはこのお寺さんしかないようです。
山門の梁、「蟇股(かえるまた)」にカニさん。
屋根にも。
「軒瓦(のきがわら)」カニさん。 (^^♪
御本堂のなかへ。お堂は平成22年に改築されました。
国宝の仏像があるそうで。
国宝「釈迦如来座像」高さ 八尺八寸(2m40㎝)重量 2.2屯。
「天水桶(てんすいおけ)」もカニ。 (^^)/
ここから。堂内撮影禁止。 すごい仏像だ。 !(^^)! 蟹の恩返しの物語を鴨居の上
の紙芝居風の絵と録音テープで詳しく説明してくれます。 (^^♪
蟹の周りを蛇がぐるり。 !(^^)!
蟹は華 氷水(ひみず)使わず 蟹満寺 (^^)/~~~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます