【2027-2028年10月】
フランスリーグディビジョン1・第10節
ランス 0-0 FCモナコ
(警告) 69分 ベノワ・アス=エコト(ランス)
前半は支配率42%で押されている時間が長く、攻めてもクロスが流れるなど、良いところが無かった。後半に入り、徐々にこちらのペースに持っていったものの、得点チャンスを生かせない。82分、デル・ピエロが左からのクロスを防がれるも、CKを得て、そこから3本連続CKも、2本目でコーフェンのシュートはポストに跳ね返され、それをエスタシオが押し込むも、これもポストに嫌われる。最後はオフサイドを取られ、スコアレスドローで試合終了。シュート11本放ちながら1点も取れないが、相手の守備に粘りがあった。
代表選出8人はきつい。ルンバルト、バラック、コーフェン、ヨルグ・プット(ドイツ)、アルベルダ(スペイン)、杉下竜次(日本)、ピレス(フランス)、リオ・ファーディナンド(イングランド)の8人。
フランスリーグディビジョン1・第11節
FCモナコ 1-1 リール
(得点) 8分 バラック(FCモナコ)
88分 マルコ・ミュスラン(リール)
(警告) 80分 ホン・ビョンホ(FCモナコ)
ここのところ、代表召集でサブメンバーの出番が多くなる時期。そんな中で、前半8分にラビチェビッチのクロスにバラックが足の裏で押し込んで先制。しかし、後が続かず、41分に3本のシュートを続けて打たれるもバイアが抑える。43分、CKのチャンスも最後は相手GKにキャッチで抑えられる。73分、リールの同点の場面もバイアのファインプレイでピンチを免れる。87分、相手選手のヘッドをバイアのファインプレイでCKに逃れるが、そのCKからミュスランのヘッドで同点に追い付かれ、これで3試合連続ドローと引き分け癖が付き始めている。
ヨーロピアンリーグ・グループC第3節
リーグで3試合連続ドローで、この癖を付けるのは良くない。ここで勝って、勝ち癖を付けることが重要だから、ここは確実に勝点3を取れるサッカーをしたい。
立ち上がりから攻めたのはFCモナコだが、オフサイドを2本取られたり、チャンスを生かせないなど、相変わらず悪い部分が出てしまう。そうなると、流れは相手に行って、前半20分、左から攻めるレッジーナがモデストのパスからブラジル人FWリヴァウドが左上に決めて先制される。だが、40分にCKからカルバーリョがヘッドで叩きつけ、同点に追い付き、前半は1-1のドローで折り返す。
後半5分、光プレイから杉下が相手DFと競りながらも、粘ってキープし、そこから上げたクロスをデル・ピエロが決めて逆転に成功。更に追加点を狙うも得点出来ず、アディショナルタイムにレッジーナが攻めるが、これは難なくクリアし、試合終了。
FCモナコ 2-1 レッジーナ(イタリア)
(得点) 20分 リヴァウド(レッジーナ)
40分 リカルド・カルバーリョ(FCモナコ)
50分 デル・ピエロ(FCモナコ)
この勝利を機に、リーグ戦で勝ち癖がついていけば良いと思うが、今回の試合では、それはまだ難しそうだ。
(契約更改)
DF ホン・ビョンホ(35) 6億6300万→8億9100万(5年)
これまでのクラブ在籍選手最高でスタッフ含めても最高額年棒。次いで、奥村辰彦の6億5400万。
フランスリーグディビジョン1・第12節
ナント 1-2 FCモナコ
(得点) 5分 ニコラ・サビノー(ナント)
12分 デル・ピエロ(FCモナコ)
20分 デル・ピエロ(FCモナコ)
現在19位と低迷中のナントに序盤から攻められ、5分にCKのクリアボールを拾ったローラン・リールのシュートがクロスのようになり、サビノーの頭に当たって先制点を奪われる。だが、12分に杉下のパスからデル・ピエロのインサイドキックで同点に追い付くと、20分にもデル・ピエロが相手からボールを奪って、突破して放ったシュートが決まり逆転するも、その後は終始ナントの時間で、FCモナコは何も出来ておらず、現実サッカーだと、コンフェデ杯の日本vsブラジルの試合のようだった。当然、この例の日本に当たるのがFCモナコ。ただ、違うのは、先制された後は、無失点に抑えたということ。勝ったから良いが、シュート数12-2というのはどういうことか。コーフェン、ルンバルトと主力が2人欠けたからだろうか。
フランスリーグディビジョン1・第13節
今季よりポルトからナンシーにGKクペ(31)が移籍してきた。クペはポルト時代、ヨーロピアンリーグ等、大きな大会の経験が豊富で、我がクラブも彼に苦しめられた。そのお陰か、今季のナンシーは現在フランスリーグ中位にいる。いつもなら昇降格の常連で下位にいるチームなのだが、今季は侮れない。
ナンシー 0-4 FCモナコ
(得点) 28分 杉下竜次(FCモナコ)
42分 杉下竜次(FCモナコ)
52分 杉下竜次(FCモナコ)
90分 オウンゴール(FCモナコ)
(警告) 61分 杉下竜次(FCモナコ)
立ち上がりから攻めたが、やはり単調なシュートではクペに防がれる。28分、コーフェンのシュートをクペが弾くが、弾いた方向に中央から裏を取った杉下がボレーで先制ゴールを叩き込む。42分にも杉下のシュートは一度、クペに弾かれるが、その跳ね返りをもう一度蹴り込んで再度シュートを決める。52分は、ゴール前の混戦から杉下がしぶとく押し込みハットトリック達成。77分、コーフェンの強烈なシュートをクペは弾き、CKに逃れる。アディショナルタイム、右からピレスが突破し、上げたクロスが流れそうになるところをラビチェビッチが触って押し込むが、これはゴールラインスレスレで転がり、これをクリアしようとしたDFが誤ってボールをゴールに入れ、記録はオウンゴール。4-0で大勝こそしたが、簡単に点が入る場面は無かった。杉下はハットトリックこそあれ、うち2点は泥臭いゴール。4失点だが、クペの評価点は6.0。それだけ我々は攻めたし、放ったシュートは14本。