ドルトムントに勝ち、連勝を狙って臨んだフライブルクとの対戦。しかし、相手は前シーズン2部リーグ優勝クラブで、マンシャフトは同リーグ2位。簡単にはいかせてもらえず0-0のままアディショナルタイムへ。直接FKで勝ち越しのチャンスにレネ・トレコフの蹴ったボールは左へ逸れる。
ドイツ1部リーグ第10節
マンシャフト 0-0 フライブルク
(警告) 38分 ユセフ・モハマド(フライブルク)
初の1部連勝ならず。順位16位は変わらない。
【基本情報】 チケット料金 2800円
来場者数 15000人
【収入】 チケット収入 3987万2000円
施設収入 817万5000円
【支出】 試合運営費 780万
【合計】 4024万7000円
【資本金】 11億7962万7800円
【2007年10月末収支報告】
【収入】 グッズ 733万5733円
【支出】 選手人件費 4583万3333円
スタッフ人件費 3266万6666円
施設維持費 1850万
ユース維持費 498万5000円
広告費 2000万
【合計】 -1億1464万9266円
【資本金】 10億6497万8533円
【2007年10月収支報告】
【収入】 入場料 3987万2000円
賞金 3000万
施設関連利益 1551万733円
(グッズ収入) 733万5733円
(スタジアム関連収入) 817万5000円
【支出】 施設関連費 1850万
人件費 8348万5000円
(ユース維持費) 498万5000円
(選手月給) 4583万3333円
(監督月給) 1433万3333円
(コーチ月給) 866万6666円
(ユース監督月給) 133万3333円
(スカウト月給) 833万3333円
宣伝広告費 2000万
その他支出 780万
【合計】 -4440万2266円
資本金は徐々に目減りしていったが、ヴァントに焦りは無い。
(まだ乗り切れる範囲だ。だが、このままではいけない。勝ちを積み重ねて勝利ボーナスで賄えるようにしなければ)
そんな中、エガムーチョが3度目のグッズ開発でマフラーBの開発に成功。そして、なかなか優れたスカウトがリストアップされていると聞いて、ヴァントはリストを確認した。イタリア国籍のダリオ・トッティで39歳とまだ若いが、世界でそれなりに名を知られているスカウトだった。ユース選手の発掘に高い手腕を発揮しているらしく、今のマンシャフトには欲しい人材だろう。しかし、ヴァントはリストを机の上に置き、これ以上は見なかった。
「ダメだ。ドイツ国籍のスカウトがいない」
あくまでスタッフまでもドイツ国籍に拘るヴァントは妥協しなかった。次に対戦するブレーメンはバイエルンに次ぐ第2勢力のクラブの1つだ。特にクロアチア代表クラスニッチとドイツ代表でワールドナショナルカップ得点王2位のクローゼ。彼のヘッドは要注意で、2002年ワールドナショナルカップで記録した5ゴールは全てヘッドで決めている。
「この2トップは脅威だ。しかし、2人ともプレイスタイルはポストプレイヤー、フリンクスにボールが集まることも考えられる。厳しい戦いは当分、続きそうだな」
ヴァントは一息ついて椅子に腰掛けた。