粘りのノーリッジ
5季連続でイングランド1部の座を守り続けている現在リーグ19位のノーリッジ。ここで負けると厳しくなるだけに、必死にグレートブリテンに立ち向かうだろう。それにしても、昇降格を繰り返すエレベータークラブが5季連続1部に在籍を続けることは珍しい。
25分、右でのFKから混戦の中でジェイソン・ニュージェントが決めて、ノーリッジが先制。1点リードで前半を終えるが、ダレン・ベントのゴールで1-1の同点とし、チャールズのPKでグレートブリテンが逆転。
2-1でアディショナルタイムへ。ノーリッジは必死の攻めからゴール前で押し込めるチャンスがあったものの、グレートブリテン守備陣やバングの前に決められず。
プレミアディビジョン第33節
グレートブリテン 2-1 ノーリッジ
(得点) 25分 ジェイソン・ニュージェント(ノーリッジ)
49分 ダレン・ベント(グレートブリテン)
58分 チャールズ(グレートブリテン)PK
これでノーリッジの降格は濃厚となってきた。
ヨーロピアンリーグでは、PSVを抑えてグループ1位で決勝トーナメント進出したASイースト・ロンドンが1回戦でトゥエンテに3-1、2-1と2連勝で順当勝ちして初のベスト8進出。準々決勝のバレンシア戦では初戦に敵地で3-2と競り勝つ。2戦目のホームでも接戦となり1-2で敗れるが、アウェイゴール方式でベスト4進出。勿論初めてである。
準決勝は前年1回戦で敗れたユベントスと対戦。初戦はエストデーラスタジアムで行われ、1-3で敗れた。これが影響したのか、次のリーグ戦でグレートブリテンに1-2で敗れ、イングランドカップに続いてグレートブリテンの優勝の瞬間を見せられる屈辱をまたも味わう。
プレミアディビジョン第34節
ASイースト・ロンドン 1-2 グレートブリテン
(得点) 13分 エドガー(グレートブリテン)
36分 チャールズ(グレートブリテン)
44分 アシエル・デルガド(ASイースト・ロンドン)
グレートブリテンは8度目のリーグ優勝を決めて3連覇。
ASイースト・ロンドンは来月に行われたユベントスとの第2戦も1-2で落として準決勝で敗退。3連覇を狙っていたリヨンもFCバルセロナに1-3、1-2と連敗してベスト4で敗退した。
グレートブリテンはリーグ優勝こそコンスタントに果たすようになったものの、ヨーロピアンリーグ優勝からは遠ざかっており、今季は初のグループ最下位に終わっている。この状況をロビンソンは危惧していた。
グレゴール「ロビンソンさん、今季もリーグ優勝することができて何よりです」
ロビンソン「確かにリーグ優勝は嬉しい。だが・・・イングランド国内では無双の強さを発揮できるようになったものの、世界ではまだまだだ。このままではいけない」
ロビンソンは遠くからピッチを見つめている。
ロビンソン(コリンズ監督は有能だが、世界を獲るにはワンパンチ足りない。彼さえ監督になってくれれば・・・迎え入れるにはどうしたらいいものか)
ロビンソンが言う彼とは? そして、その彼はどうすれば監督に迎え入れられるのか。
それを追求するために、イングランド編を一時休止とします。
イングランド編 一部 完