入場料 21億7224万4800円
(シーズンチケット料) 2億7676万
(チケット料) 18億9548万4800円
賞金 28億2500万
(勝利ボーナス) 7億1000万
(順位賞金) 21億1500万
施設関連利益 6億4289万4000円
(グッズ収入) 1億6251万433円
移籍金 1億2000万
(移籍金) 1億2000万
その他収入 1億
(スタジアム購入・改築)38億5000万
(施設維持費) 3億6680万
人件費 31億9260万6666円
(ユース維持費) 5694万
(選手年棒) 22億5966万6666円
(監督年棒) 3億6800万
(コーチ年棒) 2億8400万
(ユース監督年棒) 1700万
(スカウト年棒) 2億700万
宣伝広告費 2億4000万
その他支出 4億9万9400円
(試合運営費) 2億4427万7733円
(キャンプ運営費) 8694万
(その他臨時支出) 6888万1666円
(引退)
MF リュディガー・タルナート(35) マンシャフト在籍5年
マンシャフト初期からのメンバーで長く主将としてチームを纏め上げたリーダー。ポジションは右サイドハーフでオフェンシブハーフとボランチもこなせる器用さを持つ。柔軟性も高く、SCベルリン戦ではGKがエリアから飛び出しているのを見てロングシュートを決めた。点を取るよりアシストすることが多いが、バイエルン戦で1得点を上げている。闘志の高さ故に退場も4回と多かったが、衰えても途中出場して主将マークを付けて試合を締めることも多く、チームの躍進に貢献した。来季よりチームスタッフとしてマンシャフトに携わる。
(リーグ通算) 132試合3点19アシスト MOM1回、警告5回、退場4回
(カップ通算) 10試合1点1アシスト
(欧州通算) 1試合0点
(その他大会) 12試合0点4アシスト
(総合通算) 164試合4得点27アシスト MOM1回、警告5回、退場4回
そして、早坂美里が深刻な表情でヴァントに退職を申し出た。
「ヴァントさん、ちょっとお話があります・・・事情があって、退職を考えているのですが・・・。ヴァントさんさえ良ければ、本日をもって退職させていただきたいと思います。自分なりに色々と悩んだ末の結論です。よろしいでしょうか?」
ヴァントは少し驚いたような素振りを見せたが、ある程度は想定していたことだ。美里は5年間もよくマンシャフトのために仕事をしてくれた。普通なら引き留めるのかもしれないが、これ以上、自分の夢に突き合わせることもないだろう。そう考えて美里の退職を承諾した。
「ご承知いただき、ありがとうございます。ヴァントさんのことも、そして勿論、マンシャフトのことも、ずっと応援しております。いままでお世話になりました。ありがとうございました」
ヴァントは今まで有難うとお礼を言って、美里に優しく微笑みかけた。
「私の最後の仕事になりますが、私が推薦する次の秘書を何名か紹介させていただきます」
それを聞いたヴァントは、感心するように相槌を打った。
「どの方も有能ですので、きっとヴァントさんのお役に立てると思います。それでは失礼いたします」
ヴァントは美里にリストを渡される。そこには3人の候補がいた。イギリス、フランス、スペイン・・・か。ドイツ国籍の秘書はいないことを残念に思ったが仕方が無い。その中でも自分の右腕となってくれそうな印象のレティシア・トゥリーナを新秘書として迎えることにした。あまり多くを語らない知的そうな印象である。
こうして5年目のシーズンを終えた。