隻手の声(佐藤節夫)The voice of one hand clapping.

世の中の片手の声をココロで聴こう。

三十三間堂Sanjyu san gen do

2016-06-20 09:56:13 | Weblog

三十三間堂            平成丙申廿八年水無月二十日
Sanjusangendo is the temple built by a famous warrior, Kiyomori Taira and originally Goshirakawa emperor founded at an imperial villa in 1164.
三十三間堂は平清盛という有名な武士によって建立された寺院で,元は後白河法皇が1164年に、自身の離宮内に創建した仏堂。
It is famous for that there are 1001 golden statues of Buddhas.
そこには、1001体の黄金の仏像があることで有名です。
The reason why there are 1001 statues is that 1000 means 'infinity' and it also mean the pray for more than ' infinity' peace will come.
なぜ1001体あるかというと、1000は「無限」を意味し、無限以上の平和が訪れるようにとの祈りが込められています。
The scenery is like ' Buddha forest' and breathtaking beauty.
その光景はさながら「仏像の森」で息を呑む美しさです。

  撮影禁止でしたので、本を買い求め、復習しています。本より、

圧倒されますね。

中央にある千手観音座像が左右千体の観音立像に囲まれて安置されている。
鎌倉時代の名仏師 湛慶 最晩年の名作と言われている。

「通し矢piercing arrow」は弓術archeryの一つ。西側軒下を南から北に向かって矢を通す競技である。距離121,7m 高さ4,5~5,3mの間である。
取れた写真の反対側で行われたのであるが、残念ながら今、工事中であった。
一昼夜南端から北端に射通して矢の数を競う「大矢数」が有名になり、御三家の尾張家と紀州家の競い合いになった。
 特に寛永年間以降は、一騎打ちの様相を呈し、その中で最高は尾張藩士の星野勘左衛門茂則が寛文9年(1669)総矢数10,542本中8000本で「天下一」となった。その記録も貞享3年には紀州藩士の和佐大八郎範遠に総弓数(out of) 13,053本中通し矢8,133本で「天下一」となる。
その後「大矢数」に挑む者は減少。明治以降、ほとんど行われなくなり、記録としては明治32年若林正行の4,457本が最後となる。
その後昭和26年に古儀にちなむ大的大会が復興され、現在正月に行われている晴れ着にたすき掛けの新成人女子の競射となっている。

追記:
 本尊は千手観音で、創建は長寛2年(1165)と言われているが、建長元年(1249)に火災で焼失。しかし後嵯峨上皇の尽力によって、文永3年(1266)に本堂のみ再建されている。現在の堂がそれにあたる。左右千体あるという立像も千手観音像の大きさは大体同じで、164~167cmの大きさである。創建当時の仏像が124体、再建時の仏像が874体、室町期に1体追加されて、1001体ということになる。足柄に明記のあるものが多く、奈良、京都の仏師が総動員して完成したという。

お読み下され、感謝致します。

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