さくらの個別指導(さくら教育研究所)(SKREDU)

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イタリアの動物学者ガルバーニ

2021-12-22 | ブログ

 

EXERCISES 17

1. 各組の文がほぼ同じ意味になるように( )内に適語を入れなさい.
1) Bob is (   ) (   ) (   ) (   )with his son.
Bob is so busy that he can't play with his son.
2) The watermelon was too heavy for me to carry.
The watermelon was (   ) (   ) (   ) I (   ) carry it.
*3) The butterfly was (   ) (   ) (   ) (   ) (   ) (   ).
The butterfly was so quick that he could not catch it.

2. 日本語に合うように( )内の語句を並べかえなさい.
1) 私は寝ぼうしたのでその授業に出席できなかった.
I (got up, to, attend, too, the class, late).
2) 彼が今回ハムレットを演じるにはあまりにも若すぎる.
He (play, to, young, is, too, this time, Hamlet).
*3) これは複雑な問題なのですぐには解決できない.
This is (problem, complex, a, solve, too, soon, to).
*4) それはあまりにも高いドレスだったので,彼女は買えなかった.
It was (expensive, her, too, buy, a, for, dress, to).

3. 上手な文章とは
Good writing must be clear and accurate. It must also be interesting. Good writing requires well-chosen words. Your words must fit your meaning exactly. Badly chosen words, words that are vague or misleading, tell the reader that you have been too lazy to think clearly about what you are trying to say.

 

文章11 宇宙船地球号の行き先は? 九州大学

 現代日本社会が大きな変貌(へんぼう)を遂げたのが、一九五〇年代半ばから一九七〇年代半ばまでの高度経済成長期であった。一九六〇年代には重点的に経済の成長が計画され、六八年には資本主義国家のなかで国民総生産(GNP)が二位に達している。一九七三年のオイルショックによって高度経済成長期は終わり、安定成長期に移行する。この時期、一定の生活水準を享受することができた大多数の人々は、多様な生活スタイルを求め、消費意欲を増大させていくことになる。そうした消費の拡大が【消費社会】を到来させたのだといえる。一九七〇年代初めに登場したファミリーレストラン、ファストフード、コンビニエンスストアなどは消費社会の発展とともに広く普及することになった。加えてこの時期の日本経済は、世界経済にも強い影響力を持ったが、経済活動を最優先させる日本人は【エコノミックアニマル】と軽蔑(けいべつ)的に呼ばれることにもなる。
 こうした消費社会の展開の裏側には、高度経済成長期の公害などをはじめとして自然破壊や環境汚染の問題が隠されている。そうした問題に対して、自然環境を包括的に扱う【エコロジー】という考え方が注目を集めることになったのは当然のことだろう。グローバル化が進む現代では、環境問題も日本という一つの国だけではなく、世界規模、地球規模の問題として考えることが必要になってくる。アメリカの思想家B・フラーは、地球を一つの宇宙船にたとえ、【宇宙船地球号】という概念を提示し、限られた資源を有効に使うために人々の意識の変革を訴えている。一九九七年の京都会議は、環境問題への取り組みを国際的な枠組みにおいて再確認した点で重要なものであったといえる。現代社会のなかで生きるわれわれには、一人ひとりが自らの生活スタイルの見直しを進め、宇宙船地球号の一員として【共生】の重要性を再認識していく義務が課されているといってもいいだろう。

 


英文法をおろそかにはできない

2021-12-10 | ブログ

 英語と日本語の違いについてしばしば、英語では「イエス」「ノー」をはっきりさせるように―などとアドバイスされる。それじゃあ、と、もてなしを受けた場でビールを勧められ、アルコールは遠慮しようと「I don't like beer」ときっぱり答えたとする。ところが、こうした言い方は、親しい間柄ならともかく「like」を使うと、ビールは不要という意思は伝えられても「自分の好き嫌いを言っているようでわがままに聞こえる」という。

 この場合の「ベター」な応え方は「I'm sorry, but I don't care for beer」(申し訳ありませんが、ビールは苦手です)、あるいは「I'm afraid I can't drink beer」(申し訳ありませんが、ビールが飲めません)など。

 ビールを勧められ調子にのり不覚にも酔ってしまったときに、そこが少々改まった場なら「drunk(酔っぱらった、酔った)」は使わない方が良い。日本語では「ちょっと酔ってしまったようで...」などというが、英語で「drunk」というと「かなり酔った状態に聞こえる。ストレートすぎて相手を勘違いさせてしまう可能性がある」という。より良い表現は「I think I may have had a little too much to drink」(ちょっと飲み過ぎたかもしれない)。

 「may+現在完了形」は「過去の推量」を表す用法で、仮定法過去完了との関連あるいは区別について学習者がしばしば混乱する項目の一つだ。こうした表現を身に付けるには、文法をおろそかにはできない。

 


フランスの物理学者アンペール

2021-12-09 | ブログ

 

Exercises 16

1. 各組の文がほぼ同じ意味になるように( )内に適語を入れなさい.
1) You were so brave that you became a firefighter.
You were (   ) (   ) (   ) become a firefighter.
2) He was so foolish that he believed the story.
He was (   ) (   ) (   ) believe the story.
*3) The carpet is big enough to cover the whole floor.
The carpet is (   ) big (   ) (   ) cover the whole floor.

2. 日本語に合うように( )内の語句を並べかえなさい.
1) 弟はひとり旅ができる年だ.
My brother (enough, by himself, old, travel, is, to).
2) この上着はとても暖かいので冬に着ることができる.
This jacket (wear, to, in winter, is, enough, warm).
3) 彼は親切にも駅までの道を教えてくれた.
He (kind, the way, to, was, enough, tell, me) to the station.
*4) ロイはかぎをなくすほど不注意ではなかった.
Roy (lose, so, wasn't, to, the key, careless, as).
*5) 彼女はとても速く走ったのでそのバスに間に合った.
She (as, ran, the bus, to, fast, catch, so).

3. バナナの品種改良
Scientists have made an effort for several decades to breed a banana that is strong enough to survive the hurricanes that strike Central America and other banana-growing regions, productive enough to keep harvests large and prices low, tough enough to protect the fruit from damage during its long journey from the tropics and, above all, tasty enough to appeal to consumers.

 

文章7 新しい価値観の受容とは? 京都大学

 日本における近代化の始まりは【明治維新】にある。明治維新によって江戸幕府は崩壊し、代わって天皇を中心とする新たな新政府が樹立し、経済体制も資本主義へと変革がなされたのである。新政府は、積極的に【文明開化】政策を推し進めた。欧米諸国における近代化とは異なり、後進のわが国では近代化とはすなわち西欧化そのものを意味した。文明開化も、西欧の文明を摂取することを意味する点で近代化と同義のものとして考えられている。
 開化政策によって人々の生活は急激に変化した。中世的な価値観が否定された西欧での近代化と同様、日本においても、封建的な江戸時代は未開であるとして否定された。そして、西欧に追いつくことを目標に西欧の文物が積極的に摂取されたのである。洋服や洋館、鉄道、ランプなどは人々の生活を劇的に変化させることとなった。明治になってからは学校制度や徴兵制、地租改正、そして新聞雑誌などの普及も行われた。こうした近代化の過程は急速なものであったため、一部の民衆には大きな負担を強いることともなったが、政府は【脱亜入欧】の信念のもとに一刻も早く欧米列強に追いつくことを第一の目標としたのである。「脱亜論」は、一八八五年福澤諭吉(ふくざわゆきち)によって唱えられたものであり、アジア諸国との連帯を拒否し、日本は西欧文明の摂取によっていち早く西欧列強と肩を並べる道を進まなければならないという考えである。
 以後の日本では、次第にアジア諸国を未開で野蛮なものとする見方が強まることとなる。そのなかにあって、森鴎外(もりおうがい)は西洋文化の摂取の必要を認めながらも、日本文化も尊重し、両者の融合を説く【和魂洋才】をすすめたが、急激な近代化政策のもと、この考えが根付くことは、とうとうなかった。

 

 

 


英会話スクール・教室  Now-English conversation

2021-12-03 | ブログ

 

文章8 コンピュータによる豊かさとは? 慶応義塾大学

 もしコンピュータがなかったら、われわれの生活はどうなるだろうか。その問いかけに答えることは簡単ではないだろう。それは、コンピュータがわれわれの生活のなかでとても身近な存在になっているからだ。実用的なデジタルコンピュータは一九四〇年代にその原型が開発され、その後急速に進化し、現代社会はもはやコンピュータの存在なしには成立しえないほどになった。生活のなかでも、家電製品、精密機器などでのマイクロコンピュータの利用や、娯楽産業や医療、建築、製造現場、デザインなどにおける【バーチャルリアリティ】の活用など、様々な分野でコンピュータは重要な役割を担っている。
 一九九〇年以降、コンピュータは【インターネット】の拡充に伴い、様々な情報へ自由にアクセスすることを可能にし、【情報化社会】への歩みを一気に進めたといえる。インターネットの原型は、一九七〇年代にアメリカ国防総省によって実験的に構築されたコンピュータ通信ネットワークであった。このネットワークは大学や研究機関などでの情報交換に使用されていたが、やがて世界各地でのネットワークと相互接続されていき、一九九〇年代に入ると、民間企業による商業サービスの増加に伴って世界規模のネットワークへと成長していくことになる。インターネットは情報の【国際化】、さらには【グローバル化】のために革新的な役割を果たしたといえよう。われわれはインターネットに接続するコンピュータを通じて、様々な場所にいる人々と瞬時にコミュニケーションが取れるようになったのである。
 こうした情報のグローバル化は個人情報流出の危険性の高まりや、情報強者と情報弱者の情報格差など、多くの問題を孕(はら)んでいることも確かだ。豊かな生活をもたらすコンピュータだが、その利便性と危険性とを知っておくことが何よりも大切なのだといえよう。