※「マンガ感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。
これはとんでもないシロモノを図書館から掘り出してしまった。。。
だから図書館巡りは止められない。
裏表紙には「鬼才として知られるコミック原作者アラン・ムーアによるグラフィック・ノベルの傑作。
ムーアが自作の中でも特に達成度の高い一作と自負している」と書いてある。
インスタントに作られたミステリードラマなんかはるかに超えたブッ飛び方。
切り裂きジャックが単なる愉快犯なんかじゃなく、男女の裏事情があったとかならまだ人間的だけど、
男尊女卑の話から、異教、フリーメイソン、果ては五芒星にまで広がって、
無学な馬車の御者にまで、馬具を見せて簡単に納得させてしまうあたりとか。
このサー・ウィリアムの智慧、逸脱した狂気たるや、これまでのどんなホラーやミステリーの犯人と比べようもない。
(あるいは『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター博士クラスなら太刀打ちできそうか?
敏腕なベテラン刑事ですら、彼の思想の高みまではたどり着けまい。
先が知りたくてグイグイ引き込まれてゆき、分厚い上下巻を一気に読んでしまった。
その後の著者によるページごとの説明のほうが時間がかかったけど、それは当人も認めるところ
著者も、画を描いたキャンベル(マンガ超えてるけど)も、その他大勢が必死で当時の文献等をひっかき集めて
あらゆるガセネタが渦巻いた、この神話的に有名な連続殺人事件を、丁寧に、出来うる限り事実に基づいて表現しようとした苦労が窺える。
血生臭い連続殺人がモノクロの神経質な線で描かれているかと思えば、
貧富の差をボヤけた写真画像のように比較しただけの数ページもあったりする。
ガルが身震いするような殺人の後、フツーに家に帰って眠っている妻にキスをして床につく。
目的意識がこれだけ明確で、本人がそれを正義や大義名分であると確信していたら、
人の脳と能力は、極限まで集中して、どんな非人道的なことであっても、平静に成し遂げられるものなのか
それにしても昔の警察捜査は杜撰な上に、様々な隠蔽工作が日常化されていたんだなあ・・・
現場検証すらせずに死体をモルグに直行させ、その前に河で死体を洗ってたなんて
下巻の11章では「現場に埃をかければ指紋が採取できる」という提言に、フレッドですら「素人探偵どもめ」と悪態をついているし。
とにかく、物語り自体が複雑怪奇な上に、登場人物がハンパなく多いから、まずは主要な登場人物からメモっておこうと思う
(最初、なにがなんだか全然追いつけないなあと思いながら読んでいたら、下巻だったし/苦笑
どこか勘違いがあってもお許しくださいませ(きっとあるはず
登場人物一覧
【王家関係】
ヴィクトリア女王陛下:プリンス・オブ・ウェールズのスキャンダルをもみ消す命令を下す。夫アルバートの死を生涯嘆き暮らした。
エドワード・アルバート・ヴィクター:第2位王位継承者。愛称プリンス・エディ。本事件の発端人。P.A.V.とも呼ばれる。梅毒で亡くなった。
アレクサンドラ王女:女王の息子アルバートと結婚した。その息子もアルバート(エディ)
アルバートという名は多く引き継がれているため、陛下の夫も、亡くなった息子も孫もアルバート(ややこしい
ウォルター・シッカート:アルバートの母に言われて教育係りをしている画家。
ジェム:エディの友。強烈な女嫌いと、ゲイを公言していた。
ロバート・リーズ:陛下つきの霊的助言者。本人は予言を否定している。事件に関わり、フレッドと親しい関係となる。
ウィリアム・ジェンナー:ヴィクトリア女王陛下の典医。
キャノン・ダルトン:王家の家庭教師。ブラックヒース校にも影響力のあるメイソン会員。
【警察関係】
フレッド・アバーライン警部:以前、ホワイトチャペル地区を担当していたという理由で本事件担当を命じられる。
ジョージ・ゴドリー巡査部長:フレッドの相棒。
モンロー:事件当初から責任逃れで国外脱出したが、結局チャールズの後任にあたる。メイソン会員。
チャールズ・ウォーレン:モンローの代わりにアンダーソンを任命する。メイソン会員。
アンダーソン:事件の指揮を断ってスワンソン警部に委任する。メイソン会員。
スワンソン警部
ビル・シック巡査:あだ名は「まっすぐジョニー」。「革エプロン」に執心する。
マクノートン警察署長補佐:犯人の代わりを探し、ドルーイットが適任と判断する。
トーマス・ボンド検視医:ケリーを検死した。この後、病を患い、長い間うつと不眠症に苦しみ、1897年寝室の窓から投身自殺した。
ムーア副指揮官
ヘルトン警部
エンライト巡査部長
ウィン・バクスター検視官
【被害者】
1.ポリー・ニコルズ:娼婦。稼ぎをギャングに支払えず、エマ・スミスのように殺すと脅されていた。
2.アニー・チャップマン:娼婦。定収入として年金老人の入浴を手伝っていた。余命短い病気を患っていた。
3.エリザベス・ストライド:娼婦。元はヨーテポリの寡の下で奉公していたが、その主人との間に子供が出来(死産)追い出された。
4.キャシー・エドウズ:娼婦。犯人の目星がついたといって、ケリーの名を語ったため間違えて殺された。
5.メアリー・ケリー:元はシッカートのモデルをして、アニーと同じ菓子屋に勤めていた。アニーとアルバート公の娘アリスを預かったが、事情を知ってシッカートに返す。娼婦となる。
アニー・クルック:男娼館近所のお菓子屋店員。アルバート公と身分を知らないまま秘密裏に結婚してアリスを産む。
アリス・マーガレット:アルバート公とアニーの娘。
エマ・スミス:金を払えずギャングに子宮を裂かれて殺された。
マーサ・ダブラム:1888年、単独あるいは複数の犯人によって切り裂かれた。
【容疑者ほか関係者】
ウィリアム・ガル:有能な外科医。のちにメイソンに入り上位の座にのぼる。荷揚船業のガルの父はコレラで亡くなり、美人の夫人は牧師に助けられる。70歳の時に一度、心臓麻痺を起こし幻覚を見た。
スーザン:ガルの妻。カーライルのレイシー大佐の娘。
キャロライン:ガルとスーザンの娘。
セオドア・アクランド:キャロラインの夫(婿)。外科医師。メイソン会員。
ネトリー:文盲の御者。ガルとともに連続殺人の手助けをする。
ジャック・バイザー:「革エプロン」に間違われるが、事件当夜は火事見物して警官と話したことが証言される。
バッファロー・ビル(コーディ大佐):興行師?事件当時はパリにいた。
ヴィッド・グッドマン・クローリー:知られざるアメリカの大預言者。雨以下最初期の女性新聞記者で女権運動の活動家ジェーン・カニンガムと結婚。映画の誕生、女性解放、光電印刷、飛行機なども予言。まだ実現していないことの中には、米国の新憲法設立、大気汚染から守るためのドーム、全米自然保護法、犯罪者や精神異常者、病人に子供を作らせない法律手段!などがある。
モンティ・ドルーイット:ブラックヒース校教師。クリケットの熱心なコーチだったが、チームの生徒に性的いたずらした疑いをかけられて突然解雇され、ジャックに仕立て上げられ、自殺に見せかけ、テムズに投げられる。家系に精神病者がいたことで自らも悩んでいた。
キャロライン・マックスウェル:ケリーの大家夫人。ケリーが殺害された翌朝ケリーを見たと証言している/驚
インディアン・ハリー:ケリーのアパート大家の使い走り。家賃を滞納しているケリーに催促する。
レジナルド・ブロディ・ダイク・アクランド:ドルーイットの階下の住人。兄シオドア(テオ)、義父ガル縁続きだった/驚
エドワード・ベドフォード:ドルーイットと同じアパートに住む事務弁護士。メイソン会員。
ルイス:仕立て屋。彼もケリーが殺害された翌朝ケリーを見たと証言している/驚
ハモンド:男娼館の宿主。アルバート公も時々通っていた。
チャールズ・ブラヴォー:妻フローレンスと小間使いにより毒殺される。当時は砒素が避妊薬だと思われていた/驚
ジョー・バネット:ケリーの恋人
ジェイムズ・ヒントン:ガルの友。陽気な変人。
ハワード・ヒントン:上記の息子。
ウィリアム・イエイツ:「黄金の夜明け団」の一員。
フランク・マイルズ:エキセントリックな芸術家。ドルーイットの兄ライオネルと同じ隊に所属していた。プリンス・エディの侍従。オスカー・ワイルドの別れた恋人 高名なホモセクシュアルとつながりがあった。1887年神経衰弱を起こし、療養所に収容され、そこで1891年に死去。
ジョン・メリック:エレファントマン フレデリック・トリーヴス博士により発見された。大英帝国とメリックはともに眠っている間、ほぼ同じ時刻に死んだ。
【その他気になった言葉】
ニコラス・ホークスムア:ガルが崇拝していた異教ディオニュソスの建築家。イギリス中にオベリスク的尖塔を建てた。
ディオニュソス主義建築家
ドルイド僧
ウィリアム・ブレイク:詩人。『ブレイク伝』(アレクサンダー・ギルクリスト)に自室の階段にウロコに覆われた幽霊を見たと語った記録がある。普段は「精霊」と呼んでいたが、「幽霊を見た」と言ったのはこの一度だけ。ドルイド僧。
ショー・レーンの救貧院
ギ・ド・モーパッサン『オルラ』
ピーターフランツ・フォン・シュトゥック『幽霊狩猟』1889年
イアン・シンクレア
スケープゴート=責任を転嫁するための身代わり。不満や憎悪を他にそらすための身代わり。
これはとんでもないシロモノを図書館から掘り出してしまった。。。
だから図書館巡りは止められない。
裏表紙には「鬼才として知られるコミック原作者アラン・ムーアによるグラフィック・ノベルの傑作。
ムーアが自作の中でも特に達成度の高い一作と自負している」と書いてある。
インスタントに作られたミステリードラマなんかはるかに超えたブッ飛び方。
切り裂きジャックが単なる愉快犯なんかじゃなく、男女の裏事情があったとかならまだ人間的だけど、
男尊女卑の話から、異教、フリーメイソン、果ては五芒星にまで広がって、
無学な馬車の御者にまで、馬具を見せて簡単に納得させてしまうあたりとか。
このサー・ウィリアムの智慧、逸脱した狂気たるや、これまでのどんなホラーやミステリーの犯人と比べようもない。
(あるいは『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター博士クラスなら太刀打ちできそうか?
敏腕なベテラン刑事ですら、彼の思想の高みまではたどり着けまい。
先が知りたくてグイグイ引き込まれてゆき、分厚い上下巻を一気に読んでしまった。
その後の著者によるページごとの説明のほうが時間がかかったけど、それは当人も認めるところ
著者も、画を描いたキャンベル(マンガ超えてるけど)も、その他大勢が必死で当時の文献等をひっかき集めて
あらゆるガセネタが渦巻いた、この神話的に有名な連続殺人事件を、丁寧に、出来うる限り事実に基づいて表現しようとした苦労が窺える。
血生臭い連続殺人がモノクロの神経質な線で描かれているかと思えば、
貧富の差をボヤけた写真画像のように比較しただけの数ページもあったりする。
ガルが身震いするような殺人の後、フツーに家に帰って眠っている妻にキスをして床につく。
目的意識がこれだけ明確で、本人がそれを正義や大義名分であると確信していたら、
人の脳と能力は、極限まで集中して、どんな非人道的なことであっても、平静に成し遂げられるものなのか
それにしても昔の警察捜査は杜撰な上に、様々な隠蔽工作が日常化されていたんだなあ・・・
現場検証すらせずに死体をモルグに直行させ、その前に河で死体を洗ってたなんて
下巻の11章では「現場に埃をかければ指紋が採取できる」という提言に、フレッドですら「素人探偵どもめ」と悪態をついているし。
とにかく、物語り自体が複雑怪奇な上に、登場人物がハンパなく多いから、まずは主要な登場人物からメモっておこうと思う
(最初、なにがなんだか全然追いつけないなあと思いながら読んでいたら、下巻だったし/苦笑
どこか勘違いがあってもお許しくださいませ(きっとあるはず
登場人物一覧
【王家関係】
ヴィクトリア女王陛下:プリンス・オブ・ウェールズのスキャンダルをもみ消す命令を下す。夫アルバートの死を生涯嘆き暮らした。
エドワード・アルバート・ヴィクター:第2位王位継承者。愛称プリンス・エディ。本事件の発端人。P.A.V.とも呼ばれる。梅毒で亡くなった。
アレクサンドラ王女:女王の息子アルバートと結婚した。その息子もアルバート(エディ)
アルバートという名は多く引き継がれているため、陛下の夫も、亡くなった息子も孫もアルバート(ややこしい
ウォルター・シッカート:アルバートの母に言われて教育係りをしている画家。
ジェム:エディの友。強烈な女嫌いと、ゲイを公言していた。
ロバート・リーズ:陛下つきの霊的助言者。本人は予言を否定している。事件に関わり、フレッドと親しい関係となる。
ウィリアム・ジェンナー:ヴィクトリア女王陛下の典医。
キャノン・ダルトン:王家の家庭教師。ブラックヒース校にも影響力のあるメイソン会員。
【警察関係】
フレッド・アバーライン警部:以前、ホワイトチャペル地区を担当していたという理由で本事件担当を命じられる。
ジョージ・ゴドリー巡査部長:フレッドの相棒。
モンロー:事件当初から責任逃れで国外脱出したが、結局チャールズの後任にあたる。メイソン会員。
チャールズ・ウォーレン:モンローの代わりにアンダーソンを任命する。メイソン会員。
アンダーソン:事件の指揮を断ってスワンソン警部に委任する。メイソン会員。
スワンソン警部
ビル・シック巡査:あだ名は「まっすぐジョニー」。「革エプロン」に執心する。
マクノートン警察署長補佐:犯人の代わりを探し、ドルーイットが適任と判断する。
トーマス・ボンド検視医:ケリーを検死した。この後、病を患い、長い間うつと不眠症に苦しみ、1897年寝室の窓から投身自殺した。
ムーア副指揮官
ヘルトン警部
エンライト巡査部長
ウィン・バクスター検視官
【被害者】
1.ポリー・ニコルズ:娼婦。稼ぎをギャングに支払えず、エマ・スミスのように殺すと脅されていた。
2.アニー・チャップマン:娼婦。定収入として年金老人の入浴を手伝っていた。余命短い病気を患っていた。
3.エリザベス・ストライド:娼婦。元はヨーテポリの寡の下で奉公していたが、その主人との間に子供が出来(死産)追い出された。
4.キャシー・エドウズ:娼婦。犯人の目星がついたといって、ケリーの名を語ったため間違えて殺された。
5.メアリー・ケリー:元はシッカートのモデルをして、アニーと同じ菓子屋に勤めていた。アニーとアルバート公の娘アリスを預かったが、事情を知ってシッカートに返す。娼婦となる。
アニー・クルック:男娼館近所のお菓子屋店員。アルバート公と身分を知らないまま秘密裏に結婚してアリスを産む。
アリス・マーガレット:アルバート公とアニーの娘。
エマ・スミス:金を払えずギャングに子宮を裂かれて殺された。
マーサ・ダブラム:1888年、単独あるいは複数の犯人によって切り裂かれた。
【容疑者ほか関係者】
ウィリアム・ガル:有能な外科医。のちにメイソンに入り上位の座にのぼる。荷揚船業のガルの父はコレラで亡くなり、美人の夫人は牧師に助けられる。70歳の時に一度、心臓麻痺を起こし幻覚を見た。
スーザン:ガルの妻。カーライルのレイシー大佐の娘。
キャロライン:ガルとスーザンの娘。
セオドア・アクランド:キャロラインの夫(婿)。外科医師。メイソン会員。
ネトリー:文盲の御者。ガルとともに連続殺人の手助けをする。
ジャック・バイザー:「革エプロン」に間違われるが、事件当夜は火事見物して警官と話したことが証言される。
バッファロー・ビル(コーディ大佐):興行師?事件当時はパリにいた。
ヴィッド・グッドマン・クローリー:知られざるアメリカの大預言者。雨以下最初期の女性新聞記者で女権運動の活動家ジェーン・カニンガムと結婚。映画の誕生、女性解放、光電印刷、飛行機なども予言。まだ実現していないことの中には、米国の新憲法設立、大気汚染から守るためのドーム、全米自然保護法、犯罪者や精神異常者、病人に子供を作らせない法律手段!などがある。
モンティ・ドルーイット:ブラックヒース校教師。クリケットの熱心なコーチだったが、チームの生徒に性的いたずらした疑いをかけられて突然解雇され、ジャックに仕立て上げられ、自殺に見せかけ、テムズに投げられる。家系に精神病者がいたことで自らも悩んでいた。
キャロライン・マックスウェル:ケリーの大家夫人。ケリーが殺害された翌朝ケリーを見たと証言している/驚
インディアン・ハリー:ケリーのアパート大家の使い走り。家賃を滞納しているケリーに催促する。
レジナルド・ブロディ・ダイク・アクランド:ドルーイットの階下の住人。兄シオドア(テオ)、義父ガル縁続きだった/驚
エドワード・ベドフォード:ドルーイットと同じアパートに住む事務弁護士。メイソン会員。
ルイス:仕立て屋。彼もケリーが殺害された翌朝ケリーを見たと証言している/驚
ハモンド:男娼館の宿主。アルバート公も時々通っていた。
チャールズ・ブラヴォー:妻フローレンスと小間使いにより毒殺される。当時は砒素が避妊薬だと思われていた/驚
ジョー・バネット:ケリーの恋人
ジェイムズ・ヒントン:ガルの友。陽気な変人。
ハワード・ヒントン:上記の息子。
ウィリアム・イエイツ:「黄金の夜明け団」の一員。
フランク・マイルズ:エキセントリックな芸術家。ドルーイットの兄ライオネルと同じ隊に所属していた。プリンス・エディの侍従。オスカー・ワイルドの別れた恋人 高名なホモセクシュアルとつながりがあった。1887年神経衰弱を起こし、療養所に収容され、そこで1891年に死去。
ジョン・メリック:エレファントマン フレデリック・トリーヴス博士により発見された。大英帝国とメリックはともに眠っている間、ほぼ同じ時刻に死んだ。
【その他気になった言葉】
ニコラス・ホークスムア:ガルが崇拝していた異教ディオニュソスの建築家。イギリス中にオベリスク的尖塔を建てた。
ディオニュソス主義建築家
ドルイド僧
ウィリアム・ブレイク:詩人。『ブレイク伝』(アレクサンダー・ギルクリスト)に自室の階段にウロコに覆われた幽霊を見たと語った記録がある。普段は「精霊」と呼んでいたが、「幽霊を見た」と言ったのはこの一度だけ。ドルイド僧。
ショー・レーンの救貧院
ギ・ド・モーパッサン『オルラ』
ピーターフランツ・フォン・シュトゥック『幽霊狩猟』1889年
イアン・シンクレア
スケープゴート=責任を転嫁するための身代わり。不満や憎悪を他にそらすための身代わり。