■『ボクの穴、彼の穴。』
デヴィット・カリ/著 セルジュ・ブロック/イラスト 松尾スズキ/訳 千倉書房
和光市図書館で、松尾部長が翻訳した本を発見驚×5000
えぇっと、原題が「L'ennemi」で、作者のセルジュ・ブロックがフランス人てことは、
部長はフランス語を訳されたってこと?!なんとっ!
で、表紙に描かれてる兵士?の男性も、なんだか部長に似てる気がするのは偶然?!
▼あらすじ
砂漠のど真ん中。向こうとこっちに穴があって、そこに1人ずつ兵士が入っている。
何日も何日も撃ち合っては日が暮れ、援護も期待できず、食料も尽きてきた。
「もしかしてもう戦争は終わっているんじゃないのか?」
「どちらかが死んだら、砂漠にたった一人になってしまうのでは?」
孤独、空腹、不安でいっぱいのボクは、敵も同じ気持ちなのでは?と想像するが、
最初に渡された「戦争のしおり」には、敵は女、子どもも容赦なく殺す鬼畜であると書かれていた。
月のない晩、ボクは小枝で変装して相手の穴をのぞきにいく。途中でライオンに遭遇!
相手の穴には誰もいなくて、家族の写真があった。
「こんな家族を持っている人間が、女や子どもも殺す?」
そこには、ボクがもらったのとまったく同じ「戦争のしおり」があった・・・
シンプルな絵と文。
それだけに、兵士の絶対的な孤独、素朴な疑問、温かいココロが伝わってくる素晴らしい話だった。
デヴィット・カリ/著 セルジュ・ブロック/イラスト 松尾スズキ/訳 千倉書房
和光市図書館で、松尾部長が翻訳した本を発見驚×5000
えぇっと、原題が「L'ennemi」で、作者のセルジュ・ブロックがフランス人てことは、
部長はフランス語を訳されたってこと?!なんとっ!
で、表紙に描かれてる兵士?の男性も、なんだか部長に似てる気がするのは偶然?!
▼あらすじ
砂漠のど真ん中。向こうとこっちに穴があって、そこに1人ずつ兵士が入っている。
何日も何日も撃ち合っては日が暮れ、援護も期待できず、食料も尽きてきた。
「もしかしてもう戦争は終わっているんじゃないのか?」
「どちらかが死んだら、砂漠にたった一人になってしまうのでは?」
孤独、空腹、不安でいっぱいのボクは、敵も同じ気持ちなのでは?と想像するが、
最初に渡された「戦争のしおり」には、敵は女、子どもも容赦なく殺す鬼畜であると書かれていた。
月のない晩、ボクは小枝で変装して相手の穴をのぞきにいく。途中でライオンに遭遇!
相手の穴には誰もいなくて、家族の写真があった。
「こんな家族を持っている人間が、女や子どもも殺す?」
そこには、ボクがもらったのとまったく同じ「戦争のしおり」があった・・・
シンプルな絵と文。
それだけに、兵士の絶対的な孤独、素朴な疑問、温かいココロが伝わってくる素晴らしい話だった。