メランコリア

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『夢降るラビット・タウン3』

2012-12-12 16:02:17 | マンガ&アニメ
『夢降るラビット・タウン3』(メディアファクトリー)
ますむらひろし/著

収録されているタイトル一覧はウィキ参照

▼内容メモ
【透明な瞳】

ついに出ました巨木の話!わたしがよく写真に撮りたくなる見事な巨木が見事にイラスト化されているのはさすが!
辺太たちが巨木から芳しい新鮮な空気が流れ出る様子と、そこから“命をつなぐ糸”が出ているのを見るという話。

【夜汽車になりたい】
 
銀河鉄道のような汽車には、小さい頃の辺太が乗っていて、
「いつか宇宙の謎を1つでも解明するんだ!」と夢を語っているのを見て、
「自分には向いていないのかも」と天文台を辞めようとしていた辺太は初心を取り戻す。

【永遠がしみて来る】

またもや妙な機械が夏美をモーレツに好きになり、恐竜好きな夏美に古代を見せてあげる。
「時を超えて生物の心を同じにさせる・・・今日も地球時間をつないで沈んでいく・・・夕陽」

【陶芸王】
 
天才の陶芸王を讃える者たちに見えず、辺太とポンペイにだけ見えた最後の作品。
辺太「バルボスの作品や生き方がいくらすばらしいと思ってもね、溶けちまってはダメなんじゃないかな」
ポンペイ「いくらバルボスを研究しても見ることはできないし、集まって祈る者は消えてしまう・・・」
辺太「風のような陶芸に触れたければ群れから離れて、独りで咲かなくてはならない

わたしも気爆岩でやる気が欲しいなあ・・・
最初はポンペイがヒデヨシ的な役割だと思っていたけど、
トラブルメイカーは骨平太だなw

▼ますむらさんによる「兎町回想」
僕は熱烈なブラジル・フットボールの信者なので、サッカーとかいう別称に近い奇妙な名前で呼ぶ日本の神経が堪らない。
考えの甘い日本フットボール界にイラつくのだったし、今もイラツキは止まらないが、
ドーハでロスタイムにヘディングが決まった瞬間、僕は笑ったのだった。
あんな風に逃げ回り、ドツカレても殴り返さないような亀の子状態で、
守りきれるものではないのに、そうするしかない日本に、勝負はキチンと厳しい姿を教えたのだった。

日本は経済的に豊かであり、そこから産まれるスポーツにどんな精神的な強さを持たせるか。
それは他国に行って身体と瞳で見てくるしかない。

4巻ではさらに、ますむらさんの“フットボール”熱が炸裂して、
さらに毒舌なセリフが飛び出して、Jリーグファンらがどう思うか、
私は、自分が好きなスポーツ意外は無知だから分からないけど、興味津々w


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