■イメージの森のなかへ『ブリューゲルの宴』(二玄社)
利倉隆/構成・文
この美術本の特徴は、ある絵をいろんな角度から見せて、
1枚の絵でもさまざまな見方が出来て、楽しみ方が無限にあることを教えてくれている点だ。
細かく描かれたブリューゲルの絵も、ある部分を抜粋したり、拡大したり、
構図を説明することで、画家の隠れた工夫や意図も分かってくる。
「怠け者の天国」
これもとってもユニーク。
ブライってゆうプディングの一種がいろんなところにさり気なく描きこまれてるんだねw
「悪女フリート」
「強く恐ろしい妻には地獄も降参する」という諺があった。
こんな地獄絵のような世界にも、よーく見るとプッて笑ってしまうようなキャラがいたり。
「ネーデルラントの諺」
人間のすることがどれだけ愚かでも、絶望的であっても、
生きなければならないし、生きる価値がある。
諷刺画のその他の画家として、わたしも好きなボス、ゴヤ、ドーミエが挙げられていた。
利倉隆/構成・文
この美術本の特徴は、ある絵をいろんな角度から見せて、
1枚の絵でもさまざまな見方が出来て、楽しみ方が無限にあることを教えてくれている点だ。
細かく描かれたブリューゲルの絵も、ある部分を抜粋したり、拡大したり、
構図を説明することで、画家の隠れた工夫や意図も分かってくる。
「怠け者の天国」
これもとってもユニーク。
ブライってゆうプディングの一種がいろんなところにさり気なく描きこまれてるんだねw
「悪女フリート」
「強く恐ろしい妻には地獄も降参する」という諺があった。
こんな地獄絵のような世界にも、よーく見るとプッて笑ってしまうようなキャラがいたり。
「ネーデルラントの諺」
人間のすることがどれだけ愚かでも、絶望的であっても、
生きなければならないし、生きる価値がある。
諷刺画のその他の画家として、わたしも好きなボス、ゴヤ、ドーミエが挙げられていた。