メランコリア

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『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995)

2011-02-11 18:40:24 | 映画
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995)

原作漫画:士郎正宗 監督:押井守

こないだ先に『イノセンス』を観てしまったが、前に戻って借りてみた。
そいや、このポスターは、いろんなところで見かけたな。いつも宣伝まっさかりの時には興味が湧かないんだけど

trailer

story
西暦2029年。公安9課に、国際手配中の天才ハッカー通称「人形使い」が捕らえられたという報が入る。
ネットの海から生まれた彼は、自らを生命体と主張し、亡命を提言するが、外事6課が強引にも彼を連れ去ってしまう。

攻殻機動隊の実質的リーダーであり、幼少の頃、脳と脊髄の一部を除く全身を義体化した女性型サイボーグである草薙素子は、自らのあやふやな存在の解を求めて、1人人形使い奪還に行き、アクセスを試みる。
人形使いは、自らが永遠に存続していくためには、あらゆる生命体がそうであるように、
別の遺伝子と融合し成長してゆかねばならず、素子をその相手として選んだと言う・・・


セリフや設定に専門用語が多くて難解だから、あらすじもうまく説明できないな
映像特典には監督やスタッフのインタビュー、現代のリアルなアニメ映画の製作過程も説明されてるけど、何を話してるのかサッパリ分かりません・・・

アニメーションスタンド?を回転させたりして撮影する方法+D.G.A.(デジタルによってつくる)技術?などを組み合わせてるとかなんとか。
セル画を描いて、動かして、撮影するみたいなイメージしかなかったけど、もう全然進化してるんだな/驚
でも、フルCGアニメよりも、なにかしらヒトの手が加わっているほうが、絵に温かみが加わる気がする。

舞台はやっぱり香港をイメージしているのだという。情報の渦を表現したかったみたい。

「ヒトの頭に想像できるものが映像化できないことはない」と監督談。

相手のカラダのほとんどが造られたものであっても、
また自分のカラダがわずかな脳以外機械であっても、
恋する気持ち、ほかの誰かと区別し、大事に想う気持ちは起こるものなのかねぇ・・・?


2011年3月26日 3D映画版『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』公開予定だって。
偶然にもタイムリーになったわけか。TVアニメのほうも気になってきた。



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