なんだか例年に比べると静かに始まって、静かに終わった(衛星電波でしか届かない日本での雰囲気では)感じだったが、
それなりの盛り上がりはあった・・・とは思う(まだ総集編を観る前だから、なんとも)
MEN'S FAINALを見終わった時点の印象しか言えないけれども。
まず、女子は、なんといっても、日本の伊達公子がベスト8!!!
ワーイ、ワーイ、バンザーーーーーイ
この素晴らしい成績を作ってくれたことがメインかな。
本人は「ここまできたんだから、まだ上へ行けた」
なんて力強い、期待大のコメントをしてくれたのだけど、マレーバ姉さんに負けて、
マレーバは、スコバに負け、グラフ×スコバのファイナル。
この結果は悪いけど、あまりエキサイティングなゲームじゃなかった。
そう、セレスがまだ復帰ならず、欠場ということで、傷が傷だけに、まだ4ヶ月、もう4ヶ月。
大会関係者もファンも一日千秋の思いで彼女が完全な体調でコートに戻ってくる日を待っている。
ああ、ああ、なんて彼女がコートにいないと寂しく、退屈なんだろう
グラフだって同じ思いのはず。
グラフが本気を出して、100%、それ以上の力を出して戦うべき相手は、
デビューした瞬間からライバルだったセレス、ただ一人なのに!
今年いっぱいはどうしようもないとしても、とにかく、とにかく、
コートにあの強く可憐な天使が舞い戻ってくる日を信じて、
静かに回復を見守ることにしよう。
**********
男子は、いきなり初戦から上位シード選手が次々と敗れる波乱で始まった。
我らがアガシも、スウェーデンのニューフェイスに1回戦負け、
アメリカンヒーローのもう一人、クーリエも4回戦で、フランスの(名前忘れた。今年のファイナリストなのに)に敗れ、
残ったのは、その時、世界ランキング2位だったピート・サンプラス
■ピート・サンプラス×セドリック・ピオリーン(フランス)
トーナメント中、NO.1にまたカムバックして、本当にこの安定感には誰も太刀打ちできないビッグプレイヤーに成長し、
結局イージーゲーム、なんの心配もなく、言ってしまえば、あんましUSファイナルとしては盛り上がりの少ない
ワンサイドゲーム、6-4、6-4、6-3のストレートで、'90に次ぐ2度目の優勝。
それにしても、ウィンブルドンの時も思ったけど、彼の優勝シーンは、
淡々としながら、ガオーって仁王ポーズ、アレってとっても独特。
真っ先にコーチとガールフレンドのもとへ走っていって、'90の時よりは勝利を噛み締めていた感じ。
今年とても良かったのは、試合時間が2時間と短く終わっちゃったために、
放送時間がすっかり余っちゃって、US OPENの表彰式をほぼ全部流してくれたこと。
(どの大会でも滅多にこんな機会はないし、流しても映像だけで、アナウンサーがベラベラまとめちゃって、
当人たちの試合後スピーチなんて聞いちゃいないってパターンがいつもなのに)
「コーチとGFがサポートしてくれたおかげだ」等、スピーチもちゃんと聞けたのが嬉しかった。
ピートは、試合中はキューリでも、案外、人間味あるプレイヤーなのかもしれないっていうのが、
彼のコメントの端々に感じられ、とてもハートフルで、誠実さがあった。
2度目の優勝について
「'90の時はなにもかもが早すぎた。
その後、約1年間スランプがあって、テニスを1から見直すことができた。
今回、2度目優勝で、きっと家へ帰ってじっくりと味わうだろう」
優勝後インタビューで彼はうっすら涙ぐんでいたのがとても感動的で印象に残った。
女子ジュニアでは、日本選手がシングル、ダブルスともに準優勝。
当人のインタビューも流れたが、今どきのコって感じで、喋り方も若い。
日本選手も今の女子のレベルなら、なんとか追いついて、
世界と対等に張り合っていけそうな盛り上がりを見せているのが嬉しい。
男子は松岡修造しか頼みの綱が今のところいないし、世界の壁は、まさしく壁そのもので厚くて高いんだけど。
今回、小谷美可子さんがスタジアムからのコメントを受け持ってて、なかなかよかった。
これで1993年の4大大会も終わってしまった。
それなりの盛り上がりはあった・・・とは思う(まだ総集編を観る前だから、なんとも)
MEN'S FAINALを見終わった時点の印象しか言えないけれども。
まず、女子は、なんといっても、日本の伊達公子がベスト8!!!
ワーイ、ワーイ、バンザーーーーーイ
この素晴らしい成績を作ってくれたことがメインかな。
本人は「ここまできたんだから、まだ上へ行けた」
なんて力強い、期待大のコメントをしてくれたのだけど、マレーバ姉さんに負けて、
マレーバは、スコバに負け、グラフ×スコバのファイナル。
この結果は悪いけど、あまりエキサイティングなゲームじゃなかった。
そう、セレスがまだ復帰ならず、欠場ということで、傷が傷だけに、まだ4ヶ月、もう4ヶ月。
大会関係者もファンも一日千秋の思いで彼女が完全な体調でコートに戻ってくる日を待っている。
ああ、ああ、なんて彼女がコートにいないと寂しく、退屈なんだろう
グラフだって同じ思いのはず。
グラフが本気を出して、100%、それ以上の力を出して戦うべき相手は、
デビューした瞬間からライバルだったセレス、ただ一人なのに!
今年いっぱいはどうしようもないとしても、とにかく、とにかく、
コートにあの強く可憐な天使が舞い戻ってくる日を信じて、
静かに回復を見守ることにしよう。
**********
男子は、いきなり初戦から上位シード選手が次々と敗れる波乱で始まった。
我らがアガシも、スウェーデンのニューフェイスに1回戦負け、
アメリカンヒーローのもう一人、クーリエも4回戦で、フランスの(名前忘れた。今年のファイナリストなのに)に敗れ、
残ったのは、その時、世界ランキング2位だったピート・サンプラス
■ピート・サンプラス×セドリック・ピオリーン(フランス)
トーナメント中、NO.1にまたカムバックして、本当にこの安定感には誰も太刀打ちできないビッグプレイヤーに成長し、
結局イージーゲーム、なんの心配もなく、言ってしまえば、あんましUSファイナルとしては盛り上がりの少ない
ワンサイドゲーム、6-4、6-4、6-3のストレートで、'90に次ぐ2度目の優勝。
それにしても、ウィンブルドンの時も思ったけど、彼の優勝シーンは、
淡々としながら、ガオーって仁王ポーズ、アレってとっても独特。
真っ先にコーチとガールフレンドのもとへ走っていって、'90の時よりは勝利を噛み締めていた感じ。
今年とても良かったのは、試合時間が2時間と短く終わっちゃったために、
放送時間がすっかり余っちゃって、US OPENの表彰式をほぼ全部流してくれたこと。
(どの大会でも滅多にこんな機会はないし、流しても映像だけで、アナウンサーがベラベラまとめちゃって、
当人たちの試合後スピーチなんて聞いちゃいないってパターンがいつもなのに)
「コーチとGFがサポートしてくれたおかげだ」等、スピーチもちゃんと聞けたのが嬉しかった。
ピートは、試合中はキューリでも、案外、人間味あるプレイヤーなのかもしれないっていうのが、
彼のコメントの端々に感じられ、とてもハートフルで、誠実さがあった。
2度目の優勝について
「'90の時はなにもかもが早すぎた。
その後、約1年間スランプがあって、テニスを1から見直すことができた。
今回、2度目優勝で、きっと家へ帰ってじっくりと味わうだろう」
優勝後インタビューで彼はうっすら涙ぐんでいたのがとても感動的で印象に残った。
女子ジュニアでは、日本選手がシングル、ダブルスともに準優勝。
当人のインタビューも流れたが、今どきのコって感じで、喋り方も若い。
日本選手も今の女子のレベルなら、なんとか追いついて、
世界と対等に張り合っていけそうな盛り上がりを見せているのが嬉しい。
男子は松岡修造しか頼みの綱が今のところいないし、世界の壁は、まさしく壁そのもので厚くて高いんだけど。
今回、小谷美可子さんがスタジアムからのコメントを受け持ってて、なかなかよかった。
これで1993年の4大大会も終わってしまった。