メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『のだめカンタービレ』(全23話)

2011-05-29 13:50:14 | マンガ&アニメ
『のだめカンタービレ』(全23話)
原作:二ノ宮知子 監督:カサヰケンイチ
2007年1月11日~放映

op theme:Allegro Cantabile 作詞・作曲・編曲 - 末光篤 / 歌 - SUEMITSU & THE SUEMITH

ed theme1:こんなに近くで... 作詞 - 六ツ見純代 / 作曲・編曲 - Ryosuke“Dr.R”Sakai / 歌 - Crystal Kay

ed theme2:Sagittarius 作詞・作曲・編曲 - 末光篤 / 歌 - SUEMITSU & THE NODAME ORCHESTRA

これがクラシックブームを再燃させた人気コミックのアニメ化か。
ドラマ化、映画化までされたのに一度も見たことがなかった
図書館仕事の時の同僚が面白いマンガのひとつとして挙げていて、
「別に恋愛云々はからめなくていいのに!」と怒っていたっけw

千秋先輩は飛行機×船恐怖症ってところが共感大。
ヒロインのだめは、超天然。こんなコが本当に身近にいたら、きっとイライラするだろうな
バイオリン弾きの峰、ティンパニー奏者の真澄(閉所恐怖症)、外国人指揮者シュトレーゼマンなどなど、どんどん仲間が増えていく。
こんな個性的なキャラみたく、横一列でない、個性を伸ばす教育がイイんだろうね。

▼disc 3-5
コンマス=コンサートマスター。一般には第1バイオリンが担当。
ラフマニノフ=ロシアの作曲家、ピアニスト、指揮者。
静止画と組み合わせて、演奏シーンの手元のアップは、楽器を本当に弾いてるかのような描き方/驚

プロの演奏家になるにも、やっぱり雇用口が少ないのは、一般企業と同じなんだね
千秋の両親は離婚していて、叔父に世話になっていることが判明。
チャプター画面のクマさんは・・・誰?って思ってたら、学祭でのだめが創ったマングースの着ぐるみだったw

毎話の予告編でのだめと千秋の超みじかい一発ギャグ?掛け合い漫才?が笑う。
あと、のだめの好きなアニメ「プリごろ太」(ドラえもんにソックリ)のゆるさも好きだし


▼disc 6-8
「完璧なリードなんて無いなんてよく言われるけど、 そういう意味じゃ不完全な楽器なんだ、オーボエって」(黒木くんのセリフ
オーボエはリードを手づくりしたりするんだ。
千秋の指揮のオケで演奏したブラームスに感動。のだめのコンクール課題のペトルーシュカもイイ。
1曲の中にいろんな物語が満載に詰まってるんだね/驚

のだめの懐中時計でカンタンに催眠にかかって、飛行機恐怖症を克服する千秋。
オケに触発されて、コンクールに出たのだめは、練習不足と、幼児期のスパルタ教育がトラウマとなり、本戦で失敗。
実家(福岡県)に帰って、しばらくほけ~っとするが、パリ留学を決心する。


さすがファン層厚いだけあって夢中で1シーズン見終わってしまった。
これ見たら、にわかクラシックファンになって、コンサートを見に行きたくなっちゃう気持ちが分かった(高額だけど・・・
それにしても、クラシックって芸術でありながら、楽譜にあくまで忠実に、
作曲家の作った音の世界をどこまで追体験できるかってところが勝負なのか?
しかも、どんなに練習しても上には上が果てしなくいる競争世界・・・ぜってームリだな、わたしには
そんながんじがらめのルールの中でも個性を表現して、自分を解放することは可能なのか?

とにかく、千秋とのだめはパリに飛ぶ。つづきも楽しみ


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