■『リアリズムの宿』(2003)
監督:山下敦弘 原作:つげ義春『リアリズムの宿』、『会津の釣り宿』
出演:山本浩司、長塚圭史、尾野真千子、サニー・フランシス、康すおん、山本剛史 ほか
音楽:くるり♪家出娘
つげ義春つながりで、原作を元に撮った映画を観てみた。
主演の1人山本浩司さんは、以前観た劇場版『イヌゴエ』で初めてみた俳優さん。
かなり活躍されてて、評価も高いらしいけど、なんとなく陰気で、地味なため、あまり俳優らしくない(ほかの出演作では違う面も観れるのかな?
▼story
自主制作映画の監督・木下と、脚本家・坪井は顔見知り程度で、共通の知人である俳優・船木に誘われ、
仕事の話も兼ねて寂れた町にやって来たが、肝心の船木が来ず、なんとなく2人で行動することに。
話題もなく、海をフラついていると、「泳いでたら全部盗まれた」と可愛い女子・敦子が加わる。
童貞の木下と、6年同棲してた彼女と別れたばかりの坪井は、敦子の出現でテンションが上がる。
ちょっとイイ宿に泊まったり、女湯に忍び込んだり、ゲーセンで遊んだり・・・のあと、
なぜか敦子はフラっとバスに乗って行ってしまった。
呆然として、持ち金も少ない2人は、喫茶店で会ったおじさんに「こいつんち泊まらせてもらえよ」と強引に金髪の兄ちゃん宅へ案内される。
家族が帰ってきて居づらくなり、1泊3000円の宿を紹介してもらうが、じいちゃんは寝たきり、父ちゃんは病気、
部屋も風呂場も恐ろしく汚いといった具合で、これが「ツイン」だと言われたことに笑ってしまう。。
年齢を聞いて、年下と分かるとなぜか急に安心した様子になる木下とか、
外国人に日本語で急に話しかけられて、焦って「パードン?」ってゆっちゃうとか、
日常の微妙なあるあるネタに思わず苦笑してしまう。途中、下呂るシーンが2回もあるのが閉口したが↓↓↓
「バカでも釣れる」ってゆわれて全く素人の2人は何もかからず、魚を5000円で買わされるが、
それが泊まる宿の主人だったとか、持ち込んだ酒を飲まれちゃうとかは漫画からそのまま使ってる。
漫画やエッセイで読むと「こんな宿もちょっと面白そう?」て思っても、実際泊まるとなると、
侘び寂びはいいけど、不潔なのは耐え難い これで1泊3000円ならカプセルホテルか、自宅にいたほうがマシだな。
舞台は鳥取になってるが、ロケは鰺ヶ沢という津軽の町らしい。一応観光地だろうに、今作で客足が減らないかしら?w
くるりの音楽が映画のザラついた違和感と、日本的な温泉旅館に馴染んでた。
特典:長塚圭史・山本浩司インタビュー、未公開映像、監督&脚本家オーディオコメンタリー、劇場予告、くるり「家出娘」バージョン予告
主演俳優2人の別撮りインタビューでは、撮影中のお互いの印象が分かって面白い。
長塚圭史が今作を「青春映画」てゆってたが、それはどうかとw 「何度も観れる」てタイプでもない気もするし。
いい意味でつげ義春ワールドが実写化されていうのが正直な感想w 本人はどう思っているだろうか。
監督:山下敦弘 原作:つげ義春『リアリズムの宿』、『会津の釣り宿』
出演:山本浩司、長塚圭史、尾野真千子、サニー・フランシス、康すおん、山本剛史 ほか
音楽:くるり♪家出娘
つげ義春つながりで、原作を元に撮った映画を観てみた。
主演の1人山本浩司さんは、以前観た劇場版『イヌゴエ』で初めてみた俳優さん。
かなり活躍されてて、評価も高いらしいけど、なんとなく陰気で、地味なため、あまり俳優らしくない(ほかの出演作では違う面も観れるのかな?
▼story
自主制作映画の監督・木下と、脚本家・坪井は顔見知り程度で、共通の知人である俳優・船木に誘われ、
仕事の話も兼ねて寂れた町にやって来たが、肝心の船木が来ず、なんとなく2人で行動することに。
話題もなく、海をフラついていると、「泳いでたら全部盗まれた」と可愛い女子・敦子が加わる。
童貞の木下と、6年同棲してた彼女と別れたばかりの坪井は、敦子の出現でテンションが上がる。
ちょっとイイ宿に泊まったり、女湯に忍び込んだり、ゲーセンで遊んだり・・・のあと、
なぜか敦子はフラっとバスに乗って行ってしまった。
呆然として、持ち金も少ない2人は、喫茶店で会ったおじさんに「こいつんち泊まらせてもらえよ」と強引に金髪の兄ちゃん宅へ案内される。
家族が帰ってきて居づらくなり、1泊3000円の宿を紹介してもらうが、じいちゃんは寝たきり、父ちゃんは病気、
部屋も風呂場も恐ろしく汚いといった具合で、これが「ツイン」だと言われたことに笑ってしまう。。
年齢を聞いて、年下と分かるとなぜか急に安心した様子になる木下とか、
外国人に日本語で急に話しかけられて、焦って「パードン?」ってゆっちゃうとか、
日常の微妙なあるあるネタに思わず苦笑してしまう。途中、下呂るシーンが2回もあるのが閉口したが↓↓↓
「バカでも釣れる」ってゆわれて全く素人の2人は何もかからず、魚を5000円で買わされるが、
それが泊まる宿の主人だったとか、持ち込んだ酒を飲まれちゃうとかは漫画からそのまま使ってる。
漫画やエッセイで読むと「こんな宿もちょっと面白そう?」て思っても、実際泊まるとなると、
侘び寂びはいいけど、不潔なのは耐え難い これで1泊3000円ならカプセルホテルか、自宅にいたほうがマシだな。
舞台は鳥取になってるが、ロケは鰺ヶ沢という津軽の町らしい。一応観光地だろうに、今作で客足が減らないかしら?w
くるりの音楽が映画のザラついた違和感と、日本的な温泉旅館に馴染んでた。
特典:長塚圭史・山本浩司インタビュー、未公開映像、監督&脚本家オーディオコメンタリー、劇場予告、くるり「家出娘」バージョン予告
主演俳優2人の別撮りインタビューでは、撮影中のお互いの印象が分かって面白い。
長塚圭史が今作を「青春映画」てゆってたが、それはどうかとw 「何度も観れる」てタイプでもない気もするし。
いい意味でつげ義春ワールドが実写化されていうのが正直な感想w 本人はどう思っているだろうか。