古いノートからの映画感想メモ転記シリーズw
毎回10本ずつ紹介してゆきます。
若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
■『背信の日々』(1988)
最近観るビデオの中で、なんだか必ず黒人とユダヤ人の問題と、元ベトナム軍人が出てくる。
今まではそれほどとも思わなかったが、そうとうアメリカに深い傷を残しているといえる。
そして、どうやら外国中がまだなお真珠湾攻撃を覚えていて、日本を嫌い、笑い、憎んでいるようだ。
■『ブルースが聞こえる』(1988)
思ったよりトゥーシィー軍曹(C.ウォーケン)の出番が長いので驚いた。
書く時と自分に対して正直であろうとする気持ちとは一体何だろうか。
「書くからには真実だと信じ込ませる力がある」
「どちらかの味方につき、どちらかを敵に回すべきだ。君はいつも中立に立って眺めているだけだ。
作家志望だったら行動に出るべきだよ」
脳に入った弾丸のおかげで退役となる軍曹の裏返しの淋しさ。
「オレのような軍隊でも嫌われた奴でも、きっといなくなれば、なんだか寂しい気がすると思うだろうよ」
「みんな若かったということだけだ。トゥーシィー軍曹でさえも若かったということだけ」
■『ビギナーズ』(1986)
出演:デビッド・ボウイ ほか
ボウイは、手口は汚いが、夢を売って儲けた青年実業家という役でちょっと出ている。
彼の歌う曲が入っているのには感動する(『ラビリンス』のように)が、
スターを目指す若いカップルが、ヒットラーの黒人追放と、
ボウイのスラム街に建築する計画のためにメチャメチャになり、
一応最後は無理やりまとめてある感じ。
■『モダーンズ』
出演:ジョン・ローン ほか
妻役の女優がセクシーさを頂点まで極めようとしてか、喋る時や息をするごとに
口をクチャクチャ鳴らすのが始終気になった。
ジョン・ローンの変態的な役もあまり好きになれなかったが、ラストに現れたのはどういう意味だったのか?
作品中ずっと覆いかぶさるような古臭さがイライラさせた。
絵画におけるモダーンさであって、けして現代の感覚ではない。
芸術と生活の堕落とは切り離さなければならない。
■『The dogs of wars~戦争の犬たち』
出演:C.ウォーケン ほか
なんとか戦争帰りのウォーケンが、ある男にキンバ帝国の偵察を頼まれ、
野鳥写真家として潜り込むがバレてリンチを受け、国外追放される。
ある男は、粒揃いのウォーケンたちにキンバ帝国破壊を頼み、
成し遂げるが、ウォーケンは次の大統領は死んだと見せかけ、
4年も捕虜の、医師として働いていた男をたてて去る。
ウォーケンがまだ妙に若かった頃で、なぜこの作品に出ようとしたのかよく分からない。
意味がいまいち理解できない映画だった。
■『ビバリーヒルズコップ2』
出演:エディ・マーフィ ほか
テレビの連ドラ向き。エディの個性はあの笑顔と話術に尽きる。
話術にしても普段からあんなにベラベラと喋りまくれる人じゃないだろうから、
セリフ作りは大変じゃないかしら?それともアドリブかな?
■『哀しみのラストダンス』
出演:マイケル・ビーン ほか
思いきりスカされたかなって感じ。展開するかといつまで待っても、
最後まで起承転結の展開を迎えないまま、なんとなく終わってしまう映画を作る監督さんは、
一体何を考えているのか疑いたくなる。
音楽担当がこれまた中途半端な曲をあてている。
マイケル・ビーンは最初の1シーン以降ずっと化け物メイクでぼーっとしている役。
戦争で幸せな夫婦にも溝が出来ると言いたかったのかな?
■『愛は沈黙をこえて』
両親は耳も口も不自由だが、娘と弟は健康なある家族のストーリー。
弟がテラスから落ちたことさえ分からない両親。
10歳たらずで弟の葬式やら、棺おけのサイズまで言わなければならなかった長女。
彼女が結婚する相手を見つけ、新しい家族ともなかなかスムースにいかない。
娘役の女優が素人っぽくて素敵。
■『魔鬼雨』(1975)
後味が最高に悪い。
(このひと言コメントって・・・オカルト映画も大好きだったから期待ハズレでガッカリしたのか?
■『類猿人ターザン』(1981)
(コメントなし。でもニコニコマークだ
以前も書いたけど、昔のほうがずっとシニカルだよね、書き方も
今なら、まあ、ブログってゆう、大勢が読む媒体ってことで、
ある程度は気を遣って書いている部分もあるけど、
B級映画はB級なりに、それぞれ長所と短所があって、
今は、なるべく「良かった部分」を捉えて書くように心がけている。
実際、自己表現に「良い」「悪い」はないわけだし、
捉え方は人それぞれで、その人にとって「面白かった」か「面白くなかった」かってだけだ。
今観たら、昔とまったく違った見方が出来るかとも思うし。
わたしの文体も長い年月をかけて徐々に変わっていったということだな(しみじみ
毎回10本ずつ紹介してゆきます。
若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
■『背信の日々』(1988)
最近観るビデオの中で、なんだか必ず黒人とユダヤ人の問題と、元ベトナム軍人が出てくる。
今まではそれほどとも思わなかったが、そうとうアメリカに深い傷を残しているといえる。
そして、どうやら外国中がまだなお真珠湾攻撃を覚えていて、日本を嫌い、笑い、憎んでいるようだ。
■『ブルースが聞こえる』(1988)
思ったよりトゥーシィー軍曹(C.ウォーケン)の出番が長いので驚いた。
書く時と自分に対して正直であろうとする気持ちとは一体何だろうか。
「書くからには真実だと信じ込ませる力がある」
「どちらかの味方につき、どちらかを敵に回すべきだ。君はいつも中立に立って眺めているだけだ。
作家志望だったら行動に出るべきだよ」
脳に入った弾丸のおかげで退役となる軍曹の裏返しの淋しさ。
「オレのような軍隊でも嫌われた奴でも、きっといなくなれば、なんだか寂しい気がすると思うだろうよ」
「みんな若かったということだけだ。トゥーシィー軍曹でさえも若かったということだけ」
■『ビギナーズ』(1986)
出演:デビッド・ボウイ ほか
ボウイは、手口は汚いが、夢を売って儲けた青年実業家という役でちょっと出ている。
彼の歌う曲が入っているのには感動する(『ラビリンス』のように)が、
スターを目指す若いカップルが、ヒットラーの黒人追放と、
ボウイのスラム街に建築する計画のためにメチャメチャになり、
一応最後は無理やりまとめてある感じ。
■『モダーンズ』
出演:ジョン・ローン ほか
妻役の女優がセクシーさを頂点まで極めようとしてか、喋る時や息をするごとに
口をクチャクチャ鳴らすのが始終気になった。
ジョン・ローンの変態的な役もあまり好きになれなかったが、ラストに現れたのはどういう意味だったのか?
作品中ずっと覆いかぶさるような古臭さがイライラさせた。
絵画におけるモダーンさであって、けして現代の感覚ではない。
芸術と生活の堕落とは切り離さなければならない。
■『The dogs of wars~戦争の犬たち』
出演:C.ウォーケン ほか
なんとか戦争帰りのウォーケンが、ある男にキンバ帝国の偵察を頼まれ、
野鳥写真家として潜り込むがバレてリンチを受け、国外追放される。
ある男は、粒揃いのウォーケンたちにキンバ帝国破壊を頼み、
成し遂げるが、ウォーケンは次の大統領は死んだと見せかけ、
4年も捕虜の、医師として働いていた男をたてて去る。
ウォーケンがまだ妙に若かった頃で、なぜこの作品に出ようとしたのかよく分からない。
意味がいまいち理解できない映画だった。
■『ビバリーヒルズコップ2』
出演:エディ・マーフィ ほか
テレビの連ドラ向き。エディの個性はあの笑顔と話術に尽きる。
話術にしても普段からあんなにベラベラと喋りまくれる人じゃないだろうから、
セリフ作りは大変じゃないかしら?それともアドリブかな?
■『哀しみのラストダンス』
出演:マイケル・ビーン ほか
思いきりスカされたかなって感じ。展開するかといつまで待っても、
最後まで起承転結の展開を迎えないまま、なんとなく終わってしまう映画を作る監督さんは、
一体何を考えているのか疑いたくなる。
音楽担当がこれまた中途半端な曲をあてている。
マイケル・ビーンは最初の1シーン以降ずっと化け物メイクでぼーっとしている役。
戦争で幸せな夫婦にも溝が出来ると言いたかったのかな?
■『愛は沈黙をこえて』
両親は耳も口も不自由だが、娘と弟は健康なある家族のストーリー。
弟がテラスから落ちたことさえ分からない両親。
10歳たらずで弟の葬式やら、棺おけのサイズまで言わなければならなかった長女。
彼女が結婚する相手を見つけ、新しい家族ともなかなかスムースにいかない。
娘役の女優が素人っぽくて素敵。
■『魔鬼雨』(1975)
後味が最高に悪い。
(このひと言コメントって・・・オカルト映画も大好きだったから期待ハズレでガッカリしたのか?
■『類猿人ターザン』(1981)
(コメントなし。でもニコニコマークだ
以前も書いたけど、昔のほうがずっとシニカルだよね、書き方も
今なら、まあ、ブログってゆう、大勢が読む媒体ってことで、
ある程度は気を遣って書いている部分もあるけど、
B級映画はB級なりに、それぞれ長所と短所があって、
今は、なるべく「良かった部分」を捉えて書くように心がけている。
実際、自己表現に「良い」「悪い」はないわけだし、
捉え方は人それぞれで、その人にとって「面白かった」か「面白くなかった」かってだけだ。
今観たら、昔とまったく違った見方が出来るかとも思うし。
わたしの文体も長い年月をかけて徐々に変わっていったということだな(しみじみ