メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

名主の滝公園×消防博物館

2012-11-16 18:30:34 | 町歩き
今日も晴れ。家でウダウダしようか迷ったけど、力を奮い起こして準備した。

名主の滝公園
「若大将のゆうゆう散歩」で紹介されていたので気になって行ってみた♪

南北線の王子駅から出るとすぐにプラネタリウムがある「北とぴあ」があるんだ!驚
一応6Fまでのぼってみたら、プラネは日曜のみみたい。



公園まで歩いていくと途中に「王子稲荷神社」があったので寄ってみる。
鳥居は保育園とつながっているせいか閉鎖されていたので裏口?から入って参拝。
あ、駅前の王子神社も寄ればよかった。なんだか前回行ったような気がしたんだよね



立派な門の名主の滝公園に入って期待大だったんだけど、横に細長い迷路みたいな感じで、
水がどこも涸れている。。看板を見たらどれも「故障中」のお詫びが書かれてあった。
故障って・・・自然じゃないのがバレバレやん

なんだか一気にテンションが下がったけど、とりあえず一周してみたら、
石畳に瓦が混ざっていたり、かなりの急勾配の坂が多くて、お年寄りや障害者には厳しいな
でも無料開放だから学生やおじさんも多くて、平日でも休憩所や途中でよくすれ違う。

線路が近いから京浜東北線の電車が通るのがチラッと見えた。
木々にはたくさんの鳥が住んでいる様子。
坂を登ったら、一番上は他人の家???
久々庭園のベンチでおにぎりランチ 蚊のシーズンもやっと去ってくれたようでひと安心。

でも、あんまり長居したくなるような魅力が感じられなかったのは、
水が涸れていたせい? それとも冬枯れの木々のせい?


まだ時間があったから、以前どこかでもらったチラシで面白そうな予感がしたのでこちらに移動。



消防博物館
屋上にヘリコプターがあるのが見えて、実際使う用なのかと思っていたら展示用だった/驚
入り口で観覧のバッチをつけて入館する。上から順番に見ていくのがよいとのこと。

10階の展望休憩室は、簡易な机と椅子があって、まあまあな眺め。
6F~B1F(2F除く)が展示室。

6Fの映像コーナーでは3.11の際の原発のレスキュー隊を指揮した方の体験談が流れていた。

5Fは「江戸の火消し」ゾーン。

江戸三大大火の一つといわれる「目黒行人坂火事」(明和の大火)をジオラマとともに人形浄瑠璃で見せるコーナーは面白い。
江戸時代のメインは「破壊消火」。家ごと壊されるって悲しいね
纏(まとい)持ちは、若くて組一番の美男子が選ばれたそうな

4F「消防の変遷」ゾーンでは、明治~大正、昭和にかけての展示。
明治時代は、木造からレンガ建築へ移るとともに、
腕用ポンプ馬牽き蒸気ポンプガソリンポンプ梯子自動車へと消火が電気化され、
電話火災報知器火災専用回線112119へと通報の仕組みもスピーディになった
キッカケのひとつが「関東大震災」。これを教訓として海外から次々と消防自動車を輸入
第二次大戦の空襲時にも様々な工夫がされた。

3F「現代の消防」ゾーンでは、実際、隣家から火事が出て、
通報消防車が来て鎮火するまでを自動で動く模型で説明していく。

ショーが終わった後、消防車やはしご車、救急車たちがゆったりと戻る様子が可愛かった
日本橋白木屋における日本初の高層ビル火災で梯子車が届かなかったことを教訓にして10階建てまで伸びるはしご車を導入。

タッチパネルによる、火事、雷、地震、津波などの災害の映像もあって、
耐震構造じゃない建物が大地震で崩れてゆく実験映像は恐すぎる
フシギな球体の中を覗くと、火の性質を説明する映像が見れて、バックドラフト現象もよく分かる。
あと、家の中で実際起こった幼児の事故を紹介しているコーナーもためになる。

子どもは立体的な感覚が未発達だから、高層マンションの窓には登れるような箱等を置かないこと。
「高所平気症」ってゆうんだって/驚 わたしと真逆だ・・・


あちこちに運転席に座れるような消防車やヘリが展示されているんだけど、
1F、B1Fは、実際使われてきた馬牽き蒸気ポンプやヘリ、消防自動車がたくさん展示されていて、
子ども連れのママが何組も来ていて、子どもたちが「ブーブー♪」て言いながら喜んでいた

ショップには、「けむりフード」や乾パンなどの防災グッズも売っていて、思わず真剣に見てしまったが何も買わず。
乾パンって美味しいのかなあ???一度食べてみよう。

想像していた通り、見応えのある消防の歴史と、防災についていろいろ学べるよい博物館でした~。

その他の写真はフォトチャンネル一覧でどうぞ~!
チャンネル「ch 145074」の「gg01~gg27」までです。


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