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『マンガ ギリシア神話1 神々と世界の誕生』(中央公論新社)

2016-11-12 10:31:37 | マンガ&アニメ
『マンガ ギリシア神話1 神々と世界の誕生』(中央公論新社)
里中満智子/著 初版1999年 1400円

※2002.1~のノートよりメモを抜粋しました。
「マンガ感想メモリスト2」カテゴリーに追加しました。


ギリシア神話
クレタ島周辺に住む先住民と、紀元前2000年頃侵略してきたインド・ヨーロッパ系の人々の間で形成された神話・伝説の総称
口頭口伝により、つじつまの合わないズレもある

前8C 天才詩人ホメロス作『オデュッセイア』は、ヨーロッパ最古の文学作品
同時代 ヘシオドスの『神統記』も神話を記した
日本の神話をつづった『古事記』に通じる物語もある


あらすじ(ネタバレ注意




「カオス(混沌)」から「エロス(愛)」、「ガイア(大地)」などが生まれ
ガイアは自ら「ウラノス(天空)」と「ポントス(海)」を生んだ

ガイアとウラノスは、「クロノス(大地および農耕の神)」らを恨んだ
醜い子を地へ追いやった憎しみで、母はクロノスに父の性器を切らせ
海から美の女神「アフロディテ(ヴィーナス)」ができる

クロノスは、自分の子の脅威から子を飲みつづけ、妻は洞窟で「ゼウス」をこっそり産み、
成長した子らは、父を追いやり、オリュンポスに住んだ

ゼウスは勢力(精力?)拡大のため、次々と神を生ませ、
「ヘラ(結婚の神・ジューンブライド)」と結婚してからも浮気は止まらない

ゼウスの頭から出た「アテネ(知恵と戦いの神)」

「プロメテウス」は土と水から人(男)を創り、ゼウスが生命を吹き込んだ

クロノスの指揮で「ティタン族」とゼウスらで争いとなり、ゼウスは勝って、天地の支配者となる

力もちの「アトラス」は天(地球)を支える罰を受ける

「ポセイドン」は海、ハデスは「冥界」をおさめる

ゼウスと「レト」の間に生まれた「アポロン(理性の光・太陽)」と
「アルテミス(究極の純潔・月・狩り)」の双子は神々の誇りとなる

アトラスの娘「マイア」の子「ヘルメス(旅行)」は、アポロンに琴をプレゼントして
眠りをコントロールする杖と、生死の世界を自由に行き来する能力をもらう

ヒトから災いのもととなる火をとりあげたゼウスに逆らい、
火をとりもどしたプロメテウスは、毎日、鷲に肝臓を食べられる罰を受ける

ゼウスは女を創らせ、ヘルメスは嘘と誤魔化しをプレゼントし、
プロメテウスの弟「エピメテウス」の妻となり、
「開けてはいけない」と渡された「パンドラの箱(つぼ)」からは
「嫉妬、病、死、恨み、盗み、裏切り、不安、争い、後悔、殺意、不満、貧」などが出てきて、
最後に「希望」が出る

エピメテウスは舟をつくり、ゼウスの洪水から逃れて再びヒトをつくる


(もうこの時点で名前がごっちゃごちゃ 2016



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