メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

notes and movies(2000.9~ part4)

2014-01-01 10:10:25 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part3からのつづきで、このルーズリーフのラスト。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『アンドリューNDR114』(1999)
監督:クリス・コロンバス 出演: ロビン・ウィリアムズ、サム・ニール ほか
ロボットを通して人間性を描く。機械と人間の違いは?
万能で耐久性は永遠なのがロボット。限りなく人間に近づけることが人間の夢だったのに、
痛みと感情、五感を備えてなお、老いて死ぬことが人間だという結論が皮肉でもあり、感動でもある。
いつもは表情豊かでじっとしていないロビンが、感情を極限に抑えての名演w
人が夢に描くなら、きっとこんな未来ももうすぐそこに来ているのだろう。

永遠に生きる、若く、病のない人生がいつの世も人の夢。
人工臓器、医学の発達で寿命は延び、整形手術である程度の維持はできても、
老いと寿命をまっとうすることこそ摂理、限りある命でどう生きるかが大事なことに変わりはない。
ロボットに魂が宿るなら、死後2人が再会することも可能。
偶然の欠陥商品ではなく無から命を創ることができるだろうか?


『渡辺プロ ライヴスペシャル』(2000)
出演:パラシュート部隊、18KIN、いつもここから、シャカ、やるせなす、
アクシャン、ビビる、ピーピングトム、TIM、ネプチューン ほか

ピーピングトム:「6時頃行きます」「野口五郎?」て使えるw
シャカ:ストーカーのハットリ君w
ビビる:結構まともにコントやれるんだ 大木って妙なエネルギーに満ちてるw
ネプチューン:人情話からミュージックステーションの曲で唐突に終わる。
なんてこたないんだけどドラマが完成してて笑いもあって、ある意味絶妙なチームだよな、やっぱ。

あと誰がどれやったか記憶が曖昧。毎年夏にやる恒例ライヴ。生で見たらどんな感じだろ。


『ダブル・ジョパディー』(1999)
監督:ブルース・ベレスフォード 出演:アシュレイ・ジャッド、 トミー・リー・ジョーンズ ほか
これ観て旦那を殺したくなった妻が増えるんじゃなかろーか
証拠不十分だからか夫殺しの服役に6年は短い気がする。うち半分で仮釈だし。
日本でも飲酒運転で事故死させた男の刑が軽すぎると問題になったが、
アメリカの陪審員制度、弁護士の質等も問われているようだ。
刑務所内の時間経過はかなり違うのだろうか? ジョーンズは『逃亡者』を髣髴とさせる。
一度当たると同じような役が大量にくるんだろうね。
“同じ役はやらない”ってポリシーもハリウッドでは通用しないらしい。

AとTがいい仲になるとかでお茶を濁していないところが安心した。
6年で出てくる妻と再会しないと思ってる男がバカすぎないかな?
これだけ保険金詐欺で捕まる人がいるのに、敢えてやる人がまだいるんだから気が知れない。
いくらアメリカ広しといえど名を変えた程度じゃ、インタネの情報検索で見つかっちゃう時代だからね。


『WATANABE SHOWKAI』
出演:ピーピングトム、ビビる、アクシャン ほか

ピーピングトム:ダンサーと本格的なダンスあり! ギンちゃんは前見たのとちょっと違ってた。
ビビる:またかけあい漫才が見れるのかと思ったら、いつものスタイルだった
アクシャン:この真面目な役やる人のキャラ好きだな~w

渡辺プロはほんと、ネプチューン筆頭にいい人材がいっぱいいる。
ビデオも豊富だし、ライヴもさかんみたいだし。
それぞれキャラの違う魅力が楽しめて、新しい笑いの形、新鮮な驚きもある。


『MONTY PYTHON'S FLYING CIRCUS FIRST SERIES VOLUME ONE』(1999)

ついに全シリーズ網羅したビデオが出たか
今までご愛顧の1~8巻(あれ?13だっけ?)のシリーズも、ノッてた第2シーズンの
ピックアップが主だと知ったのは『モンティ・パイソン大全』を読んで。
第1、4シーズンに隠された珠玉のコントの数々。
今回は1泊で返すけど、今シリーズも長年に渡って穴があくほど楽しみたい。
見れば見るほど奥の深い?ギャグの真髄が味わえる。記念すべき第1~4回まで!

全スケッチ内容は『大全』に細かくあるから繰り返さないけど、改めてMP熱が再燃。
J.クリーズがまた映画に顔を出してて元気な姿に安心
でもエリックは? マイケルは? テリーは? '99の30周年には皆集まったのだろーか?

今作で今までピックアップでしか見れなかった全つなぎも含めた当時放映そのままの姿が見れて感謝感激。
ポリドール、ユニヴァーサル・ミュージックその他、企画者、販売に関係した人々はエライっ

ちなみに私のお気に入りは「三ツ星レストラン」。
急に頭突きを食らわす牧師のカートゥーンでも爆笑。
いつもながらジョーンズの脱ぎっぷりに感服。
美女に顔を舐められたり、腕にキスしたりとエリックと美女の絡みシーンにも注目
最初からエンジン全開! やりたい放題パワー炸裂。



『グリーン・マイル』(1999)

原作:スティーヴン・キング 監督:フランク・ダラボン 出演:トム・ハンクス ほか
お楽しみは後にとっておくほうなんだけど、新年特番、休み最後の締めくくりってことで開封。
それがフシギと号泣しない、静かな感動だった。原作を読むべきかも。
死刑囚の映画は『デッドマンズ・ウォーキング』『ラストダンス』といろいろあったが、キングのSF的要素が強く出てる。

死には死で償うという死刑制度が果して被害者の家族らの心の痛みを少しでも軽くするのか?
今日も増える一方のレイプや殺人等の凄惨な犯罪は愛憎劇から、そして突然変異のごとく生まれて、
死の直前に悔いて罪は本当に購われたと言えるのか? さまざまな問いが浮かぶ。

「自分の仕事のためだと神に申し立てしなきゃならない」
「私はもう生きていたくない。毎日悲惨な犯罪が起こって耐えられない」

「愛する者の死を見てきた。これがJを死なせた罪の報いなんだ。自分のグリーンマイルがどこまで続くのか・・・」

時に生き続けることが苦しみとなり、罪悪感を背負って生きることが罪の償いとなる。
「少年更生院で犯罪は若いうちに抑えられると知った」
自由の裏の犯罪大国アメリカの影も見える。日本がそこに追いつくのも遠くない。
そこに奇跡を起こす救世主はいるだろうか?





【読書感想メモ】
「Peanuts Essence 7 もっともっと」チャールズ・M・シュルツ著、谷川俊太郎訳
「Peanuts Essence 6 いいことがある」
「Peanuts Essence 4 そうだよ。」
「Peanuts Essence 9 はじめよう」
「Peanuts Essence 11 こんなもの!?」
「スヌーピーののんきな日曜日」
「ドクター・スヌーピーの犬の気持ちがわかる本」ドクター・スヌーピー著 チャールズ・M・シュルツ絵
「いいことから始めよう スヌーピーと仲間たちからの生きるヒント」Abraham J.twerski著

「葉っぱのフレディ」レオ・バスカーリア著
「素敵な女の子になるヒント 美人案内講座」島村洋子著
「自分を好きになる本」パット・パルマー著
「クマのプーさんえほん全15巻」A.A.ミルン著
「話を聞かない男、地図が読めない女~男脳・女脳が「謎」を解く」Allan & Barbara Pease著

「おとなになる本」パット・パルマー著
「科学のアルバム69 ネコのくらし」吉野信著・写真
「ポーのクリスマス」野村辰寿著
「へびとりのうた」東君平/絵・文
「おじいちゃんに再会 GARFIELD」JIM DAVIS著

「セサミストリート マペットの自己紹介」日本放送出版協会
「マンガ学」Scott Mccloud著
「ジェントルマン・ジム」Raymond Briggs著
「愛犬と暮らす365日のしあわせ」Suzy Becker著
「小径の向こうの家 母ターシャ・テューダーの生き方」ベサニー・テューダー著

「アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語 MAUSⅡ」art spiegelman著
「All about Dick Bruna」講談社
「天地創造 男の創造」ジャン・エッフェル著
「タシールエニット博物館」池田あきこ著
「世界の自然詩人のうた 野のしらべ」編・絵/葉祥明



【イベントメモ】
「ディズニー・ワールド」、「ユニヴァーサル・スタジオ」@オーランド 2000.9.19-25
「国立科学博物館」@上野
「サルティンバンコ2000」@原宿
寄席「朝日名人会 第14回」@有楽町朝日ホール
高尾山、川越



コメント    この記事についてブログを書く
« 謹賀新年 | トップ | notes and movies(2000.9~ ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。