■『小学館版 少年少女 学習まんが 日本の歴史5 貴族のさかえ』
著者名:監修/児玉幸多 まんが/あおむら純
<登場人物>
●平将門:関東に独立国を作り、自ら新皇を名乗り都の脅威となり滅ぼされる。
●藤原道長:娘を何人も天皇の妃にし、藤原氏の全盛時代を築く。
●清少納言:一条天皇の中宮定子に仕え、随筆『枕草子』を書く。
●紫式部:一条天皇の中宮彰子(道長の娘)に仕え、『源氏物語』を書く。
●白河天皇:上皇となり、初めて院政を始める。院の警護のため武士の力を利用する。「賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」と述べたという。
唐風から国風文化を生み出し、十二単を着たり、かな文字で日記を書いたりした平安時代の人々の暮らしがいろいろ載ってる。
仏教の力は次第に衰え「末法の世」といわれ、みんなは阿弥陀如来にすがった。
(教えが正しく守られる「正法」→形式だけになる「像法」→教えが衰え、天災や戦乱が起こる「末法」)
■NHKスペシャル 文明の道 仏教飛翔の地
図書館にあるVHS は大体教育ものが多い。普段レンタル屋では借りないから新鮮。
今作は、インドで生まれた仏教がどのようにして世界宗教にまで発展したか、そのルーツがまとまっていて面白い。
出家して、食事は托鉢のみ、山奥で厳しい修行を積まないと会得できないという宗教だった仏教。
偶像を作ることも戒律によって禁止されていたが、数々の遺跡から民衆の心を捉える教えに変遷する様子が分かってきた。
ビックリしたのは、遺跡の中に仏像の左右にギリシャ彫刻(アレクサンドロス大王とヘラクレス)が一緒に刻まれているもの/驚
支配を広げながらギリシャ人を置いて文明を築いていったアレクサンドロス大王はガンダーラにも足を延ばしていた。
シルクロードの中間点を支配したのは当時有力だった遊牧民族の「クシャン族」。
巨万の富を手にしながら、信仰していた「ゾロアスター教」の死後世界(死んだら神様の裁きでその後が決まる)に不安を感じていた。
彼らの心を捉えるため、仏教は次第に「仏にすがれば誰でも極楽浄土へ行ける」という身近なものに変貌していった。
火と偶像を崇拝するゾロアスター教の影響を受けて、次々と仏像が作られ、経典も伝わり、壁画にも残されている。
それが遠い島国、日本・奈良に伝わって広まったってゆうのもスゴイなあ!
東大寺二月堂の「お水取り」の行事や「火祭り」も、火を崇めるゾロアスター教の名残りだと紹介されてた。
棒?の先につけた火の玉を振って、大量の火の粉を浴びて煩悩を払う、大迫力なイベント!(火事にならないの?!
それにしても好きな研究のためとはいえ、遠い異国の地で20年間も遺跡発掘したり、
その後の研究をコツコツやり続けているってすごいなあ!
2000年近くも昔に造ったストゥーパや、描がれた壁画、書かれた経典が21世紀までちゃんと残ってるのがスゴイ!!!
▼photo:
薬師寺の薬師如来。人の心身の病を救い、病気に応じて薬を与え、健康を維持してくれる応病与薬の仏で、医王如来とも呼ばれる。
カラダの悪いところが全部スッキリと治るおクスリください。。
著者名:監修/児玉幸多 まんが/あおむら純
<登場人物>
●平将門:関東に独立国を作り、自ら新皇を名乗り都の脅威となり滅ぼされる。
●藤原道長:娘を何人も天皇の妃にし、藤原氏の全盛時代を築く。
●清少納言:一条天皇の中宮定子に仕え、随筆『枕草子』を書く。
●紫式部:一条天皇の中宮彰子(道長の娘)に仕え、『源氏物語』を書く。
●白河天皇:上皇となり、初めて院政を始める。院の警護のため武士の力を利用する。「賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」と述べたという。
唐風から国風文化を生み出し、十二単を着たり、かな文字で日記を書いたりした平安時代の人々の暮らしがいろいろ載ってる。
仏教の力は次第に衰え「末法の世」といわれ、みんなは阿弥陀如来にすがった。
(教えが正しく守られる「正法」→形式だけになる「像法」→教えが衰え、天災や戦乱が起こる「末法」)
■NHKスペシャル 文明の道 仏教飛翔の地
図書館にあるVHS は大体教育ものが多い。普段レンタル屋では借りないから新鮮。
今作は、インドで生まれた仏教がどのようにして世界宗教にまで発展したか、そのルーツがまとまっていて面白い。
出家して、食事は托鉢のみ、山奥で厳しい修行を積まないと会得できないという宗教だった仏教。
偶像を作ることも戒律によって禁止されていたが、数々の遺跡から民衆の心を捉える教えに変遷する様子が分かってきた。
ビックリしたのは、遺跡の中に仏像の左右にギリシャ彫刻(アレクサンドロス大王とヘラクレス)が一緒に刻まれているもの/驚
支配を広げながらギリシャ人を置いて文明を築いていったアレクサンドロス大王はガンダーラにも足を延ばしていた。
シルクロードの中間点を支配したのは当時有力だった遊牧民族の「クシャン族」。
巨万の富を手にしながら、信仰していた「ゾロアスター教」の死後世界(死んだら神様の裁きでその後が決まる)に不安を感じていた。
彼らの心を捉えるため、仏教は次第に「仏にすがれば誰でも極楽浄土へ行ける」という身近なものに変貌していった。
火と偶像を崇拝するゾロアスター教の影響を受けて、次々と仏像が作られ、経典も伝わり、壁画にも残されている。
それが遠い島国、日本・奈良に伝わって広まったってゆうのもスゴイなあ!
東大寺二月堂の「お水取り」の行事や「火祭り」も、火を崇めるゾロアスター教の名残りだと紹介されてた。
棒?の先につけた火の玉を振って、大量の火の粉を浴びて煩悩を払う、大迫力なイベント!(火事にならないの?!
それにしても好きな研究のためとはいえ、遠い異国の地で20年間も遺跡発掘したり、
その後の研究をコツコツやり続けているってすごいなあ!
2000年近くも昔に造ったストゥーパや、描がれた壁画、書かれた経典が21世紀までちゃんと残ってるのがスゴイ!!!
▼photo:
薬師寺の薬師如来。人の心身の病を救い、病気に応じて薬を与え、健康を維持してくれる応病与薬の仏で、医王如来とも呼ばれる。
カラダの悪いところが全部スッキリと治るおクスリください。。
春休みに実家に戻っていて、地元の仏像屋(?)でバイトしていた時期がありました。
詳しくはまた日記にでも描きますが、設置された仏像に装飾をしているときに、薬師如来のはずがどうやっても手に薬壷が入らないことがありました。
社長に「どうも設計図と違うようですが・・・」というと、そのバチ当たり社長は
「手を削ればええやん」だと!
結局は設置間違いだったのですが、千手観音の腕が一本取れているのを発見して報告すると、
「そんなん見たやつも分からん分からん」ですと。
そんなこんなで薬師如来や千手観音を見ると、ついあのバイトを思い出しますが、よくあんな罰当たりな会社が仏像屋やっていたなぁ。
でも、アジアン雑貨屋さんとかにもちっちゃなレプリカがあるくらいだから、商業的に作ってる会社もあるんでしょうね!
今なら女性客の目も肥えているから、ちょっとした間違いでもクレームがきたりして(^o^;)
そんな商魂逞しいおっちゃんほど真っ先に救われる対象かもしれないですよv