太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

りんご+ピーナツバター

2016-07-11 20:47:06 | 食べ物とか
ピーナツバターは、ハワイに住むようになって身近になった食べ物の一つである。

日本にも昔からピーナツバターはある。

小学校の給食のパンについてきたのも、いちごジャムか、ピーナツバターだった。

でも一般家庭に必ずピーナツバターがあったかというと、そうではないと思うし、

ピーナツバターを使った市販のお菓子も、あまりなかったと思う。


ところが、アメリカはピーナツバターが大好きだ。

ピーナツバター味のアイスクリーム、クッキー、チョコとピーナツバターのコンビのお菓子「リセス」は

息の長い人気商品である。

子供のランチボックスには、ピーナツバターを塗ったパンとリンゴというのが定番らしいし、

夫の父も、ランチのときや簡単に済ませたい夕食のときに、ピーナツバターを塗ったパンを食べる。



私もピーナツバターは好きだ。

中でも1番好きな食べ方は、リンゴに付けて食べる

最初にそれを聞いたときは、「げ」と思った。

合うわけがないと思ったし、試してみる気もなかった。

ところが、美味しいピーナツバターに出会って、ふと思い出してやってみたら、ハマった。



ピーナツバターといっても、安いものを買うと、ものすごく甘い。

それこそ、給食についてきたのは、もっとも安価な、ほとんどが砂糖のような代物であろう。

しかし、思い切りジャンクなものも、体によさそうなものも両極端に取り揃えているアメリカでは、

ちゃんと代価を払えば、いいものが手に入る。

買う時に、リーディンググラスを持っていって、ラベルをしっかりと読む。

ピーナツバターだけで、10種類以上あり、

それに加えて、カシューナッツバター、アーモンドバター、ひまわりの種バター、まだまだある。

この国の人は、ナッツをペースト状にするのが好きとみた。


材料に、砂糖が入っているものはやめる。

砂糖がいっさい入っていなくて、ピーナツがオーガニックなら尚よし。

蓋を開けてみて、オイルとピーナツペーストが分かれていたら、もっとよし。

しっかり混ざっているものは、トランスなんとかという(覚えきれない悲しさ)添加物が入っているらしい。

10センチぐらいの高さの容器入りで、1000円するかしないかぐらい。

どこのスーパーにもあるような安いものは300円ぐらいだから、それに比べれば高価だけれど、

食べてみれば、その味に納得する。

1度に大量消費するものでもなし、このぐらいの贅沢はよしとする。



りんごとピーナツバターの話をしたら、友人が、どんな味かと聞く。

それは、どんなって・・・・

りんごにピーナツバターを塗った味としかいいようがない。

それでもいうなら、しゃきしゃきとしたリンゴの甘みと酸味に、ピーナツバターの柔らかい風味が

絶妙にマッチする。

砂糖なしのピーナツバターを見つけたら、ぜひ試してみる価値はある。






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