大禿山、城山、端岡山 おおかむろやま、しろやま?、はしおかやま
標高 176.3m、215m、83.3m
山行日 2020年12月22日
登山口(起点) 國分八幡宮
駐車場 同上
トイレ 同上
水場 なし
メンバー ピオーネ、むらくも
妻の父が入院したので里山の麓にあるあちこちの神社へお参りをしてきた。
その後の義父は妻が病院へ行くと、すぐに腰が痛いだのあーだこーだ
と賑わしく、そして家に帰りたいという。
義父は認知症を患っているのですが、連れ合いは覚えてなくとも
娘のことはしっかり認識しているようで、つぶらな瞳で妻に訴える。
うーむむ、義父はとりあえず元気になった。
お参りのご利益ありです。
というわけで義父にはさらに元気になってもらうために
昨日の今日だが再び神社へお参りに行くことにした。
今度は国分寺町にある國分八幡宮と盆栽神社へ。
たくさんの神様にお願いするのがわたくしめの務め。
國分八幡宮は大禿山の南麓にあり、本殿の右サイドには鳥居があって
そこをくぐって山頂へ。
山頂には水分社があるのでそこにもお参りをしよう。
そして城山にも登り、下山後に近くにある盆栽神社へお参りして、
ぐるっと回って鳥居をくぐり端岡山へ登ることにした。
端岡山の山頂にも小さな社がある。
ということで、昨日に続いて今日も
妻と二人で大禿山ー城山ー端岡山を周回することにしました。
「おおかむろやま」と読むこの里山は標高わずかに176.3mで
登山口は國分八幡宮本殿の右脇奥にある縁切塚や磐座のさらに奥
の鳥居から山頂へと延びていて、15分ほどで四等三角点・國分や
天水分神と國水分神が祀られている水分社のある山頂に立つことが出来る。
山頂は広めで景色良く、ほぼ360度の展望が得られる。
下りは北北東への踏み跡を辿るが、途中にちょっとした岩場があって
そこには古いクーラーボックスが転がっていて、中には石ころがぎっしり詰め込まれていた。
下りきると車道に飛び出るので、左に行くと猪尻山登山口もしくは
五色台への遍路道に行くことが出来る。
右に折れ車道をしばらくモソモソ歩くと城山の登山口です。
城山の読みが「しろやま」なのか「きやま」なのか
はたまた「じょうやま」なのかわたしにはわかっていません。
大禿山ー城山ー端岡山を周回するきっかけはこの城山で、
最近、少しだけ山城に興味を持っているので地図を眺めていて
この山が目に止まりました。
登山口はこの山の南西側にあり簡易コンクリートの施された
ところですが、入り口には赤テープが木に括り付けられているだけなので
注意が必要です。
踏み跡もはっきりせず、ところどころにあるテープが頼りなのですが
途中竪堀かと思ってしまうような自然の溝様のものがあって
そこを右手に越えあとはほぼ山頂までの急斜面を直登することになる。
斜面は石ころだらけだし落ち葉が積もっている時期には
滑りやすく要注意。
山頂手前には石組みの上に建てられた社があって、
そこから少し上へ行くと山頂に着く。
傍らの木には山頂標識が括り付けられていた。
復路は往路を下る。
下山口の少し下には盆栽神社が建てられていた。
城山を下山後、妻は讃岐国分尼寺跡に寄りたいという。
それは端岡山への途中の車道沿いの法華寺境内にあった。
頭を丸めて尼さんになるつもりだろうか?
近くの小学校からはたくさんの子どもさんたちが賑やかに下校していた。
登山口は民家の間にあり、簡易コンクリート舗装の急な道を上ってゆくと
途中にそれぞれ二つの朽ちかけた木の鳥居がある。
ひと登りで平らな山頂に到着。
四等三角点・橋岡山(端岡山の端ではなく橋)が埋設されていて、小さな社がある。
國分八幡宮へは社の裏から延びる破線の道を辿るようになるが
途中、並木道風の細い道を通過し、如意林寺公園の上に出る。
大禿山の裾の道を西に辿ると起点の八幡宮に帰着する。
八幡宮ではすっかり初詣の準備が整っていました。
駐車のお礼も兼ねてお参りし帰路に就く。
<タイム>3:15
<距離>5.6km
<上り>366m
<下り>357m
<コース>國分八幡宮ー大禿山ー城山ー盆栽神社ー法華寺ー端岡山ー國分八幡宮