むらくも

四国の山歩き

一ノ森・剣山・次郎笈(その2 キレンゲショウマ咲く行場へ)

2009-08-11 | 剣山系

つるの舞岩場からの展望はガスで見えなかったが、なんとなくなぜ「つるの舞」なのか納得。納得した理由①岩が白っぽくて鶴が羽を広げた形に見えなくはない。②岩場の右後方にも薄い踏み跡があって下側に見える展望所へ行けるが歩いて行くには危なっかしい。鶴だと華麗に舞い降りることが出来るかな。勝手に考えてみたが、どうだろう?こじつけ過ぎ…(^^;)

廻りには、高さ1mあるかないかの木に鮮やかな赤い実がなってた。黄色い花も咲いてたが、名前が分からない。



ホソバシュロソウ、コカラマツ。つるの舞を離れ、行場への道に戻り、再び歩き出す。



ミヤマハコベ?ウツボグサ



イワアカバナ、クルマムグラ?



ミゾホウズキ、ギンバイソウ



凛として気高い月光の花、この花は霊験な岩のある行場によく似合っているように思う。主人公、珠子のモデルとなった方はいまどうされているのだろう、お元気にされているだろうか。そんな取留めもないことをつい考えてしまう。



1996年に徳島新聞に連載されたこの小説には、キレンゲショウマはお盆前(8月10日過ぎ頃)でないと咲かないと記述されている。今日は8月8日、すでに3分から4分咲きだ。気候が当時と比べて著しく変化していることが分かる。



足元にはすでに開花後の花弁が少し散っているが、蕾はまだたくさんあるのでお盆までは大丈夫かな。土曜日にも拘わらず行場を歩く人は少ない。わたしたちと単独男性、そして携帯カメラで写真を撮られてるご夫婦の5人だけだ。ゆっくりカメラを構えることが出来た。ネットの傍にはキツリフネが咲いている。



シシウド?それともツルギハナウド?道中ところどころに咲いていたが見分けがつかない。これはレイジンソウ…かな。次の目的の穴吹川源流を経て一ノ森へ向かうことにした。



続く
その1
その2
その3
その4

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