むらくも

四国の山歩き

青ノ塔~夏切山…徳島県

2012-06-13 | その他<徳島の山>

青ノ塔、夏切山          あおのとう、なつきりやま



登山日              2012年6月10日
標高               1433.5m、143?m
登山口              上那賀町上用知
駐車場              なし(林道路肩)
トイレ              なし
水場               なし

メンバー             ピオーネ、むらくも




徳島県の清流那賀川は東海岸、阿南を流れ、瀬戸内ではあるが地理的にも気候上も太平洋の紀伊水道へと注ぎこんでいる。那賀川は、那賀町の長安貯水池辺りで二つに別れ、北方向の坂州木頭川となる。

長安貯水池からもう一方の那賀川本流はさらに西へ、そして高ノ瀬峡へと繋がり、その渓谷の奥にあるジロウギュウの南面で消える。
源流碑が剣山スーパー林道の剣山トンネル西側広場から800mほど下に建立されていて、ときおり四季美谷温泉などで源流コンサートが開催され、この日ばかりは深まる秋の山に歌声が木霊するらしい。

那賀川本流と坂州木頭川の間には東西に高く聳えた山々が連なっている。
4月の末に行った六郎山、さらにその西への主稜線には平家平や権田山などがあり、やがて新九郎山などを経て高ノ瀬峡谷へと落ち込む。
青ノ塔はそんな奥深い山の一つで、六郎山から平家平への稜線の丁度真ん中辺りに位置していて、お天気に恵まれれば、平家平が指呼の間に見え、南にはまだこれから登りたいと思っている高知の山々が遠望できるかもしれない。



青ノ塔は山と渓谷社の分県登山ガイドに載っていて、登山口とルートも概ね把握できた。
展望が得られる個所も標高1300m付近にある大岩と書かれている。
しかし、少し北東方向へ足を延ばせば夏切山(等高線1430m付近)という展望の好い峰があって、尾根の踏み跡も明瞭で時間的にも問題なく歩けるようだ。
さらに六郎山寄りの東には三角点・夏切(標高1354.5m)という峰があって、こちらと混同しそうな峰がある。

妻と一緒に行くことにした。
ガイドブックには急登の山と書かれている。
三角点・夏切からあわよくば六郎山へも繋いでみたいと思わぬこともなかったが、止めにした。
足をいたわり、大岩や山頂でのんびりと寝転がるのもよし。

四国は梅雨入りした。
しかし、運良く今日は梅雨の晴れ間だ。
4時起床。
空はもう明るい。
いつものようにわんちゃんと散歩、この時刻にもうリュックをかついだお遍路さんが歩いている。
餌と水をやって、けむくるようにして出発。
観音寺・大野原ICから自動車道に乗って、朝食のパンを囓りながら南国ICで降り、物部川を沿うようにして走る国道195号線。
途中、アンパンマンミュージアムのある道の駅近くのコンビニで昼弁を仕入れる。

対岸に点在する美しい集落を眺めながら、大栃を過ぎ、そして別府峡温泉をも通りすぎる。
やがて、石立山登山口、高ノ瀬峡への入口、湯桶丸、平家平、鰻轟山へのそれぞれの入口を見送って、白石トンネルを過ぎてちょいのところで工場のような建物(丹生谷環境衛生組合)の間を左折、林谷神社からさらに奥へ。
コンクリートの橋があって、奥にまだ建てて年数の浅い新しい民家があるところで駐車。
橋の手前の登山口(幹に赤ペンキの矢印と赤テープ)には軽トラが止まっていた。

民家の方に駐車のお断りをと思ったが、人の気配はない。
準備をしてテープに導かれるようにして杉落ち葉のザレた斜面を登っていく。




ほんの少しで登山道に合流。
道にはキツネノテブクロがあちこちに咲いている。
白い花はヤマゴボウ、ヤマゴボウはいろいろあるようで、ヨウシュヤマゴボウ、そしてこちらは中国原産のヤマゴボウのようです。
日本産の山ごぼうは天ぷらなどにして食べられますが、中国原産のヤマゴボウもヨウシュヤマゴボウもどちらも有毒。




妻が叫びました。
ピンクの可愛い花「ツナモリソウ」
うん?
なんだかツナの盛りソバみたいな名前だな。
わたしは初めて見る花、忘れてはいけないので手帳にメモしたとたん妻が訂正「イナモリソウ」でした。
花は着けていないものが多かったが、小さな葉が道いっぱいに広がっていた。

小さな尾根に乗った。
赤いテープがこれでもかと巻き付けられている。
迷い易い場所のようだ。
右折し尾根道を追う。




杉の幹に大書された「大坂」の字。
坂の字が間違ってるよ。
阪じゃないの?
そういえば昔大阪は大坂と書いたらしい。
うん?うん???
オオボケをカマしてしまった、オオボケじゃないオオバカだ。
どうやらここから延々と急登が続くようで、ガイドブックによるとここは未だ序の口、上にはさらに急登が待ち構えているらしい。

真東に開けた。
見えている尾根は坂州木頭川と那賀川の間で挟まれるようにして派生している尾根のようだ。
この尾根の向こう側が六郎山への登山口のある井堀で、さらにその北東には大用知の集落がある。




鞍部に差し掛かった。
左へ薄い踏み跡が続いている。
これがビキ石を経て青ノ峠へ行く道だろうか。
今日は青ノ峠へ行く予定はなく、夏切山でピストン、そのまま尾根道を直進。
ところどころに大岩があり、急登が続く。




汗が噴きだし半袖一枚。
渓谷に流れる沢水の音が聞こえてくる。
ところどころに咲くヤマツツジに目を奪われた。
「わたしとどっちが綺麗?」
前を歩く妻が愚かな質問をぶつけてくる。
「おまはんは白雪姫の醜いばあさんかい、おうおう、世界一綺麗じゃ」
ヤケクソだ。




目の前に大岩が現れた。
シャクナゲの木がいっぱい生えている。
これがあの展望の好い岩場かな?
と思ったが時刻はまだ9:20、腕に着けている高度計を眺めたところ1000m地点。
ここはどこ?
岩の真下に到達したがテープは左にも右にもありコマッタ。
左に巻いてみた。
歩きよい尾根道が続いている。
やや、待てよ、どうも方向が違う。
首にぶら下げたコンパスを見ると尾根道の方向は真南へ向いている。
元へ引き返し、岩を右に巻いた。

そこからはまたまた急登になった。
妻のお尻が顔にくっつきそうになる。
「あんまりへばりつかんとって!」
一喝された。
「わし、痴漢かい!」
笹を摑みながら体を持ち上げる。

それにしてもあの南への尾根道は、どこへいく道なんだろう?
中谷への道にしても少し方向が南に向きすぎているような感じだったが。
ひょっとすると三角点773.1mを経て、小見野々ダムもしくは下用知へと下るルートがあるのかな?

終わりかけのギンリョウソウが咲いていた。




キバナツクバネウツギ

形が可愛くて白い花、フウリンウメモドキかとも思ったが、ちょっと違うような???
妻に訊いたが答えが返ってこなかった。
返事があったとしても、それはあれ、そらほらなに…。
分かりよい。

それにしてももう標高1300mに達している。
この辺りに展望の好い大岩があるとガイドブックの地図には記されているが、通り過ぎたのかな?
それらしいのが右手にあったのだが、先の尖った岩だったし、そこへの踏み跡もなくヤブいてたし…?




高度計を見詰めながら急斜面を登る。
1350、1370、1390、目の前に大岩が見えた♪
え~っ!1400mじゃん?
青ノ塔標高は1433.5m、すでに山頂直下だ。
ガイドブック間違ってるぞ!
それとも先ほどの尖った岩場がそうだったのだろか、帰りに確かめてみよう。
リュックを降ろして、岩場の先端へ。

ひょー!気持ちいい。




右に平家平、ぼたもち山、特徴のある山姥岳。
ぼたもち山の奥に見えているのは勘場山のようです。

 


高知の山並みがズズズ~イと。
鰻轟、湯桶、陣吉…、室戸と太平洋が見えているような気がしたが、それはなんぼなんでもな~。




左手に形のいい尖った峰が見えたが山名は分からない。
地図の位置からするとたぶん946m峰だろう。




涼しい風をうけて、しばらく大岩からの展望を楽しんだあと、青ノ塔山頂へ。
5分で着いた。
ガイドブックに書かれている展望のある大岩からは急斜面を登って15分で山頂とあった。
やはり異なる大岩だ。

山頂からは北方向に開けていて、高城山のレーダードームが見えている。




その隣には樫戸丸。
尾根を東から北東へと回り込むようにして歩く。
笹枯れが目立つ、以前に新九郎山から不入山の稜線を歩いたがあの稜線や砥石権現の稜線とよく似ている。




30分弱で夏切山に到着。
時刻は丁度12時、ここでお昼とした。
虫もおらず、風も冷たくて気持ちがいい。
シートを広げてお昼寝。
登りでたっぷり妻のお尻をイヤでも見てしまったが、ここでもわたしの頭の上にはヤツの大きなお尻が、なんかイヤな感じ、ケツに敷かれるバカ亭主の図。

時間が雲の流れに合わせるかのように、静かにゆっくりと過ぎていく。

もう来ることもないかな?
名残り惜しみつつ夏切山を振り返りながら帰路に着く。




一の森~天神丸~樫戸丸




もう一度山頂直下の大岩に寄って、絶景を楽しむ。
眼下には林谷の集落の白く光る屋根が見え、さらにその南には小見野々ダムの湖面と青い橋が見えていた。




笹を摑みながら急斜面を下って、標高1300m付近にあった尖った岩場へ寄り、這い上がってみた。
登山道から岩を見ると大岩には見えなかったが、登ってみると目の前にも落ち込んだ岩があって、なるほど大岩だわ。
ここからの展望もなかなかいい、しかし、ちょっと足元悪く危なっかしい岩だ。

いままでの登山道からは見えなかった六郎山の頂が、ちょっこし山の蔭から覗いている。




ドウダンツツジ
美味しいコーヒーを飲んで、再び急斜面を下る。




鞍部に着いて、「大坂」を下って、小尾根の分岐を左折。




朝取り付いた登山口方向ではなく沢のほうに直進すると、そこにはキツネノテブクロの群生。
沢を渡って…。




民家の横に降り立つ。

下山後、青ノ塔とあわよくば夏切山の稜線を撮りたいと思い、岩場から見えていた林谷集落へ寄ることを考えていた。ど忘れするのは得意中の得意、林谷を過ぎて下用知に下りたところでやっと思い出す始末。
もう一個所、大岩から見えていた小見野々ダムに架かる海川口橋へ寄ってみた。




湖面の上方奥にそれらしい尾根が、しかし、目が悪いこともあって、岩場は視認できない。
左奥の一番高いところが青ノ塔、そのすぐ右が夏切山、ググ~ッと右に下ってちょこんと三角頭が六郎山。
生憎の風で湖面にはその嫋やかな稜線はぼんやりとしか写っていなかった。

いつになるか分からないが、平家平から青ノ塔、もしくは山姥岳への周回をやってみたいものだ。




上用知登山口8:10-小尾根8:26-鞍部分岐8:53-10:58頂上直下大岩(標高1400m付近)11:30-青ノ塔11:35-12:00夏切山12:52-青ノ塔13:17-13:25頂上直下大岩13:39-13:51下部大岩(標高1300m付近)-鞍部分岐14:43-小尾根15:06-15:19登山口


※地図上左クリック→グーグルマップへ移動            

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107 コメント

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ごじゃはげ (坊主)
2012-06-14 17:42:56
こんばんは

写真を見る限りではなかなかよさそうな山ですね、遠いのが難点ですが。
人工林の様子からすると夏切山東の1354.5三角点手前のピークから南に回り込み、1008Pの東側を通って上用知に下った方が楽かもしれませんね。

苗の生育が遅れ田植えが来週になったため山へ。
カレンダーを見ると今日は仏滅。六曜は順番に回ってくるので意味はないとはいうもののいやな予感をおぼえながら出発。
山で暮らす覚悟はできてないので滝下の天狗塚はパスして、坊主谷を詰めて国見山へ行く計画でした。
祖谷渓温泉南の橋付近について位置確認のためGPSを起動するものの緯度経度とも5秒以上の誤差で川の対岸にいることになっているでは。
取り付きの道はすぐに見つかり下っていくと橋が見えてきました。
んが、あるのは吊橋のワイヤーのみ。
徒渉せざるをえなくなったものの「えりまき○ーちゃん」の出番は到底ない状態で、覚悟を決めてはだしになり、膝までつかりながらじゃぶじゃぶ。
対岸にしっかりした道はあったものの、確認を怠り、1200.3△の東に続く崖マークの支谷へ迷い込み、気づいてガックシ。
ここですっかり意気消沈。
もと来た道を引き返しましたとさ。

坊主谷付近は破線の道を含め岩だらけでたまに中津山見える程度しか展望はありませんが、なかなかよい雰囲気でした。
お疲れさんでした (むらくも)
2012-06-14 21:49:48
今日は暑かったでしょう、熱中症にならんかった?
そうか、坊主さんは鍛えられてるから大丈夫や、この程度で熱中症になってたら、田圃なんかできへんわな。
ブログ間違ってるところがあるので、後ほどちょいと訂正します。
もともとピストンしか考えてなかったのでその尾根はまったくみてませんでした。
ですが頂上直下の大岩から左尾根を眺めたとき、目の前にはロープがなければ下りられそうもない岩棚があったり、そうとうな急斜面でした。
1008mの東側も地図で見る限り相当な斜面のようで、ちょっと苦労しそうですね。
撤退覚悟で行くとしたら、反時計回りのほうがいいと思います。

やっぱり、坊主谷には縁がありましたか。
それにしても相当な崖マーク、しかも延々と続いてるじゃありませんか。
ひょっとして仙人さんが呼んでたんじゃないですか?
わしと交替してここの山の主になれっていうお告げですわ。
これは近いですぞ。
中々楽をさせてくれまへんわ (エントツ山)
2012-06-15 23:20:31
むらくもさん  今晩は

しばらくお休みの後又精力的にろくでもない場所を歩かれてますね
坊主さんも輪をかけて相変わらずろくでもない場所を徘徊されてます
我々は要するにろくでなしって事でせうか

サラリーマン生活の最後の1年は窓際族として優雅に送る計画でございましたが、風雲急を告げ老体にムチ打つ日々に変わりました ツライ~

グランマー啓子さん所の書き込みで笑っちゃいました。M.iyaさんは苦言をし甲斐がある掲示板にしかるべき注文をする訳で、ああ言えばこう言うウザイ我々の所には間違っても顔を出しませんわ

樫尾阿佐尻山、弘瀬山はいいヒントをくれました
あそこからぐる~~とテント持って小檜曽山~土佐矢筈~綱附森~天狗塚~牛の背~亀尻峠~阿佐の周回ですよ

テント泊はなにも北アルプスだけでやるものでは無いって退職後のテーマが出来ました

天狗塚~牛の背の北面はやめときましょや

エントツ山
こらえてくで~ (坊主)
2012-06-16 09:12:06
いやじゃ、いやじゃ
仙人なんぞになりとうないわ
とんでもないとこ徘徊して、
家にはきれいなねーちゃんはべらして酒池肉林の生活するんじゃ~~

おっとその前に田植えしとかないかなんだわ。

エントツ山さんお久しぶりです。
今回の件はなんか誤解からスタートしているような気がしています。
登山者=悪ですべてを片付けようとするのは得策ではないし、無理があるとおもうんですがねえ。
周回、おもしろそうですが、牛の背から亀尻峠も立入禁止と言われているのでは?

そんなことより、つむじかぜさんがブログで河又登山口の手前で車が通れなくなっているとレポされてますが、ご存じですか?
お勤めお疲れ様です (むらくも)
2012-06-16 21:49:44
そういえば昔、越路吹雪のろくでなしっていう歌がありましたね~。
しかし、他人をじゃなくて自分をろくでなしと言い切れる人ってのはいいですね。
おれはろくでなしだよってかみさんに言い訳しながら、一生懸命に子ども女房のために苦労がみえないように黙って働いて、夜になるとグビッと一杯だけっていうのいいよね、男冥利に尽きるわ。
でも働けるっていうことはある意味幸せなのかもね。
リタイアしたら思いっきり羽を伸ばして人生をとことん楽しんでさくださいよ。

テント泊いいですね~、山の醍醐味です。
昔は剣山の西島駅下とか、石鎚山の夜明峠付近のキャンプ場でたくさんの若者たちがテントを張って夜遅くまでキャンプファイヤーを囲んで騒いでたんですが、いつのまにか見かけなくなりましたね。
でもここんとこ若者たちが山の魅力に気がつきだしたようでなんとなく増えて来てるし、そのうち四国でも日帰りだけでなくテント泊登山が見直されるようになるときが来ると思います。

四国にはそういう素晴らしいロング周回コース候補地が他にもいくつかあるんじゃないかな、こういうの全国に発信したいですよね。
おらが四国の山はときめくようないい山がたくさんあるぞいと胸を張って言えるんじゃないかと…。
雨雨降れ降れ~もっと降れ~ (むらくも)
2012-06-16 22:00:24
きれいなねーちゃん?
酒池肉林?
そりゃ無理ジャワ。
お風呂全体が酒っていうのも無理や、それだけで酔うわ。
肉林なんてねもってのほかよ、妄想狂もいいとこだわ。
坊主さんは若いのでお任せします。
わたしゃせめても焼き肉ね、それも牛のヒレかロースよ、これこれ、これを串で林立させて、これを片っ端から食べながらグビッといきたい。
左手にちめたいビール、右手でガバッと摑んだ牛串、グビグビアヘアヘ~って!イヒヒヒ

そうよ、変な妄想などしないで、カエルと一緒に田圃で遊んでな。

今回の件、ちょっとばかし残念ですね。
目の前の現象ばかりに囚われるあまりに、「人」を大切にしてないというか、まったく見ないで攻撃を何度も繰り返してますわ。
本当に残念。
もう少し話し合うというか、大切にして欲しいですね。

ひょ~!
東赤石登山口の河又林道が通行止め、雨に弱いとこなんや、以前にも長い期間通れなかったことがあったような?

今年の梅雨、どうよ、長梅雨になりそう?
台風一過 (アンジーパパ)
2012-06-19 21:34:30
むらくもさん、今晩は。
他県の様子はまだわかりませんが、少なくとも香川では大きな被害も出ず、まずは良かったですね。
次は5号に又狙われているようで、今週はじたばたせずに、頭を冷やしなさい。ということでしょうか。
例の一件、しばらく頭から離れませんね。
しかし、四国の山を愛する方々のご意見、うれしい限りです。
むらくもさんも少し溜飲を下げたのでは?

明日からまた雨 (むらくも)
2012-06-20 21:36:45
アンジーパパさん、こんばんは

今日一日ちょい晴れ間が出ましたね。
明日からまた雨ですが、週末はお天気好さそうであちこちと山にも行けそうですよ。

あの一件はますます寂しさと虚しさが募ってます。
わたしもとてもえらそうには言えない人間ですが、誰しも始めから100%の完璧人間なんていませんよね。
長い人生の中で勉強しながら、また経験も積み重ねながら、知識も習得し、少しずつよりましな人間に成長していくもんだと思ってます。
それは年齢に関係なく死ぬまでの勉強ですよ。
人を批判してばかりでは物事は解決しない。それこそ人の心を捉えて変えていくしかない。
それには人を信頼して大切にしないといけないと思ってるんですが、今回の件ではそういうのがないですよ。
自然を傷つけないで大切にしようと思ったら人も傷つけないよう大切にしないと。

グランマーさんがせっかく「千年の森シンポジウム」を提案してそういう場を作ってみてはと要ってくださってるんですが、いまのところ音沙汰なしですね。
このままだと人を排除して自然は少しは良くなるかもしれませんが、人の心は排除された時のままで進歩なしですよ。
いつかまた来た道、もとの木阿弥ですね。
失礼しました (アンジパパ)
2012-06-20 23:25:30
むらくもさん、今晩は。
実は溜飲が下がった?と書いた後、少々違うな。と思い直していたんです。失礼しました。
彼のブログも読みました。純粋だけれどもなぜか視野を狭くしてしまっているなと。
人間のすることに完全はあり得ません。おっしゃる通りです。どんな意見にも少しは分かってあげたい部分は有るんです。
スッキリ受け入れられるかどうかだけです。
彼はあまりにも短兵急にことを運びすぎたんだと思います。それがやり方なのかもしれませんが。
不特定多数の人を納得させるのには、明らかなエビデンスと正しい方法を用いなければいけないということが欠けていたようです。
手順もしかりです。
人間(これが結構やっかいなのですが)あっての自然。自然をめでる人がいなくて何が自然でしょうか。
盗掘、遭難騒ぎ、HPを開いている方々はもっともそこから遠い方々なのですがねー。
悪い輩はのほほんとしてるはずです。
ながくなるので、この辺で。
明日からの低気圧、雨が多くなければいいのですが。台風4号で藤之石辺り、相当降っていたようですね。寒風山は大丈夫でしょうか。
迷走 (むらくも)
2012-06-21 20:40:24
よく降りますね~、早明浦ダムはすでに100%、あっという間の満水、60%で取水制限なんていってた時点でおおよそ1億トン、今日の夕方には1億8千万トンに達したらしいです。
これから明日にかけてまだ降り続くといってますから、ものすごい降水量ですね。
この様子だと崖崩れも心配ですし、道路もひょっとするとあちこちで寸断してるところが出てきてるかも分かりません。
いまのところ徳島県の道路状況しか把握できていませんが、貞光からの438号線や高知から徳島へ抜ける195号線で四つ足トンネルあたりで通行止めになってる模様です。
でかけるときは道路情報を確認してからにしたほうがよいようです。

さーて、気を取り直して、土・日はどこへ行きましょうか。
道の心配がないところ、登山道も少々の雨でもしっかりしてるところ、あれ?アンジーパパさんは寒風山ですか?
東赤石山ではタカネバラなどがそろそろの時期かな~などと思っていますが、沢や道の状態はどうなんでしょうね。
それとも、海外へ脱出っていう手もありますね。
迷うわ~。

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