みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

私/私たち

2021年06月18日 16時00分00秒 | みう・つれづれ


 

私は時々、私が私個人という命ではなく

「私たち」という命の一部、細胞の一つのように感じることがある。

そういう時、私にとって私個人の命の重さは軽くなるように思う。

そもそも命は朽ちて当たり前だし、

「私たち」という生命体にとって、代謝は必要で、

かさぶたがはがれ、毛が抜けるように、私という細胞も執着なくハラリと去るべきかと思うことがある。

しかし、私が私個人を軽んじようとするとき、私は私以外の個人をも軽んじてしまいそうである。

あなたも私もただの細胞。

そう勘違いしてしまいそうになる。


「世のため、人のため」と「全体主義」の違いを見失いそうになっている気がして怖い。

「一人はみんなのために」という言葉が力を持つのは

「みんなは一人のために」という言葉が実態をもって存在しているときだけのはずである。


頭がよい人/頭がよくて優しい人

2021年06月06日 13時47分00秒 | みう・つれづれ




自分が「頭いいなぁ〜」って思う人は、大体2パターンに分かれる。

一つは既存のシステムの中で、その仕組みを最大限に活かしたり、乗っかったり、発展させたりして、大きな成果を出す人。

もう一つは既存のシステムそのものを疑ってかかる人。

きっと前者の方がスマートに見えて、お金を稼いで、色んな人から憧れられたりしてる人が多いんだと思う。

けど、その既存のシステムがそもそも善きシステムかどうか検討してから乗っかってるのか、怪しく感じることもある。

少しくらい不恰好でも、捻くれ者に見えても、その検討を怠らず、より善いシステムを探したり構築したりしようとする人の方が素敵だなって思う。