みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

私/私たち

2021年06月18日 16時00分00秒 | みう・つれづれ


 

私は時々、私が私個人という命ではなく

「私たち」という命の一部、細胞の一つのように感じることがある。

そういう時、私にとって私個人の命の重さは軽くなるように思う。

そもそも命は朽ちて当たり前だし、

「私たち」という生命体にとって、代謝は必要で、

かさぶたがはがれ、毛が抜けるように、私という細胞も執着なくハラリと去るべきかと思うことがある。

しかし、私が私個人を軽んじようとするとき、私は私以外の個人をも軽んじてしまいそうである。

あなたも私もただの細胞。

そう勘違いしてしまいそうになる。


「世のため、人のため」と「全体主義」の違いを見失いそうになっている気がして怖い。

「一人はみんなのために」という言葉が力を持つのは

「みんなは一人のために」という言葉が実態をもって存在しているときだけのはずである。


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