不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

章魚庵つれづれ通信

日ぐらし硯に向かひて、遊墨三昧、遊印三昧??

外郎売り11~12

2020年10月23日 | 切り絵とイラスト

外郎売り11

向の胡麻殻は荏(え)の胡麻殻か真
胡麻殻か、あれこそ本の真胡麻
殻。がらぴいがらぴい風車。
おきゃがれ、おきゃ
がれ。昨夜もこ
ぼして、又こぼした。
たあぷぽぽ、たあぷぽぽ、
ちりから、ちりから、つったっぽ。たぽ
たぽ、干蛸落たら煮て食を。

外郎売り12

煮ても焼いても食わ
れぬ物は、五徳、
鉄弓、金熊童子に、
石熊、石持、虎熊、虎鱚。
中にも東寺の羅生門には、
茨木童子が、うで栗五
合、掴んでおむしゃる。かの
頼光の膝元去らず。鮒、
金柑、椎茸、定めて後段な、

気がつけば2020年もあと2ヶ月と少し。
外郎売り作り始めたのが去年の7月でした。
こればかりやってた訳じゃ無いけど。
この2枚を含めてあと5枚です。
文字だけでは飽きて続かないと思ったので
イラスト付けましたがこれが意外と面倒で……。
11は干蛸と言う文字からそのまま干しタコを
12は源頼光と茨木童子(酒呑童子の子分)。

コロナにも負けずインフルにも負けず
GO TOトラベルもGO TOイートにも行かず
いつもだらだらと過ごしている
そういうモノにワタシハ………。(T_T)
そんな感じで2020年も過ぎていくのです。

45年前バンコクのスケッチから。
運河のあたりをぶらぶらして描いた記憶が。

コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外郎売り第9と第10

2020年10月07日 | 写真と切り絵

外郎売り9

一寸のお小仏に蹴躓(けつまず)きゃるな。
細溝に泥鰌(どじょ)にょろり。京の生鱈、
奈良、生学(まな)鰹、ちょと四五貫目。
お茶立ちょ、茶立ちょ、ちゃっ
と立ちょ、茶立ちょ。青竹
茶筅(ちゃせん)でお茶ちゃと立ちゃ。
来るわ来るわ何が来る、高野の
山のおこけら小僧、狸百疋、箸
百膳、天目百杯、棒八百本。

外郎売り10

武具馬具、武具馬具、
三武具馬具、合わせて
武具馬具六武具馬具。
菊栗、菊栗、三菊栗、合
わせて菊栗六菊栗。麦ごみ、麦ご
み、三麦ごみ、合わせて麦ごみ
六麦ごみ。あの長押(なげし)の
長薙刀は、誰が長薙刀なた
ぞ。

★外郎売りも第9第10というところまで来ました
ここまで来るとあと5枚ぐらいで収まるかな?
といったところです
このあたり早口言葉の言葉遊びになってます
そう言えばブグバグブグバグというのはこんな字であったかと
チョット感心してしまいました

大体一行彫るのが約30分と言ったところです。漢字が多いとイヤです
だとすると約4時間半で1枚完成するはずですが、そんなに根性続きません

ところで世の中脱ハンコだそうです。
ハンコ好きの章魚庵としてはどうもそんなに
嫌わなくともとか思ってしまうのですが……

はんこ屋さんも困ってます。
ハンコ文化までは否定しませんがとか言うけど
文化じゃメシは食えん!という
はんこ屋さんの言い分もよく分かります

ハンコと言えば最近お辞儀ハンコというのをききました。
くっだらねぇ!こんなこと真面目にやってる?とか思いましたが
こんな感じでしょうか?

 

 

コメント (23)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする