章魚庵つれづれ通信

日ぐらし硯に向かひて、遊墨三昧、遊印三昧??

ヤヴォルの教会(ポーランド)

2018年10月29日 | スケッチ

「ヤヴォルの教会を見に行きませんか」とW君が言うのでした。
「世界遺産ですよ」とか言うので行く事にしました。
ヤヴォルはブロツワフから50㎞ポーランド南部の小さな街です。

赤いベンツのミニバスは田舎道をぶっ飛ばすのでした。
緑の丘陵地帯を越えて着いたヤヴォルの街は小さな街で
「ホントに世界遺産?」そんな感じで
世界遺産的雰囲気がまるで無い街なのでした。
(日本だと土産物屋が並ぶところでしょうが)
目的は世界遺産の教会なのですが。やはりここも静か。
入口らしい扉を見つけたのに閉まってます。建物を
一回りしても入口はココだけらしい。
しばらくうろうろしていたらとお姉さんが開けてくれたのでした。
中は薄暗く広い。まわりを旧約聖書とか新約聖書とかの
場面を描いたらしい絵がずらりと三段に掛り壮観!
残念なことに遠くてよく見えん!

教会の小さな売店で絵はがきを買ったのでした。

中央広場にあった塔のある建物も描いてみました。

コメント (11)
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木喰展

2018年10月17日 | イラストと写真

山梨の身延で、生誕300年「木喰展」を見てきました。
木喰さんは凄い坊さんなのでした。22才で得度し
56才から日本全国を巡り61才で仏像を彫り始め
80才で一千体90才で二千体を誓願するわけです。
実際93歳まで1000体ぐらい作ったらしく現在700体ぐらい残ってるそう。
80才代90才代で作ったもの!これが良いんですねぇすごく。
このエネルギーはどこからかと思ってしまうのでありました。
概して彫刻やる人は長命の人が多いように感じてしまったのでした。
平櫛田中が100歳になったとき30年分の木材を買ったのは有名です。

90才の自身像。良いなぁ!
アンパンマンが年とるとこんな感じだろうかなぁとか思う。

恵比寿像、持ってる鯛がぷっくりしてかわいい。鯛焼きみたい!

千手観音。仏像とは言えどれも顔は丸くて扁平団子鼻。
庶民的雰囲気の仏像ばかり。
切れるような鋭く尖った円空さんの仏像(これはこれで
良いんだけれど)とは反対にほのぼの系の作風なのでした。

ついでに行ったこと無かったので身延山久遠寺にも行ってきた。
振り向けば三門から本堂へと続く287段涅槃の石段。ふ~!って
ホントは裏の駐車場からエレベーターで昇ったのでした。

以前にも展覧会で木喰見てます。

コメント (24)
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プラハの人形

2018年10月08日 | イラスト

下に追加写真有ります!

やっと秋めいてきたかと思えば突然30度を超えたり。
今年の秋の天気も油断ならんのであります。
しかし空き地のセイタカアワダチソウの群落では
やかましいくらい虫が鳴いてもう秋だったね~!
状態なのでありました。

そんな秋なのでプラハで買った人形なんぞを眺めながら
たまにはゲージツの秋をしてみたりしてるのであります。
しかし人形というものはそれ自体でもうゲージツなので
それを絵にするっちゅうのもなんか無駄のような気もして……。

でこちらも上のマリオネットと一緒に買ったもの
「マジョ-!マジョー!」とお店のお姉さんが叫ぶので
何だろうと思って見たらこの人形で思わず買ったのでありました。

マジョーと目玉おやじの2ショット!

コメント (14)
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