秋の野の尾花が末(うれ)を押しなべて
来(こ)しくも著(しる)く逢へる君かも
阿倍朝臣蟲麻呂 万葉集 第八巻1577
秋の野原に咲いているススキの穂先を
押し倒して来た甲斐あって
あなたにお逢いできました
昨日今日のお天気はもう秋なのですが…
残残残暑が又々ぶり返すのでしょうか
そろそろ台風も本格的に来るのでしょうか?
というわけで秋の夜長万葉集でも開いて(嘘ですが)
阿倍朝臣蟲麻呂さんの秋の唄を捜し出してみた訳です
蟲麻呂……なんかスゴくないですかこの名前。
さかなくん、カマキリ先生の上をいくでしょうか?
そんなことで私はというと
法隆寺経所印を真似して彫ってみました。
上部には左右唐草的な模様があったのですが
失敗したので削り取りました。
空いたところに章魚印と鯛印を押してみました。
迦楼羅王のガラス絵の額を塗りました。
チョット古びた感じに………?