’88年に購入して以来18年間、故障知らずで働いてきたサンスイのプリメインアンプ「AU-α607i」だが、突然、全く音が出なくなってしまった。
なぜか、保護回路が働きっぱなしになってしまったのだ。スピーカーのコードの配線も確認してみたが、そこには問題は無く、ホコリのせいかとも思い、掃除もしてみたのだが全くダメだった。
山水電気に問い合わせてみたところ、修理費は数千円~4万円ほどになるが、幾らになるかはモノを見てみない限り判らないとのこと。
音楽ソースがCDやMDのみならば、今時流行らない「フルサイズ・コンポ」をあきらめて、「ミニコンポ」に切り替えるという手もあるかもしれないが、我が家には(普段聴いているかどうかは別にして)貴重なアナログレコードが多数現存している。やはり、「PHONO端子」のついたプリメインアンプは必需品なのだ。
で、現状ではこのフルサイズ(幅43cm前後)のプリメインアンプは、たとえ中古であっても、4万円以下で手に入れるのは非常に困難な状況である。近所の中古オーディオを扱っている店に行っても、この手のモノで売られているのは10万円以上の、非常にハイエンドなオーディオ機器のみ・・・そんなワケで、このアンプを修理するしか道はなさそうだ。この出費は痛い。しかも、冬のボーナスしかアテにできる資金は無い。
プリメインアンプがアウトだと、CDも、もちろん聴くことが出来ない。で、現在の私は、CDを「MOMITSU」という怪しげなメーカー(日本製)の再生専用DVDプレーヤー(実売価格5千円程度)で、テレビのスピーカーから聴いている状態だ。いやあ、その音質といったら、まことに貧弱なことおびただしい。だが、12月までは、これで我慢の子なのだ。